和楽の会民謡(唄、三味線、尺八、太鼓、箏 etc..)

インターネットで民謡好きならどなたでも ネット民謡の会(和楽の会)情報交換、大会応援、交流会などを楽しみましょう♪

私の民謡に対する源

2012-01-14 16:59:06 | クリスマスイルミネーション
私は今までの41年間の人生を振り返ってみまして・・

正直、人間関係も持たなかったし、友人はほとんど持たなかったし、もちろん

人とのお付き合いもあまりありませんでしたので自由ではありましたが孤独でも

ございました  人生が変ろうとするきっかけは民謡との出会いだった

のです。 音戸の舟唄の全国大会に挑むようになって人生で初の友人ができました。

私は、人間関係が薄かったために30~40の10年間、誰も悩みを聞いてくれる

友人などおりませんでした。



ただただ、母にうっぷんを漏らすしかなかった・・ けれど母は私の肩を持つこと

ができない立場であったため、私は狂っていったのでした。 うつになったと思い

ます、その時代・・ 生きることに疲れておりました。 亡くなった大好きな父親

に会いたい話をしたいなどと考えたものでした。 けれども、そんな最悪な自分を

救ってくれたのは、父の厳しくも愛が秘められた教育だったのです。



私の父は、私のことを愛してくれておりました。 そのため、私が大人になって

路頭に迷った時に我慢して耐えて切り抜けられるようにと私に試練を与えたので

した。 それは、小学5年生から始めた野球でした。 小学時代はソフトボール

中学時代は軟式野球、高校時代は硬式野球で甲子園を目指しました。



僕は思春期の中学時代に父に初めて逆らおうと決心しました・・ それは高校

入学の前の春のことでした。 食事中のことです。 「父さん、僕は音楽を

やりたいから野球部には入らないよ」すると父はこう言いました。

 「お前、わかっとるんじゃろーのー 野球部に入らんかったら、足の骨、

ヘシ折るどー!!」 私の心は一変!! 「はい 野球部に入ります!!」

と、観念致しました!!



そりゃその時には父は鬼だと思ったもんです!! 今、読んでくださっている

皆さまも大半の方は青鬼だと思っていらっしゃるでしょう。 でも、今の僕は

その父に涙が出るほどに感謝しているのです!! あの時の父にはわかって

いたんです。 僕が社会に出て苦労をすることくらい・・ だから、それに

絶える力を養わせるためにあえて厳しい環境に僕を入れる必要があったの

です。



高校野球部には当時、日本体育大学からプロにスカウトされたすご腕の監督が

新任してきたのでした。 その監督になってからというもの毎日が地獄の特訓

だったのです。 晴れの練習よりも、雨が降ってグラウンドが使用できない日

の方が辛いメニューでした。 私は一日、一日と耐えながら野球人生を全う

できたのでした。



あの試練がもしなかったら・・ それを今、想像致しますと・・ 僕は自分に

負けて自殺していたかもしれません。 僕は弱い人間なんです元々・・ 

ケンカも弱いです。 そんな弱い僕に厳しい環境をくぐらせた亡き父は最高の

父親です僕にとって・・ そして10年前亡くなった父の1年後に亡くなった

祖母・・ このおばあちゃんはすごいです!!



私は、父が亡くなる時も祖母が亡くなる時にも、我が家でずっと看病をしまし

た。 父は約2ヶ月、祖母は1ヶ月・・ 特に祖母の最後の1週間は、隣り

に眠り、つきっきりの看病をしたのでした。 祖母は亡くなるまで・・

一言も「辛い、痛い」など言わなかった。 ただただトイレをさせたり、

お水を飲ませてあげると「ありがとう」とだけ言って天国へと行きました。



私にはそんな誇れる先祖がいます。 実はこのことが今の民謡に芽となり

私の心の中に生きているのです。 父を亡くした悲しみ、父から受けた愛

、祖母を亡くした寂しさ、祖母とあえないせつなさ・・ その全てが私の

民謡を取り組む力の支えとなっているのであります。



私は、いつの日か羽ばたきます。 父や祖母の心を受け継いで・・

107名の愛するファンの皆様の心も受け継いで・・

どうか見守ってくださいませ。 私の行く末を・・

民謡・・ それは心を救う女神・・ 人と人を繋ぐ奇跡の伝統

日本の宝 平和の種だと信じております

ご拝読、誠にありがとうございました 






人気ブログランキングへ ポチッと しげさ節に一票お願いします 

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 2012 1/10 隠岐しげさ節 ... | トップ | 2012 1/15  この獅子くん... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

クリスマスイルミネーション」カテゴリの最新記事