54のパラレルワールド

Photon's parallel world~光子の世界はパラレルだ。

永遠の距離

2006年09月06日 | パラレル
永遠の時間はないけれど、永遠の距離はある。

つまり、人間にはどうしても行けない場所があるということ。

永遠の距離÷有限の時間=無限大の速度

有限の時間で永遠の距離を越えるには無限大の速度が必要。
しかし、無限大の速度を出すには無限大のエネルギーが必要で、無限大のエネルギーを生み出すことは不可能だから、永遠の距離をつかむことはできない。

行きたい場所がある。
北海道から横浜へやってきて、世界の違いがおもしろくて。
京都にも住んでみたいし、沖縄にも住んでみたい。パリ、ロサンゼルス、ロンドンでも暮らしてみたい。あるいは、アフリカのサバンナや、アマゾンのジャングル、北欧のツンドラなどでも生活してみたい。あるいは、月に行ってみたいし、太陽系を飛び出してみたいし、宇宙の果てがあるなら見てみたいし、その先があるならその先へも行ってみたい。
しかし、そのすべてを実行するのは不可能だ。
時間は有限なのだから。

人生は短すぎる。
人間の寿命は大幅に伸びたとはいっても、せいぜい100年。
宇宙が誕生してからの歴史と比べれば微々たるもの。
宇宙の万物を知ることなど到底かなわない。

やりたいことはたくさんあるはずなのに、そのすべてをやることはできないから、やりたいことが何も残らない。何一つできないまま、時間だけが過ぎる。
限られた貴重な時間が、零れ落ちてゆく。

夜空に輝く星を見ながら、永遠の距離を裏病む。
光になって飛んでいけたらたどり着けるのに。
いや、それでも数年かかってしまう。
私の命はその間に燃え尽きてしまわないだろうか。
たどり着いたところで一体何ができるだろうか。
結局は時間の無駄だった、なんてことにならないだろうか。

そんなことを考えると、光になる気力も失せる。
想像力が光を失う。

光を失った星は死んだ星とみなされる。
もはや誰にも観測されないのだから、無いのと同じだから。

七色に光る星があるという。
宇宙の長い歴史の中で、その星はゆっくりと、ときには突然、色を変えてきたという。
赤や青、黄色や緑と、さまざまに色を変えてきた。
しかし、その星の長い歴史の中で、光を失ったことは一度も無いという。

七色に光る星は永遠の距離を越えて、この地球に希望を届けてくれているのではないか。

輝き続けること。
永遠は光の中にあるのではないか。
距離も時間も速度も関係ない。
無限大のエネルギーが生まれる場所。

人間は笑っているときが一番エネルギーに満ちているという。。

虹色の想いを抱きしめて。。にほんブログ村 大学生日記ブログへ

HYDEがTETSUを刺し殺すなんて、、
「DIVE TO BLUE」とか、「Driver's High」とか、「自由への招待」とか。

L'Arc-en-Cielを英訳すると、The Arch in Skyらしい。
だから「虹」。
空、Sky、Ciel、どれも同じ空。
なんとなく、世界がつながっているような気がする。。