はさみ屋のブログ

理・美容師の使うカットシザーのメンテナンス・アドバイザー(研ぎ・調整・販売)

急変する地球

2007年01月18日 | Weblog

大地震頻発と火山活動期は同時進行する

 地震震源マップと火山地帯マップを比較すると分かりますが、両方はおおよそ一致
しています。 火山地帯ではない所にも、大地震は発生しますが、大地震が発生する
場所は大概火山地帯か、大体その付近周辺です。 

このことは何を意味するのかというと、大地震とは火山活動が原因となって発生する
ものであると、まず捉えることが可能です。 これはひとえに、地震活動期の始まり
と火山活動期の始まりは一つ、と見なすことが出来、取りもなおさず、大地震とは
火山活動におけるマグマの働き、種々の自然化学反応によるガスの発生と
その膨張による爆発を起因としていることに他なりません。

'直下型地震と呼ばれている大地震のその殆どは、地下深部における火山ガス爆発が
原因なのであり、その爆発によって地震が発生し、断層が生じるのです。
単に断層が動くだけでは大地震に至ることは無く、体に感じないか小さな地震で
終わると思われます。 地下深部におけるガス爆発が、新たな断層を発生させ、既成
の断層は亀裂を深めたり、或いは岩盤を崩壊させたりするのです。

岩石は崩壊する直前に電磁波を放ち、これはピエゾ効果と呼ばれています。
ガスが膨張していくに従って岩盤には次第に緊張が生じてきます。
そして、ガスが爆発する直前に、岩盤は電磁波を発するのです。

ガス爆発による地殻の膨張と崩壊が、無数の群発地震を発生させています。
火山の噴火とは、上昇するマグマやガスが、爆発による噴出で地表にまで突き抜けた
ものです。 ですから地表に解放されることなく、地下深部にとどまった爆発はまだ
エネルギーを残しており、火山脈と通じた際、火山噴火としてひとつの終息を迎える
のです。 コアが半永久的に活動を続ける以上、内部からは絶えずエネルギーが
放たれます。 ただ現在は、コアの活動が通常よりレベルアップしている為に、放出
されるエネルギーの量も回数もはるかに多く、それは絶えずガス爆発を引き起こし
火山活動を盛んにし、大地震や火山噴火を世界中に頻発させているのです。

日本列島のM4以上の地震震源マップが読者の手元にあったら、ご覧になってみてくだ
さい。 その震源地点をガス爆発の地点と捉えた場合、日本列島の地下にはマグマや
ガスの通路が、白蟻の巣のようにはい循っている様子を想像することが出来るでしょう。
それが現実だというのが筆者の考えです。 地震波測定ではそれらを探知することが
出来ません。地殻内への海洋プレートの沈み込みによる摩擦熱がマグマを発生させ
それが火山噴火を引き起こすという考え方が一般的のようですが、それは誤りという
べきです。 プレートの摩擦熱だけでは巨大噴火を発生させるにはエネルギー不足と
思えますし、実際には発生しないと思われます。 コア周辺の地下深部では、絶えず
無限にガスが発生しており、それが膨張し続けた結果大地震を引き起こしつつ巨大
噴火へと至るのであり、亜硫酸ガスや硫化水素ガスを放出し続けるのです。

それらのガスは地殻周辺では作られないでしょうし、温泉に硫黄が沈殿するのは
火山脈がコア内部と通じていると考えるべきなのです。 温泉の中に白濁を生じる
シリカはマントル物質であり、硫黄や鉄分と一緒に溶け込んでいます。

噴火の火山灰から生じる粘土は、マントル物質である珪酸塩の一部の珪素が内部の
化学反応によってアルミニウムに置き換わったものです。 P波トモグラフィによる
マントル速度異常断面図によれば、日本列島の地下は地殻の浅い所が温度が異常に
高く、マントル層に下ると温度が低下しているかのように見受けられますが、だから
といって日本列島の地下に横たわっているのは浅い所のマグマ溜りだけであって
コアにまで通じてはいないと考えるのは早計でしょう。

地震波はコアからの微細な通路まではキャッチしないのです。 それは爆発によって
閉じたり通じたりしているのです。 平成7年の阪神大震災の時は、大きな揺れが3回
あつたと伝えられていますが・2回目・3回目共、それぞれ震源の位置が上昇していま
す。 爆発の位置がその都度上昇した為だと思えますが、水平方向にも位置が
変わっているのは、ガスが東西南北に広がりつつ上昇することによって、新たな
爆発箇所を確保するからでしょう。

 http://www5b.biglobe.ne.jp/~nshzwtc/sub-p2.htm   急変する地球より抜粋


最新の画像もっと見る

コメントを投稿