お祝いコンサート 江差追分 後半１１

お祝いコンサート　江差追分　後半１１




皆様こんばんは　いよいよあと２曲だけとなりましたよ　今夜は民謡の王様　北海道民謡より　江差追分　です




唄　濱中先生　ソイ掛け　夢先生　尺八　久森先生　三味線　前田先生です　ここ広島県では、北海道民謡を唄える方は少なく・・　　特にこの江差追分は息が長く節回しも難しいことで有名でございます




濱中先生の味深い粘りがいいですね～　　それにソイ掛けの夢先生の美しく伸びのあるお声が色彩を豊に色付けしてくださっておりますし・・　　尺八とのコラボレーションも素晴らしかったです




この唄の全国大会には、私の和楽の会からもお一人毎年出場され　いつの日にかの日本一を目指し日々練習に取り組んでございます
素晴らしいことですよね





夢があるって・・　人間は夢を持たないと輝きが少ないのです　夢は人を大きく成長に導きます　目標を持つということは大変素晴らしいことでございます





今日、嬉しいことが一つありました。　　民謡仲間から送っていただいた全国大会のビデオをお店で観ていたところ　　　なにやら・・　　お店の外で中学生の女の子２人組さん達が立ち止っていて





何かを観ているのです　　お店の中の何かを　　そして私は声を掛けてみましたよ　「あなた達は何を観てるんだい」　そしたら・・






「唄が聞こえてきたから観ていたんです」





それに「お着物も綺麗だし・・」　ゆうさん「あっ　そうかい」　「それじゃー　お二人さん中に入って観てみなさいよ」　そして音戸や隠岐しげさ節などの画像を見せてあげた




都会だったなら・・　　唄が習いたければ・・　　どこにでも民謡教室がある
でも　　ここ江田島では、あるにはあるのだが・・　　安来節の教室ぐらいしかない。





安来節は、私にとって余りにも難易度が高いし、会に属していない人は競技には出場はできない（江差追分も同じ）・・　　私は会には入らないため、音戸の舟唄　隠岐しげさ節　西条酒造り唄　下津井節　貝殻節　菅笠節などの大会にしか出場が出来ないのです。





お店の中に椅子を２つ置き・・　　民謡大会の優勝者の唄などを見せてあげた　　もしかしたら・・　　この娘さん達の運命に民謡の灯りを点すことになるのかもしれないと思った




私にとって・・　　民謡の舞台というところは・・　　男性も女性も・・　最も自分を表現でき輝けるところだと思っているのです




私は民謡を始めるのがあまりにも遅かった　　だけれども・・　　この娘さん達には、少しでも灯りを点してやりたかった　　僕は、民謡を行うと人間が磨かれて美しい女性に成長できる素晴らしい趣味なのだと説明をした




そして　また観たいと思った時には、お店に寄りなさいといい残した　　ちなみに　ゆうさん三味線はどうしたのかと聞かれると・・　　ちゃんと、隠岐しげさ節を弾き唄いました




でも彼女達の反応はあまりなかった　　まぁ私の中級なりたてくらいのレベルじゃー歯が立たないですよね　　そして・・　「三味線には興味ないの」って聞いてみたら・・





「ないです」　　ってハッキリと答えてくださった　




ただ、最近思うに・・　　唄と三味線て通じるものがあるんだなって思えるようになった　　三味線が弾けるようになったら・・　　唄も覚えやすいのだ　　特に間の取り方が楽です（三味線で先に覚えるから）




民謡というのは、できるならば・・　　三味線を先に覚えて・・　　好きな音の高さに調弦を行って弾いてみて・・　　それに合わせて唄を練習していけば・・　　とても学べるんですね～



三味線を覚えて本当に良かった　　民謡を行うならば・・　　できれば三味線から入るのが良いかもしれません。　　ただ、三味線は高価なものですので・・　　まずは唄から入って・・　　好きになったら三味線に入るという順序が良いかもです。





自分も独学ではありますが　　それでも習いたいという人がこの先、現われればきっと教えてあげたいと思うと思います。　　ただ今の段階では、そこまではいってはないですね




最低でも隠岐しげさ節で三味線上級クラスに入らないと無理です。　　唄も上級ですね。
音戸なら日本一です。　　このどれかが万が一達成されたならば・・　　民謡を人に教えても恥ずかしくはないと私は考えます。




本日もご視聴　ご拝読　誠にありがとうございました　








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