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正直な気持ち

2012-03-09 16:30:35 | 日記
僕はしげさ節が大好きです。 がしかし、今日初めて心の内を明けますが・・ 実は難しくて、あまり進んで練習する気にならないのです

聞くのは簡単であります がしかし、この唄には地元特有のスパイスが隠れていて・・ その独特のリズムを掴んでいないと、ダラダナしげさ節になってしまうのです

つまり、引き締まりのない しげさ節であります 私のしげさ節はまさに その 引き締まりのない ダラダラしげさなんです

最近、民謡を学んでるからこそ、それがよく理解できるようになってきました東京に行った時には、隠岐独特のリズムで唄われる競技者は少なく、そういった意識もあまりなくても、唄になっていれば良いと感じられるのですが・・

本土は違います。 あのシンコペーションのリズムをしげさ節の歌詞で唄い上げる。 それを地元の競技者は、うまいとかへたとかじゃなく、どうも体が覚えているというか・・ 僕らとは全く違うんです。 何かが違う。

その違いが最近になって痛切に感じられるようになってきました。 自分のしげさ節と思ってた唄が崩れたのです ここからです戦いは・・ 私は仲間から聞かれました・・ どのような練習方法を行っているのかと・・

僕は答えられなかった。 それは自分でもどうやっていいのかわからないからです。ただただ、隠岐から送っていただいた地元の人のしげさ節を聞く毎日です。 何がどう違うのか

一番感じたことは、隠岐の人が唄うしげさ節を聞くと・・ 体が踊り出したくなるリズムであるということ ← 隠岐独特のリズム・・ 僕はシンコペーションと呼んでいる。

このリズムをうまく取り入れることができるようになれば・・ 唄が生きてきます それはわかっている。 でも実行はほど遠いです。 東北に慰問に行きたい夢はあります。

けれども、しげさ節といえる唄が唄えるようになるまでは無理です。 今の自分のレベルでは、心の癒しになどならない しげさ節・・ これは私にとって永遠のテーマなのかもしれません。










民謡で人の心を癒したい でもそれは自分を癒したいのと同じなのかもしれません 


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10 コメント

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独特なリズム (千芽々)
2012-03-09 20:18:10
こんばんは。
民謡の面白さはその土地ごとの独特なリズムや言葉のイントネーションにありますが、しげさ節はその最たるもの。非常に独特で難しいです。
隠岐に引っ越して年中あのリズムで誰かとセッションしていれば出来るようになるかも(笑)
でも、大会に頻繁に出場して常連になる事も審査に影響するでしょうから諦めない事が大事だと思いますよ。
東京のしげさ節大会は「隠岐の島」の存在を多くの方に知らせるという役割もあるので「しげさ節」の唄い方に対しては本土に比べてかなりゆるいと思います。なので、皆さんとても自由に、楽しそうに唄っていらっしゃる。そう思いませんか?
どんな大会にもメリット・デメリットが大きくあって難しいと感じています。
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千芽々さんへ (ゆうさん)
2012-03-09 22:00:47
千芽々さん、コメントありがとうございます。 千芽々さん、僕は正直、東京大会をなめていたんです ですからもし行かなかったとしたら・・ その思いだけで終わっていたと思います。

だから東京大会に出場、思い切ってしてとても良かった 本当に輝かしく素晴らしいコンクールでした。

仲間に映像を送ってあげたら・・ 自分も出場してみたいと楽しみにしてるようです。 これは提案、遠方から出場することになる競技者からの提案なのですが・・

もしできましたら、三味線の受付時間を遠方の競技者に少々配慮していただきまして、2組にしてもらえれば・・ 余裕を持って参加できます。

と申しますのは、私も仲間も深夜バスで新宿を目指しまして→池袋→会場という方法を探っているのですが、現状ですとギリギリです。 もし高速深夜バスでも参加可能ということになりますと、遠方より参加者が増えると考えます。

これは私だけの意見ではありますが・・ 前日に宿泊すれば完璧なのですが・・ バスでも間に合うとなれば、私達は助かります。 仲間は唄だけの出場らしいので、バスでも大丈夫なのですがね

千芽々さん、東京の方達はみんなやさしかったですし素敵な方達ばかりでしたよ お父様の偉大さが理解できました ほんの一部ではありますが・・ それに千芽々さんの裏方の努力の賜物であると思いました。

誠にありがとうございました また機会ございましたら、どうぞ宜しくお願い致します。
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理屈抜きに… (MAKI)
2012-03-09 22:04:24
MAKI、歌のコトもまだまだ良く分かってませんが、MAKIのお教室の先生はね。とにかく繰り返し、繰り返し歌い込みなさい!って姉弟子サン達に言ってました(^O^)上達に近道ナシですね(^o^)/
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MAKIさんへ (ゆうさん)
2012-03-10 15:52:21
MAKIさんコメントありがとう。なるほど。上達に近道などないか。全くですね。

唄というのは不思議で間違った唄い方をして唄うと気持ちが悪くなってしまうのですよ

だから唄い込むことさえ難しいのです。 でも逆に言うと解明が難しいから人は挑もうとするし、人にマネがしにくいから、しげさ節はすごい唄であるということだと思います。

はっきり言わせてもらいますが・・ しげさ節を隠岐の味を出して唄えるプロなんてめったにいませんから それだけ奥の深い唄なのです。

それでもね、なんとか8割でいいので、自分の中で納得できる、しげさ節を唄えるようになりたい それが今の僕の夢なのです。

それができれば結果も後からついてくると思いますから
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逆に (MAKI)
2012-03-10 16:56:25
少しずつ、歌い込めてきたから…その気持ち悪さに気づいてきたのかもですね!(b^ー°)
MAKIはそう思います(*^o^*)
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MAKIさんへ (ゆうさん)
2012-03-10 20:59:50
MAKIさんありがとう! そうかもしれませんね。 歌詞は小さくわけますと・・

1. 隠岐は 絵の島 花の島 磯にゃ 波の 花咲く 里にゃ 人情の 花が 咲く。

こちらの10個に分けられます。 これら1つ 1つに美しく自然な節回しを付け、しかも上手に繋ぐ必要があります。

しかも、それぞれに言葉初めの始まりをわざと遅らせたり、やや早めに入ったり隠岐の島、独特のリズムがありまして・・

その一つ一つが押し引きするように、まるでパズルを合わせるようにうまく繋がっているのです。

長く伸ばすところ 短くまとめるところ 基本的にはシンコペーションリズムになっていて、その踊りたくなるリズムをいかに正確な発音、正しい音程で合わせて表現してゆけるか!?

その辺りにかかってきます。 でも、初級の頃は、そんなことさえわかっていませんでした。
中級に上がり、何度も自分のヘタなしげさ節を聞きわかりました。

もうこのクラスでは勢いだけでは勝てません。笑われもしません。 ただ、しげさ節になっていなければ・・ 生涯上には上がれない世界でございます。

もしも、我流のこの僕が上に行くことがあったとしたら・・ それは奇跡です。 夢は見てみますね。
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大丈夫ですよ♪ (かをりん)
2012-03-10 22:02:13
ゆうさん、自分のしげさ節が隠岐の地元の唄い方と何かちがう・・それが分かっておられたら大丈夫◎
MAKIさんの言われるとおり、唄いこんで行くうちに一つずつ課題がクリアできてくると思いますよ (^ ^)

スランプに陥った時は、ひとまずその唄の練習は置いておくのもいいですよ(笑)
時間が経って改めて聴くと、もやがかかっていた不明瞭な部分が急に パッと霧が晴れたかのように理解出来たりするんですよ、不思議と・・
かをりんは、これを「シナプスが繋がった瞬間」と呼んでいますが

かをりんも、しげさ節の練習には泣かされっぱなしです (+_+)

理屈は分かるのですが、県外の人間が分かったかのように唄うとまぬけな唄になっちゃいますよね・・

ゆうさんの言われるように早く出たり遅く出たりと遊び心たっぷりの民謡ですが、ただ一つ注意しないといけないのは、どんなに前半中盤で遊んでも しりはお三味線のツボとキチッと合わないといけないと感じます。

たぶん、ゆうさんが気持ち悪く感じるのはそこなのでは!?

東京大会の中級でたぶん優勝されたあの青い着物の女性の唄を聴いてみても、しりが全部綺麗にお三味線のツボと合っていて、聴いててスカッとしました (^o^)

かをりんが思うに、中級はまだ味とかは求められなくて基本に忠実であることが求められるのでは?

ゆうさんは三味線の部の練習もあるから大変ですよね(汗)

お互い焦らず、ゆっくりとしげさ節を勉強して行きましょうねっ
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Unknown (夏生)
2012-03-11 09:53:11
ゆうさんにとって、しげさ節は生活の一部、身体に染み込んでてなくてはならないもの。だから、少し、しげさから離れなよ、と言っても、無理だよね。
いっぱい悩んで人は成長するもの。
壁に突き当たる、って事は、ちゃんと前進してたからでしょ。焦らなくて大丈夫だよ。と、自分にも言い聞かせるあたし。
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かをりんさんへ (ゆうさん)
2012-03-11 16:04:03
かをりんさんありがとね。 少しだけ、しげさ節を忘れて街を散歩でもしてみようと思いますよ。

東京大会では、クラス分けはなく、人数が多いので組で分かれます。

あの青い方は、隠岐の唄い方に近く、恐らく隠岐の先生に指導を受けているような唄い方でした。

もうすぐ優勝は近いと感じましたよ素晴らしかったです。 同じ5組だったんですよ。 同組2位の方も素晴らしいお声でしたから・・

かをりんさん、東京大会では優勝を狙ってくださいませね!! あなたのレベルだったら可能性はありますよ

なんといってもねー 東京は点数をつけてくれるのが最大の魅力なのです かをりんさん、420点が優勝ラインになります。
あなただったら、リズムさえ乗れればいけると思う。

でも、本気で優勝狙うなら・・ 飛行機で行く必要もございます 高速バスでは狙えません 今年は試しで行き、来年狙うのも良いかと思いますよ
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夏生さんへ (ゆうさん)
2012-03-11 16:07:54
はい、離れてみますねっ でも秋田小原節は毎日弾いておりますよー

今、最もスローなスピードで練習しておりますが・・ 普通のスピードに合わせようと思ったら全くダメだった

早すぎます 津軽は難しいですよ でもチャレンジしがいはあります いつか全国慰問目指して頑張りますー
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