24日のニューヨーク株式市場で米アップル株式が急落し、前日比63・51ドル安の450・50ドルで取引を終えた。下落率は12・35%。株式時価総額では、わずか一日で600億ドル(約5兆4000億円)弱が失われた計算となる。
失われた時価総額は、米企業では航空大手ボーイング(約570億ドル)を上回る規模。日本企業ではNTTドコモ(約5兆7000億円)や日本たばこ産業(JT)(約5兆3000億円)に匹敵する。
23日夕に発表した2012年10~12月期決算の純利益が前年同期比でほぼ横ばいとなったことや、商品の利益率が低下したことを背景に、取引開始直後から売り注文が膨らみ、終日下げ基調が続いた。
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