お祝いコンサート 安来節 後半１２

お祝いコンサート　安来節　後半１２



　島根名物　　安来節　　赤田鶴子先生のお箱の名曲でございます　先生の安来節は、おもちのように粘りと奥深い味があって私は大好きです




私が何回か聞いていた赤田鶴子先生のこの安来節は、だいたい三味線と唄だけでしたが　今回、豪華に鼓の先生までご協力戴けましてね　　なんとも素晴らしく聞き応えの高い安来節の仕上がりとなりました　　先生方、誠にありがとうございました。





鼓の先生は、隠岐しげさ節全国大会で唄の部門で日本一に　　そして三味線の先生は、隠岐しげさ節全国大会で三味線の部門で日本一に　輝かれているのです　　まさに私が夢観る雲の遥か上の先生方です　本当に素晴らしい伴奏と唄、誠にありがとうございました　




和楽民謡ファンの皆様、こんばんは　　いよいよ後半もラストの曲となりました　いやー　２５演目　こんなに素晴らしいレパートリーが並ぶ民謡コンサートを開けたという事実は、私にとって・・





今でも夢のような素晴らしい　手作りのコンサートでございました　今回のコンサートでプロにお願いをしたのは　　隠岐の先生方　と　音響の　金川氏だけでした




あとは、照明係り、舞台スタッフ、駐車場整備員、司会、受付嬢などなど・・　　ほとんど全てに渡って私達、が手作りで協力し行った特別な温かみのある　コンサートでした




仕出しのお弁当（１０５０円）にミネラルウォーター（７０円）を付け、更に出演者全員分のローヤルゼリー入り栄養ドリンク（２６０円）、完熟トマトゼリー（１３０円）も出演者の皆様から好評でした（私が忙しくて　全員に伝えることができていなかったので食べられなかった方々・・　すみませんでした）





この仕出しのお弁当は、照明係りを無料で引き受けてくれた私の唯一の友人（地元の仕出し屋さん）が朝早くから作ってくれたお弁当でした　　そのお弁当が大変美味しかった　と松江のこばさんと隠岐の夢先生が褒めてくださりまして





私は本当に嬉しかった　　美味しいとか、良かったことなどは相手に伝えるということの素晴らしさを学びました　実は仕出し屋さんにお金を先払いした時に、その友人のお父様（友人と共に朝早くからお弁当を作ってくれたお父様です）に私は述べたのです・・





「今回の民謡お祝いコンサートは私の命を賭けております」　「この仕出し弁当が出演者の大切なエネルギーとやる気となりますので、どうか宜しくお願い致します」と私は頭を深く深く下げたのでした。





そのお弁当の味ときたら・・　　私はコンサートを行っている間の中で・・　　あまりの忙しさに食べる元気が余りなく　　三分の一しか腹に入らなかった
あとは終わって食べるしかない　　正直、味は感じなかった・・





それだけお弁当の味を確かめる余裕などなかったんです　　むしろ無理やり飲み込んでゆけば吐く可能性を考えたゆうさんは・・　　食べるのを止めた




そして・・　コンサートをやっと終え・・　私だけが後片付けに残った時に・・　　そのお弁当の残りを食べてみたら　　それが美味しいのなんのって
責任の重さで美味しさもわからなくなってたんだ





そう気がつきましたよ　　本当に美味しい残ったお弁当　　仕出しを作ってくれた友人親子に心から私は感謝をしました　　こんなに美味しいお弁当を作ってくれて本当にありがとう




８年後も是非とも宜しくお願い致します　　　今度は１５００円に上げたい　　もっともっと床屋を頑張ってお弁当代を貯めておきたい　　それで出演者様が喜んでくれるなら安いもんですよ　←　これが江田島の大馬鹿野郎




こんなことをここに書いたら先生方に怒られるかもしれないですが・・　　書かせていただきますが　　僕は８年後のコンサートは、観覧者様が何人でも関係ないと個人的には考えているのです














本当に民謡が好きで興味があって
真剣に観てくださる方だけに来ていただきたい






例え・・　　それが一人だけだっていいんです（自分の心の中の叫び）　逆に少なければ少ないほど　　僕はその人達のために全てを表現し伝えたいんです




埋まらない席の分のチケットは私が全て購入できるようにお金を８年架けて　貯金します　今のところ母親だけは来てくれることになっております　　２５００円を払ってでも観たいと思ってくれるファンの方に今度は来て戴くコンサートを目指します




その為には、８年間、それのレベルに似合うように私が民謡を頑張って練習して魅力を付けてゆけなくてはなりません　　こんなことを言ったら・・　　大馬鹿丸出しでございますが・・




この度のコンサートをもし私がチケットを購入して観に行くとして・・　　その額を見終わった時に見合った額を払えるシステムだとしたならば　　私は５０００円払いたい　　少なくても私にはそれだけの価値は充分にありました（私だけかもですが・・）





民謡という世界はとても深いです　　私は最近、民謡仲間のお陰で全国のさまざまな民謡大会の映像を観ることができております　　それは私が観ることのないはずの映像です




なんて素晴らしい　　日本の中にこんなにたくさんの民謡全国大会があり・・　そして、私の全く知らない方達ばかりがしのぎを削り、その大会に掛けている　　それを観た時・・　　自分が井戸の中の蛙であることを知った




全国の中には素晴らしい民謡人が５万といるのでございます　　　私はこの日本の中に生きている限り　　その民謡人と出会える可能性があるのです　　その為にはまず靴をはくこと





そして勇気を出してお金を使い　　全国の好きな民謡唄の全国大会に赴いて　　大会に出場し　　同じ志を持つ競技仲間の一生懸命な美しさを観て学ぶことでございます





８年後、そういった中で出会い、私に賛同してくださる心が宝石のように美しい民謡人をゲストとして広島に呼びたいのでございます　もちろん出演料などは払う余裕はございません





けれども交通費はなんとか作りたい　　心の優れた理解ある民謡人であればきっと協力してくれることだと私は考えるのでございます　　本日もご視聴、ご拝読、誠にありがとうございました







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