風呂を楽しむグッズといえば入浴剤。温泉気分や香りを楽しんだり高いリラックス効果に、つい長風呂になってしまう。
バリエーションが豊富だが、主な効果は体を温める、痛みを和らげる、などの温浴効果と、汚れを落として肌表面をきれいに整える清浄効果だ。パッケージに表示された効能を見て、体調に合わせて使い分けたい。
各地の温泉地名が付いた商品に多い「無機塩類系」は、温泉由来の成分から作られた入浴剤。温泉に入ったような気分を味わえるだけでなく、湯をやわらかくしてくれる。入浴後の保温効果はピカイチで、湯冷めしにくいのも特徴だ。手足の先まで冷たくなるこの季節、身体を芯から温めるのにぴったりだろう。
炭酸ガスがシュワシュワと溶けるあの泡で、血流をよくして全身の新陳代謝を促進する「炭酸ガス系」入浴剤。血液の循環が良くなることで疲れや体の痛み回復にも効果が高いので、疲れがたまっていると感じるときにお勧めだ。
生薬効果に注目した「薬用植物系」は、生薬成分と独特の香りが特徴。血行促進効果と保温効果が期待できるが、なんといってもハーブの香りによるリラックス効果が高い。センキュウやトウキ、チンピ、カミツレなどの生薬を配合してあることが多く、自然な香りに癒やされる。ストレスを感じたり、気分転換をしたいときに選びたい。
木枯らしに肌を荒らされたなら、「スキンケア系」の入浴剤でケアを。保湿性のある肌触りのよい湯が、皮膚の角質を柔らかくし、保湿成分を肌内部にまで浸透させる。あかぎれなどを落ち着かせ、肌をしっとり、すべすべにしてくれるのもうれしい。
最新の画像[もっと見る]