台湾の邱国正(チウクオチョン)国防部長(国防相)は6日、「中国が2025年には全面的に台湾に侵攻できる能力を持つ」と語った。また中台の情勢について、「私が軍に入って40年以上だが、最も厳しい」と述べた。国会にあたる立法院の国防予算審議で、野党・国民党議員の質問に答えた。
中国は昨年以降、台湾の防空識別圏(ADIZ)に、自国軍機を高頻度で派遣。10月4日には1日としては最多の延べ56機を進入させるなど、蔡英文(ツァイインウェン)政権への威嚇を強めている。
邱氏はこうした点を踏まえ、「中国には現在でも台湾に侵攻する能力があるが、得られる結果に対するコストが大きい。25年にはこのコストを最低限に下げられるだろう」と語った。
国防部は、中国が年100機以上の戦闘機を量産するなど、27年の軍創建100年に向け、民族意識も高めていると分析。対応には独自のミサイル開発や軍艦量産が必要とし、国防予算の増額をめざしている。(台北=石田耕一郎)
以上、朝日新聞社
台湾は覚悟を決め、チャイナと対決すると覚悟しています。
非対称戦争をやると言っています。
日本は、2025年に向けた準備はやっているのでしょうか?
アメリカ軍と一緒に訓練はやっていることは知っています。