私の心の大先生

私には心の大先生がいます。　大先生との出会いは、今から約３年半くらいまえ・・　音戸の舟唄全国大会でのこと・・　先生は僕にはきっと気づかれてはおりませんが・・　いや・・　もしかしたら・・　気がついていたかもしれないなぁ・・　先生はなんでも・・　イケメンが好きだからと周りに漏らしていたからなぁ～

もしかしたら・・　僕が先生を見たその日から見たことはあるわね・・　くらいでご存知だったかも！？・・　僕が先生を知ったのは・・　先生が観覧席でお着物をビシッと着られキシッと背筋を伸ばされ座っていたのがとても印象的でしてもうね・・　違うのよ　先生のオーラが

（だんだん言葉が先生の言い方になって参りましたが・・　どうかご拝読の皆さまお許しくださいませ～）　なんかね・・　大物は・・　座ってるだけで貫禄があるの・・違うのよ～　僕が先生を初めて見た時の感想なのですが・・　初めて見た時から先生は別格でありました！！

先生であることすら全く知りませんでしたし・・　まさか過去に武道館で日本一に輝いた経歴の持ち主なんぞ知る由もございませんでした・・　知らぬが仏と申しますが・・　本当ですよね～　僕は全くそんなことすら知らないまま・・　音戸の舟唄に毎年出場し、井戸の中の蛙は大海に出よう出ようとがんばっていたのでした。

それから２年が過ぎ・・　大先生のことも全く知らない間に・・　僕は隠岐のしげさ節全国大会に出場することとなり・・　そこで　あの大先生がなんと僕の観ている目の前でー

上級の唄の部　に出場されていたのでした　私はすぐにパンフレットを見て確認しましたが・・　確かに広島県でした　私はまるで自分が舞台に立っているかのような緊張感に襲われました

広島県を代表して大先生がしげさ節の舞台に立っている　私は心の中で声援を送りました　まだ話したこともない大先生に・・　他の上級クラスの選手達は・・　それはそれは強豪ばかりでした　大阪、千葉、栃木、島根、隠岐の島の地元勢・・　私はもう誰が優勝するなんて全く予想も付かない大激戦で



なななんと　ー　先生が日本一に　



私は後から話かけたこともない先生の下に駆け寄り・・　お祝いの言葉を述べたのでした・・　そしたら先生が「ありがとね～」と喜んでくださり・・　私に一枚の名詞を渡してくれたのが正式な出会いの一歩でありました。
それから先生とは、時々民謡での交流があり・・　今日に至っております。

先生は・・　僕に・・　「あなたが優勝するまで観にいってあげるから・・　一生懸命がんばりなさいよー！」と笑顔で言ってくれます。　なんてやさしい先生なのでしょうか・・　私は先生の弟子に入ったわけでもなんでもないのですが・・　まるで弟子の一人のように愛情をかけてくださいます。


でもお弟子さん達と明らかに違うのは・・　私にはやさしさだけでお付き合いしてくれるのですが・・　本物のお弟子さんには・・　アメだけじゃなくムチもあるみたいです（それが本物の師匠と弟子の関係ですよね～）　ですから僕は怒ってくれる人がいないから・・　自分自身で努力する道一本でございます


これからもどうか・・　未熟な私ではございますが・・　みなさま宜しくお願い致します　ご拝読誠に嬉しく、毎度ありがとうございます