皆様、2015年はいかがお過ごしでしょうか。「今年こそ、規則正しい生活習慣で健康的になる!」と新年の抱負を立てて、栄養バランスのとれた食事やエクササイズに励んでいる方も多いかと思います。
健康であることに越したことはありません。でも、もし万が一病気になってしまったら、早く気が付きたいもの。がんなど、治療が難しい病気ならなおさらです!
そこで今回は、海外の女性健康誌『Women’s Health』ウェブ版の記事を参考に、医師が指摘する“見逃しがちながんの症状”をお伝えしましょう。
■1:しつこい咳
寒い冬は風邪やインフルエンザが猛威をふるう季節。しばらく咳が続いても、「風邪かな」と済ませてしまいそうですね。
医師によると、咳の大部分はがんとはまったく関係ない場合が多いとか。しかし、特に風邪をひいていないのに咳が続き、痰に血がまじっていたら要注意です。
タバコを吸う場合は特に、肺がんなどの恐れもありますので、大事をとって早めに医師に相談してください。
■2:消化器官の異常
以前は便通がよかったのに、突然便秘になったり、便の形が変形していたりしたら、「大腸がんなどの恐れもある」とは医師のコメント。腸の内部に腫瘍ができると、便通が悪くなったり、便の形にも異常が出たりすることがあるそうです。
逆にひどい下痢が続いたり、尿、または便に血が混じっていたら注意が必要です。
■3:体重が激減
特に食生活を変えた覚えもなく、激しいエクササイズをしているわけでもないのに、どんどん体重が減ったとしたら……「やった、うれしい!」と思ってしまいそうですが、実はこれも危険なサインなんです!
様々な理由が考えられますが、悪性腫瘍などが原因であることも考えられるそうですので、早めに受診しましょう!
■4:治らない傷や腫れ物がある
ふと気づくと、皮膚に腫れ物のような傷ができていた、ということはありませんか? 普通の傷なら、何日か経てば自然に治癒してくるものですが、これが何週間も治癒しないようなら注意が必要、と医師はコメントしています。
皮膚にできる悪性腫瘍という場合も、なきにしもあらずなので、まずは医師に診てもらいましょう。
■5:食べ物が飲み込みにくい
「最近、なんだか食べ物が喉につかえたように、飲み込みにくさを感じる」「喉に違和感がある」という場合も見逃してはなりません。
もし症状が続くようならば、首や喉にできるがんの可能性も捨て切れません。違和感が続くようなら、「風邪だろう」と見過ごしたり、食べ物の種類を変えて忘れたりすることのないよう、早めに受診してくださいね!
なかなか気づきにくいがんの症状5つをご紹介しました。この症状があるからといってがんと決まったわけではありませんが、注意するに越したことはありません!
がんリスクを低くする生活習慣については、『WooRis』の過去記事「今日から実践しよう!がんリスクを下げる“カンタン生活習慣”6つ」もご参考にしてくださいね。
健康は、失ってからその大切さに気が付くもの。普段から自分や家族の体をいたわり、定期健診なども受けて、体が発するサインを見逃さないでくださいね!