はさみ屋のブログ

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質と格の違い

2006年04月26日 | Weblog

 性質は遺伝による要素が高い。体質を考えれば良く解ることだね。案外。
それに比較して 性格は後天的による原因・因子に左右される。
つまり環境と経過時間で育てるものだからだね。

体質は親からの遺伝による引き継ぎだが・・・ 体格はその後の育ち方なのだ。
デブの親から生まれても・・・ 自分で管理すれば 決して太らない。
ただ 人よりは太りやすいだけの体質と考えれば判るよね。

んでっ 性質は親からでも・・・ 性格は自分で育てる事が出来る。
性格は本人の自覚が有れば・・・ 変えられるモノ。

二十歳前ならタテの方向の体格も変えられる可能性は有る。
性格も人格も品格も・・・ 自分の望む方向へ導き続ければ変えられる筈。
つまり、「格」と付く物は後から形成できる物って事なんだよね。

工業製品は品質(クオリティ)の良し悪しを形にしていく前段階に
必ず 最低は 守らなければ そのまま売値に反映する 規格と云うモノも
存在している。 安物はコストを追求していく段階で規格の
網の目を粗くせざるを得ないのだ。

また 逆に高級なモノは当然 その妥協点を高くに置く必要も含まれている。

これはあくまで需要と供給が正常の場合の本質であって・・・
流通経路で別な付加によって価格操作による嘘が生まれることは含まない。

デフレ国家として物余りを価格破壊と云われる手段で取り繕っても・・・
所詮 限界が来る。 グローバル経済として規格や品質を
大きく捉えることが出来れば・・・

日本の工業製品はインフレ時の半値でも高すぎる価格なので
同じ価格を維持する為には、少なくても品質を生み出す元になる
規格のレベルを倍にしなくては駄目なのではと思う。

それなのに・・・古き良き時代を引きずっている工業製品のなんと多い事か?

デフレだからこそ品質にこだわり・・・価格を抑えなくては物は売れない。
逆に品質(クオリティ)のコンセプトが規格以上に遙かに高ければ・・・
値段が高くても物は売れるのだ。
デフレの時こそ市場は欲しい物を探す人達にしてみれば
「がら空き」だと思う程にね。


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