<日本女子プロゴルフ選手権コニカミノルタ杯 2日目◇7日◇小杉カントリークラブ(6,605ヤード・パー72)>
4アンダー・5位タイからスタートした葭葉ルミは、2バーディ・2ボギー・1ダブルボギーの「74」。スコアを2つ落としたものの、トータル2アンダー・21位タイで決勝ラウンドにコマを進めた。
葭葉ルミの姿勢はここでチェック!大会の様子が分かるライブフォト
「ここ最近の調子を考えると予選を通過できてよかった」とホッと胸をなでおろした葭葉。前半を1バーディ・1ボギーでしのぎ、後半は2つスコアを落としたものの「今日はもったいない部分もあったけど、やれることはしっかりできた。アプローチも悪くないし内容をトータルで考えると80点です」と満足度の高いラウンドとなった。「グリーンもしっかりと読めていて、久々にパットのフィーリングもいい。タッチも出ているし、2日間で3パットも1回もない」。そういった細かい部分の積み重ねが、まずは予選通過に繋がったという手ごたえを感じている。
後半戦に入り、9試合で予選落ち4度、棄権1度とやや調子を落としているなかで今大会の初日に4アンダーをマーク。「今週はスプーンで刻むホールもない。リスクはありますけど、ティショットをしっかりと打っていければチャンスにつけられると思います。それを徹底したい」と強気のゴルフで3日目以降も戦っていく決意を示した。
また、もう1つ“徹底”すると話すことがある。それが、ラウンド中の「姿勢」だ。
ゴルフは観戦するのも好きという葭葉。特に米国男子ツアーを観戦するのが好きで、朝起きてまだプレーが続いている時や、再放送などを見て楽しんでいる。「何番のあのショットがすごかったよねー、とか話しをしたいです(笑)」と一つひとつのプレーをしっかりと目に焼き付けている。また、国内女子ツアーにもギャラリーとして何度か足を運んだことがあるそうで、「見ているとドキドキする。人のプレーを見るのが好きなんです」と“プレー”と“観戦”の両面でゴルフを楽しむ日々。そのなかでは、攻め方などプレーに関する部分はもちろんだが、ラウンド中の選手の姿勢や態度にも学ぶものが多いと葭葉は話す。
「外から見ていると、別の視点でゴルフを見ることができます。『姿勢よく歩こう』とか、気持ちの部分でも勉強になることが多いです。そういうちょっとしたことで、メンタルは強くなったり、弱くなったりすると思うので」と立ち居振る舞いにも注視する。それだけに、この日の自身のラウンドでは15番でダボを叩くなどスコアを落としたこともあり、「最後の5ホール位はすごい姿勢悪かったと思う」と“反省”。「そういうタフな状況の時ほど、無理してでも意識した方がいいかなと思う」と、残り2日間は背筋を正してプレーを続けることを誓った。
首位と9打差という状況にも「諦めないで優勝を目指したい」と力強い言葉を口にした葭葉。この日もラウンド後に、日が暮れるまでショット練習で汗を流し、明日以降のチャージに向け調整を重ねた。2016年「ニッポンハムレディス」以来となるツアー2勝目を、前のめりに…ではなく、きちっと背を正してつかみとりにいく。(文・間宮輝憲)
以上、アルバニュース
-2の葭葉ルミ、同スコアには比嘉真美子、香妻琴乃がいる。
3人とも私が応援している選手だ。
飛ばし屋の葭葉ルミには、もったいないゴルフをやっているという感想です。
体重移動打法であり、ドライバーを飛ばしてもウェッジで大ダふりしたりしている。
150Y以内のスイングでは体重移動しないスイングに変えてもらいたいと個人的には望んでいます。
例えば、150Y以内は左体重でスイングしたらどうだろうと思う。
150Y以内が安定すれば優勝の確率が急上昇すると思います。
-2の3人がスコアを伸ばして上位に来ることを祈っています。