たまには異なるジャンルにも・・・ でっ 仏陀とキリスト???のネタ。
仏教の『十善戒』における第1番目は「不殺生」からはじまります。
不殺生(殺してはならない)に続くのは以下の通りですね。
① 不殺生(殺してはならない)
② 不偸盗(ふちゅうとう=盗まない)
③ 不邪淫(ふじゃいん=姦淫しない)
④ 不妄語(ふもうご=嘘を言わない)
⑤ 不綺語(ふきご=戯れごとを言わない)
⑥ 不悪口(ふあっく=暴言を言わない)
⑦ 不両舌(ふりょうぜつ=二枚舌を使わない)
⑧ 不慳貪(ふけんどん=貪らない)
⑨ 不瞋恚(ふしんに=怒らない)
⑩ 不邪見(ふじゃけん=邪見にふけらない)
と云う順番です。 仏教では第1戒として、殺生を禁じています。
しかし、モーゼの『十戒』(旧約聖書の『出エジプト記』第20章3‐17節)を
読めば解かるように、十戒の記されている順番は以下の通りです。
① 私(ヤハウェ)の他になにものをも神としてはならない
② あなたは、自分のために刻んだ像を造ってはならない。
③ あなたの主なる神の名をみだりに唱えてはならない。
④ 安息日を覚えて、これを聖とせよ。
⑤ あなたの父と母を敬え。
⑥ 殺してはならない。
⑦ 姦淫してはならない。
⑧ 盗んではならない。
⑨ 隣人について偽証してはならない。
⑩ 隣人の家を貪ってはならない。
と なっていると書いてあった。
さて、注目すべき事ですが・・・ 『十戒』においては、「殺してはならない」という
項目は第6条目の順位にすぎないというレベルなのです。
「父と母を敬え」という単なる親孝行の道徳訓のような項目ですら
殺人の禁止条項よりもより重要な項目として「殺すな」の前に記されている。
ちなみに、どんな法律や規則でも、最も大事なものを第1条目に
持ってくるのが当然だとするならば「私以外のものをなにものをも神としてはいけない」
と、神(ヤハウェ)は言っているのですね。
イスラム教の神も「アラーの他に神はない」との信仰告白を第一に要求しています。
もっとも、宗教には独占禁止法の存在もないし・・・ 思想的な治外法権の保護も有ります。
すなわち、「私以外に価値の基準になるものはない」と宣言しているのですね。
つまり、ユダヤ・キリスト・イスラム教徒たちが信じている神は
多元主義を真っ向から否定する神なのです。(十分すぎるほど支配的)
彼らは、人類史上では他の多くの文明に見られるような
「殺してはならない。盗んではならない。嘘をついてはならない」といった
普遍的な道徳律とは、根本的に異なる価値観を持って生きている人達なんです。
だから日本人には「カミカゼ」が理解できても・・・ 自爆テロは理解できないのです。
したがって、アブラハムの宗教における殺人禁止条項と他の諸宗教の
殺人禁止条項を単純に比較することは適切では有りません。 しては、いけません。
彼らにとって(ブッシュを含む)「人殺しをしてはならない」という禁止条項は
優先順位がかなり低い禁止条項であって、逆にそれよりもより上位の
禁止条項を守るために「人殺しをしなければならない」という場面が生じたら
彼らは「なんの躊躇も無く人殺しをする」と言っている様な事なんです。
キリスト教ってのは・・・ 肉食文化が育てたからなのか?ステーキだね。
仏教の『十善戒』における第1番目は「不殺生」からはじまります。
不殺生(殺してはならない)に続くのは以下の通りですね。
① 不殺生(殺してはならない)
② 不偸盗(ふちゅうとう=盗まない)
③ 不邪淫(ふじゃいん=姦淫しない)
④ 不妄語(ふもうご=嘘を言わない)
⑤ 不綺語(ふきご=戯れごとを言わない)
⑥ 不悪口(ふあっく=暴言を言わない)
⑦ 不両舌(ふりょうぜつ=二枚舌を使わない)
⑧ 不慳貪(ふけんどん=貪らない)
⑨ 不瞋恚(ふしんに=怒らない)
⑩ 不邪見(ふじゃけん=邪見にふけらない)
と云う順番です。 仏教では第1戒として、殺生を禁じています。
しかし、モーゼの『十戒』(旧約聖書の『出エジプト記』第20章3‐17節)を
読めば解かるように、十戒の記されている順番は以下の通りです。
① 私(ヤハウェ)の他になにものをも神としてはならない
② あなたは、自分のために刻んだ像を造ってはならない。
③ あなたの主なる神の名をみだりに唱えてはならない。
④ 安息日を覚えて、これを聖とせよ。
⑤ あなたの父と母を敬え。
⑥ 殺してはならない。
⑦ 姦淫してはならない。
⑧ 盗んではならない。
⑨ 隣人について偽証してはならない。
⑩ 隣人の家を貪ってはならない。
と なっていると書いてあった。
さて、注目すべき事ですが・・・ 『十戒』においては、「殺してはならない」という
項目は第6条目の順位にすぎないというレベルなのです。
「父と母を敬え」という単なる親孝行の道徳訓のような項目ですら
殺人の禁止条項よりもより重要な項目として「殺すな」の前に記されている。
ちなみに、どんな法律や規則でも、最も大事なものを第1条目に
持ってくるのが当然だとするならば「私以外のものをなにものをも神としてはいけない」
と、神(ヤハウェ)は言っているのですね。
イスラム教の神も「アラーの他に神はない」との信仰告白を第一に要求しています。
もっとも、宗教には独占禁止法の存在もないし・・・ 思想的な治外法権の保護も有ります。
すなわち、「私以外に価値の基準になるものはない」と宣言しているのですね。
つまり、ユダヤ・キリスト・イスラム教徒たちが信じている神は
多元主義を真っ向から否定する神なのです。(十分すぎるほど支配的)
彼らは、人類史上では他の多くの文明に見られるような
「殺してはならない。盗んではならない。嘘をついてはならない」といった
普遍的な道徳律とは、根本的に異なる価値観を持って生きている人達なんです。
だから日本人には「カミカゼ」が理解できても・・・ 自爆テロは理解できないのです。
したがって、アブラハムの宗教における殺人禁止条項と他の諸宗教の
殺人禁止条項を単純に比較することは適切では有りません。 しては、いけません。
彼らにとって(ブッシュを含む)「人殺しをしてはならない」という禁止条項は
優先順位がかなり低い禁止条項であって、逆にそれよりもより上位の
禁止条項を守るために「人殺しをしなければならない」という場面が生じたら
彼らは「なんの躊躇も無く人殺しをする」と言っている様な事なんです。
キリスト教ってのは・・・ 肉食文化が育てたからなのか?ステーキだね。