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リーガル・ハイも倍上がり☆

2013年08月03日 | 気になるネタ

俳優、堺雅人(39)が主演する、TBS系ドラマ「半沢直樹」が右肩上がりの高視聴率をたたき出している。ドラマの内容と並んで堺の芸達者ぶりにも注目が集まるが、好調を支えているのは4月に入籍した女優、菅野美穂(35)の“あげまん”ぶりという声がもっぱらだ。

 結婚後、初の主演ドラマが大当たり。28日放送の第3回の平均視聴率は22・9%(ビデオリサーチ調べ、関東地区、以下同)と今年のドラマで最高となった。型破りの銀行マン・半沢の活躍を描くストーリーで、「クソ上司!」「倍返しだ!」の決めゼリフが、普段、会社でダメ上司の下、ストレスをためざるを得ないサラリーマンの共感と喝采を呼んでいる。

 ドラマに詳しいライターの田幸和歌子氏は、ドラマでの堺の魅力を「ニヤニヤ狂気」と解説する。

 「笑顔の優男イメージを求める女性ファンも多いが、より魅力が発揮されるのは半沢のようなニヤニヤ狂気の役。笑顔の“怖さ”は見事」

 この系譜、昨年4月にフジテレビ系で放送された堺の主演ドラマ「リーガル・ハイ」から続くと田幸氏はみる。勝つためには手段を選ばず、腕は良いが人格が破綻している弁護士役だった。

 「半沢直樹」のもう1つの大きな特徴は「ビジネス時代劇」だ。ニヒルな主人公が巨悪を撃破していく構成は時代劇のエッセンス。「難しいビジネス界のストーリーでも、分かりやすい表現で見せて老若男女が楽しめる。時代劇に通じる分かりやすい痛快感が成立するのは堺の演技力あってこそ。ヘタな人がやると、安っぽくなる」(田幸氏)

 もともと演技力に定評のある堺だが、「半沢直樹」で“確変”した理由を探すと、同じ演技派の菅野との結婚に行き着く。「菅野との結婚で私生活が充実し、安定感も身に付いた。その菅野は入籍後は仕事をセーブし、家庭生活を優先している。売れっ子なのに主演ドラマもない。“内助の功”を発揮して、夫の活躍をサポートしているようだ。今の堺には、菅野が一番信頼できる演技の相談役だろうね」と番組制作関係者は話す。

 「リーガル・ハイ」は今年4月にスペシャル版が放送され、視聴率は13・5%だった。質の評価と視聴率があまり連動してこなかったが、今年10月から続編が放送される。愛妻に支えられ、10月からはさらにパワーアップした「ニヤニヤ狂気」演技で視聴率も“倍上がり”となるか。



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