新・エンゲル係数

肥満と痛風に悩まされながらも新鮮な食ネタを捜し求めて・・・

さて、どうなるのか・・・

2013年04月17日 | 気になるネタ

先週、Facebook(フェイスブック)が米国でイベントを開催、かねてから噂のあった“Facebook Phone”を発表した。ハードウエアそのものは、台湾のhtcが作り、米国内では99ドルでAT&Tが発売するという。

 といっても、専用端末だけというわけではない。同時に、現在市場にあるハイエンド端末の一部-htcや韓国のSamusung機用に、「Facebook Home」アプリが公開されるという。

 すでに、日本語化された紹介ページが公開されていて、その概要を知ることができる。4月12日の発売、そして公開ということだが、日本ではどうなるのか、現時点では不明。

 Androidスマートフォンは、いわゆるホーム画面を起点に、さまざまなアプリを起動して使うようになっている。パソコンでいえば、いつもスタート画面が開いているという状態。そのホーム画面を乗っ取るというのが今回のFacebookのチャレンジだ。

 電車の中でスマートフォンを使っている人の端末をチラチラと観察すると、最近は3種類のタイプに分かれているように感じる。

 まず、熱心にゲームをしている人。そして、ブラウザーや専用アプリでニュースなどをチェックしている人。さらに、FacebookやTwitter、LINEなどのSNSを使っている人がいる。

 スマートフォンを使う時間のうち、そのほとんどがSNSという人も増えてきた。そういうユーザーであれば、スマートフォンの待ち受け画面が自分のタイムラインになっていて、すぐに友達の状況がチェックできたり、メッセージをやり取りできるようになるのは大歓迎かもしれない。

 それほどまでにつながっていたいのか、とも思うが、世界的にFacebookは生活のインフラのような状況になりつつある。あとに続けとばかりに、今後、こうした形でホーム画面として機能するSNSが増えてくると、スマートフォンの立ち位置も変わってくるかもしれない。キャリアメールもショートメッセージも統合し、独自のプラットホームを主張するようになるからだ。中国版ツイッターのWeiboやインスタントメッセンジャーのQQなどは、真っ先に後に続きそうだ。

 日本ではこれまで、NTTドコモやauといった通信事業者がこの領域を牛耳ってきたわけだが、Facebook Homeはそこに一石を投じる形となる。事業者が、このトレンドにどう対応していくのかが気になるところだ。 (山田祥平)



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