60_60_30 零半乗

50ccバイクでの走行記録

,23 初夏 北海道 ( 5 ) 

2024年05月06日 | 北日本

 06/16 06:45出発、曇 

 曇天でどこも景観は期待出来ない、周辺散策でもと出発。兜沼を反時計 

回りで走り何時もの農道に乗る、しかし正面に見えるはずの利尻は見え 

ない。峠を下り牧場地帯に到るが牛は居ない、牧場の中を行く農道を南下 

して原生花園に直行かとも考えたが、取敢えずは海岸に出ることにして 

夕来に向かう。d106に乗ると利尻は薄く見えている、しかし今後好転する 

様子はない、d106は何時も通り交通量は少ないがどの車も速度を出して 

いるため油断できない。 

 

稚咲内北方d106 

 左右の花を眺めながら南下、稚咲内でd444に左折して東進し原生花園 

に到る、湿原センターは開館前だが10人程が待っている。木道を散策 

するが花はほとんど咲いていない、エゾキスゲとヒオウギアヤメが少し 

咲いているのみ、早々に退散して物置駅舎を見に行くことにして豊富に 

向かう。国道を走るのはつまらないためd84に乗り東進、豊富温泉を通過 

するとd121に右折して幌延に向かい南下、交通量は少ない快走路で距離 

的には国道と差は無い。トナカイ牧場を経て幌延に到り駅の傍から雄信内 

の案内に従いd256に乗る、交通量は少なく走り易い快走路。しばらく 

走り踏切を渡ると雄信内駅の案内に従い地道に左折して駅に、此処から 

糠南駅へのコースを地図で確認、先ほどの踏切を渡る手前に細い道が有る 

ようだ。少し戻り踏切を渡るとすぐに道は見つかる、一車線で舗装は 

されているが木の枝が生い茂り薄暗く見通しが悪そう、あまり利用されて 

いない様子で一人では走りたくない。もう一度踏切を渡りR40に乗る、 

交通量は少ないが左端の路面が悪く走り辛い、1km程のトンネルを抜ける 

と問寒別の案内に従いd395に左折。天塩川を渡り踏切を越えると二車線 

の道路に出合う、左折して走り易いコースを少し行くと十字路、正面の 

細い道は先程の山道のようだ。地図を確認し左折して1.5車線に乗ると 

すぐに踏切、駅はどちらかと見回すとすぐ横に物置を乗せた小さなホーム 

が在る、仮停車場でももう少し立派かも。 

 

糠南駅 

糠南駅 

 往路を戻り小さな峠を下ると農免道路に左折、往路で中問寒別との案内 

を確認していた、農免道路はフラット二車線で大きなカーブを繰り返し 

農地を行く楽しいコース、もちろん交通量はほとんど皆無。中問寒別で 

d583に乗り継ぎ更に北上、すぐにd785と合流して山間に入るが勾配は 

穏やか、もちろん交通量はほとんど無いが油断していると猛スピードで 

追い抜かれて驚くこともある。少し走り上問寒でd785に左折して勾配を 

上ると幌延方面へのd645が左に分岐して行く、d785で更に北上して峠を 

越えると一息に下りd84に出合う、左折して少し西進すると本流。稚内 

方面に向かうd121に右折して北上、牧場の続く丘陵地帯をアップダウン 

で快走、稚内まで30kmぐらいの地点で豊富15kmの案内を見て左折、 

二車線の農道を少し走ると目梨別でd923に出合い乗り継ぐ。d923に乗る 

とすぐに豊富への案内に従い左折、少し南下すると落合広域農道に出合い 

右折して乗り換える、すぐにバイパスの高架を潜り豊富市街北郊外で 

R40に出合う。市街で給油と食料調達をしてR40で兜沼に戻る。 

 

 06/17 10:55出発、晴 

 出発準備を始めテントの撤収に掛かろうとする6時頃から雨がパラつく、 

少し様子を見ながら待つ、しかし雨は本降りとなり出発は諦める。 

9:30、連泊手続きをして休憩室で寛ぐ、10時過ぎから空が明るくなり青空 

も出て来る、食料調達を兼ねて少し走ることにする。勇知を経てd106に 

乗るが利尻は薄い影のみ、晴天だが靄が広がり遠景は駄目、走る楽しみが 

半減。丘陵の登りの半ばに有る坂ノ下神社の鳥居で停車、徒歩で龍神沼に 

上る、沼の水が濁っていて今一、利尻は良く見えるが薄いシルエット。 

 

竜神沼下d106 

 d106に戻ると丘陵を上り緑ヶ丘へのコースに右折、少し走った処の 

スーパーで食料を調達して往路を戻る。 

 

 06/18 06:50出発、曇 

 今日も天気は芳しくないようだ、石狩方面に向かうつもりだがルートに 

迷う、d1118に乗り周囲を見回すと山の中腹以上には雲が架かっている、 

峠越では雨に出会いそう。R40に乗り南下、今日は日曜日なので早めの 

給油を心掛けないと、豊富のセルフで給油して更に南下、交通量はかなり 

少ない。出来れば日本海側のR232を南下したいが雨に出会うと逃げ道が 

無い、選択肢の多いR40を行くことにする。幌延西郊で天塩川を渡ると 

R232が天塩方面に分岐、若干迷うがそのまま南下、前方の山は雲の中、 

東側の山際は雨が降っているようだ。天塩方面に向かうd551の分岐も 

通過して雄信内付近に差し掛かると雨がパラつく、前方の中川付近では 

雨が降っているようだ。西の空は明るいためd256に乗り換える、牧草 

地帯の穏やかな勾配を行く、雨は少しパラつくが雨具を出すまでも無い。 

しばらく南下して町境の峠を越えるときには小雨となるがd119に出合う 

頃には上がる、d119は広い道々で広い谷間の水田地帯を西進、日本最北の 

水田の案内板が立つ、交通量は少なく快走してR232に出合う。R232を 

南下して遠別を通過すると青空が現れる、R232は交通量は少し有り 

ライダーも走る、初山別の丘陵を下り羽幌に向けて快走、ヨーロッパ人 

夫婦らしきチャリダーを追い越す。更に少し走ると数人のヨーロッパ人 

チャリダーに出会う、荷物は持っていないが長距離ツーリングのようだと 

思っていると、少し後ろをサポートのワンボックスが追随している、団体 

ツアーのようだ。今シーズンは中年のヨーロッパ人チャリダーをよく 

見かける、全員上級サラーリーマンみたいだ、ネットで経験者の記録や 

情報を検索しながら走っている、ルートやキャンプ場なども良く知って 

いる、自転車も高級車だ。羽幌を通過した辺りから交通量は増えて地元 

ラィダーも走る、苫前の丘陵の手前で神戸№の小型バイクに追い越される。 

すぐに丘陵への昇りが始まる、加速をしてミラーを見るとパトカーが直後 

に付いている、慌ててアクセルを戻し左端に寄りコースを譲る、10km超 

のオーバーで停められるかと思ったがそのまま追い抜いて行く。すぐに 

サイレンを鳴らし先ほどの神戸№を追い駆ける、上り勾配で速度を上げた 

ところを摘発されたようだ、丘陵を上って市街地の入口で停止させられて 

いる、市街地の40km制限に引っかかったようだ。苫前を通過して丘陵を 

下りしばらく走っていると先程の神戸№が追い越して行く、少し早い解放 

なので切符は切られていないかも。 

 

道の駅小平北方 

 更に快走して道の駅小平で休憩、先程のライダーが居て話しかける、 

神戸在住で明日のフェリーで帰宅、違反は説諭で済んだとのこと。道の駅 

から更に南下、青空はかなり広がり遠望も良好、日本海の青が美しい、 

小平からd550に乗り換え内陸を行く、田園コースを走ると珍しくツー 

リングのバイクと出会う。幌糠でR233に乗る、留萌道が無料開放されて 

交通量は少ない、秩父別で幕営することにして碧水でR233を直進、すぐ 

に秩父別でキャンプ場に到る、しかし入口に完全予約制の案内板。新十津 

川に向かうことにして水田を南下、妹背牛からd47に乗り換え西進、R275 

に出合うと乗り換え南下して新十津川に到る、給油と食料調達をして 

グリーンパークに行く、広大なスポーツ公園で日曜日のせいか賑わって 

いる。キャンプ場はオートサイトとバンガローのみ、フリーサイトは温泉 

に有るとのこと、温泉の受付で尋ねると幕営2000円と温泉入浴料が必要 

なのでパス。グリーンパークから広域農道に乗り吉野公園に向かう、d625・ 

R451と乗り継ぎ吉野に到り設営。 

 

 06/19 06:50出発、晴 

 朝から快晴、日本海側を走ることにする、R451に乗り東進してR275 

に出合うと乗り換え北上、通勤時間で交通量は多い。ほぼ直線を快走し 

北竜でd94に左折して水田地帯を西進する、半数は田植え前で今まさに 

田植えの最中。御料峠を越えるとd94は北上、左手に残雪の暑寒別岳が 

見える、今日は珍しく対向車数台と出会う、穏やかな下りを快走してR231 

に出合う、乗り換えて増毛に到り旧増毛駅で休憩。増毛市街を通過して 

海沿いを走る、正面の雄冬方面は青空が広がり海も青い、後方を見れば 

どこまでも青空が広がっている、これは引き返し初山別に行くべきと 

Uターン。 

 

雄冬方面 増毛 

留萌 

 留萌を通過してR232に乗り継ぎ小平附近に到ると雲が多くなる、海岸 

沿いを少し走ると曇天となり利尻も見えない、北方は雨のような空模様。 

道の駅から引き返し小平から昨日同様d550に乗り換える、今日は交通量 

が少ない。幌糠でR233に乗ると外国人夫婦のチャリダーを追い越す、昨 

日の夫婦かと思ったが別人。追い越すとすぐに峠下でd549に乗り換える、 

廃線になった留萌本線に沿って山間コースを行く交通量は皆無。小さな 

恵比島峠を越えて恵比島に下るとd867に乗り換え畑地を南下、すぐに 

R275に出合い乗り換えて沼田に。沼田からはd282に乗り水田を南下して 

すぐにR233に出合う、乗り換え秩父別を通過すると再び南下、水田を 

少し走り深川市街に入る。市街を走りJRの跨線橋を渡ると交通量の多い 

広い道路に出合う、R12と思い渡って直進すると川に阻まれる、迷走して 

GSで尋ねる。現在位置と道の駅を教わり地図を確認、広い道路はd57で 

R233は出合で右折してすぐに左折している。d57からR233に戻り石狩川 

を渡る、道の駅でR12を渡りd79に直進、d57を東進して神居古潭からd4に

乗っても良かったが初めてのコースを走りたい。d79はR12を渡る 

とすぐに道央道を潜り勾配が始まる、アウトドアリゾート施設が点在する 

中を上る。戸外炉(トトロ)峠を越えると穏やかなカーブとアップダウンで 

行く山間快走路、交通量は少ない、しばらく東進して更進の小集落でd4 

に乗り換える。新城峠の展望所で若い一人の欧米人女性チャリダーと 

出会う、ディツーリングのようだ。芦別で給油して上芦別公園に設営。 

何時もの場所は、若い5人組男女がソロテントを張っている、スポーツ 

合宿の学生のようだ。食料調達を済ませて寛いでいると少し離れて 

川越№カブ80のやや年少の男性が設営、他に軽自の中年夫婦が設営。 

 

 06/20 06:35出発、晴 

 朝は晴天、雲は多いが連泊して旭岳に向かうことにする、川越№に挨拶 

をして出発。R38に乗る、交通量は少ないがどの車も80km以上の速度で 

追い越して行く、岩見橋から林道・d759・d581と走り千望峠に到る、 

十勝連山も旭岳も半分以上は雲が架かり上空にも雲が大きく広がっている。 

上富良野に下りd353に乗り東進、ほぼ直線で穏やかな勾配を走り峠に 

上るが十勝岳は雲の中、上空には雲が広がり寒い、峠を下るとすぐにd966 

に道の駅前で出合い乗り換えて白金温泉に到る。十勝岳は期待出来ない 

ため林道に直進して野鳥の森から白金牧場に向かう、白金牧場からの景観 

も全く駄目、広域農道に乗り置杵牛を経て美瑛に。美瑛からd213に乗り 

北美瑛に到るが正面に見える筈の山並みは雲の中、諦めて撤退とするが 

旭川へ向かうのはR237よりd1160が走り易い。d213で水田を北上して 

志比内でd1160に乗る、直線快走路を走りながら時折ミラーを覗くが旭岳 

はやはり駄目。東川町からd294に乗り替え東神楽を経て直線路を旭川に 

走りd90に乗る、旭川郊外を南から西へ時計回りに走りR12に乗る。今日 

のR12は交通量が結構有り大型車も多い、コースは二車線から一車線に 

なったり長いトンネルが有ったりでかなり緊張する。日本一周の若い 

チャリダーを追い越す、一車線のコースや長い二つのトンネルはかなり 

恐ろしいと思う、トンネル内の歩道は狭くサイドバッグを付けた自転車 

では走れないかも。コースが一車線になる直前に100kmほどの速度で 

追い抜かれ何度も怖い思いをする、突然車線変更して追い抜くのでミラー 

を見ていても把握出来ない。神居古潭でd4に乗り換えてやっとマイ 

ペースで走れる、少し走り更進で昨日パスしたd79の後半に乗り換える、 

丘陵地のような穏やかな山間を緩やかなカーブ・アップダウンで快走、 

小さな峠を下り川沿いに少し走ると再びd4に出合う。乗り換えるとすぐ 

に新城峠を越えて馴染みのコースを快走、芦別で食料を購入して上芦別に 

戻る。軽自の夫婦は夕方撤収、近くに大阪の同年輩の男性チャリダーが 

設営、荷物が少ないから尋ねると飛行機の往復で短期ツーリングとか。