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差知恵の末路。

2006年10月06日 | Weblog

興毅また“疑惑”…全治1カ月のはずが運動会参加
ユーチューブに疑惑映像

大けが直後に激しい運動は厳禁ですよ、亀田さん

 スパーリングでの全治1カ月の大けがを理由に、今月18日の初防衛戦の延期を
決めたWBAライトフライ級王者、亀田興毅(19)=協栄ジム=が、大けがの
2日後、運動会での綱引きに参加したり、カラオケに興じていたことが5日発覚した。

重傷と診断されていた興毅だが、「疑惑の判定」という汚名を払拭(ふっしょく)
するために決めた再戦の延期理由にも、“疑惑”が急浮上してきた。

先月29日のスパーリング中に左まぶたを切った興毅。
2日に会見を開いた協栄ジムの金平桂一郎会長は、8針を縫う「左眼瞼挫創で
全治1カ月」との診断書のコピーを配布し、因縁の相手、ファン・ランダエタ
(27)=ベネズエラ=との初防衛戦の延期を発表した。
さすがの興毅も「ショックのあまり」(金平会長)に会見も欠席していた。

重傷で傷心の興毅だが、大けがの2日後の10月1日に都内で行われた小学生の妹の
運動会を観戦。 父の史郎氏と、保護者参加の綱引きに参加し、チョー元気な姿を
みせていたのだ。

この映像を流したのは、米無料動画サイト「ユーチューブ」。
運動会の参加者が撮影した映像とみられる。画像には興毅の顔のアップもあった。
サングラスはしていたものの、1カ月の重傷という形跡は見当たらなかった。

5日発売の写真週刊誌「フライデー」によると、家族は運動会当日の夕方、台東区内
の居酒屋で夕食をとった後、ダーツバーに移動。併設してある個室カラオケの
和室VIPルームで3時間近く盛り上がったという。

興毅の防衛戦延期には、会見直後から疑問が投げかけられていた。

9月中旬にメキシコから呼んだ相手とスパーリングを始めたが、その様子は非公開。
負傷した29日のスパーも、日本人が相手だったとされるが公開されなかった。
ボクシング界では、興行面からもスパーを宣伝として公開することは常識だ。

また、亀田陣営は「ヘッドギアをつけてスパーをした」と説明しているが
けがを防止するためのヘッドギアの上から殴られて8針も縫うこと自体、疑問視する
専門家は多い。 今回の「運動会疑惑」で、亀田陣営がますます窮地に
追い込まれるのは間違いない。


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