兵庫県にある花屋敷ゴルフ倶楽部よかわコースにて行われた「スタジオアリス女子オープン」は、海外女子メジャー「ANAインスピレーション」帰りの申ジエ(韓国)の優勝で幕を閉じた。
今季初優勝!ルーキー・河本結の手に握られているドライバーも…【大会フォト】
渡米前の「Tポイント×ENEOS ゴルフトーナメント」では、初日、2日目と首位を走るいわゆる“勝ちパターン”から崩れてしまったジエ。それだけに「また敗れてしまうと、いろんな意味で自分のゴルフを立て直すのに時間がかかる」と自らに大きなプレッシャーをかけて今大会に臨んでいた。
敗れたTポイントではティショットが乱れた。昨年2位となったフェアウェイキープが、サンデーバックナインでできずに逆転負け。ジエは同週に昨年メジャー2勝を挙げたドライバーからキャロウェイの『エピックサブゼロ』に替えており、クラブとの相性を原因と見る目も少なくなかった。
だが、ジエは次の試合であるANA-でもエピックサブゼロを使用し続けた。原因はクラブではなく自分にある。クラブはいい。そう判断した。以前は海外の試合に行くたびに海外モデルのクラブを持って帰ってくることで有名だったジエが、「今は日本のクラブもサポートもすごくいいですから、今回は特に持ち帰ったりはしないです。海外でも日本と同じものを使いますよ」と話していたとおり、その性能に間違いはないと確信があったのだろう。
結果、スタジオアリス-でも同ドライバーを使い今季初優勝。見事自分が課した重圧に打ち勝った。最終日のフェアウェイキープ率は堂々1位。自分のクラブ選びが間違っていない何よりの証明となった。
長らくクラブ契約フリーとして戦っているジエ。慧眼さも強さの一つであることに疑いの余地はない。
【申ジエのクラブセッティング(WITB=What’s in the Bag)】
1W:キャロウェイ エピックサブゼロ ドライバー 8.5度
(スピーダーEVOLUTION4 569 / S / 44.75インチ)
3W:テーラーメイド M2ツアー 15度
5W:ミズノ プロトタイプ 18度
3UT:キャロウェイ GBB EPIC 20度
4UT:キャロウェイ GBB EPIC 23度
6I~PW:ミズノ ミズノプロ518
W:キャロウェイ MD4 50,54,60度
PT:オデッセイ ホワイトホット#4
BALL:タイトリスト Pro V1
以上、アルバニュース
シンジエのクラブ選択は非常に参考になる。
ウッド系はキャロウェイとテーラーメイドでアイアンはミズノボールはタイトリストV1である。
この道具で、精度のいいゴルフをやっているシンジエは、女子ゴルフ界の手本だと思う。
体格は小柄だが、ショットの正確性には脱帽ですね。
このクラブが信頼できるものなのでしょう。