リーグ戦が再開されたプロ野球…。
ドラゴンズは、カープに3‐2で勝ちました。
先発は、大野投手で味方が1回裏に先制点を取ったのに、すぐさま2回表には同点にされました。
さらに、3回表に追加点を許したものの、その裏には2点追加して逆転に成功しました。
その後は、どちらも得点を許すことなく試合終了…。
大野投手は、5回を投げて8安打2失点で降板し、その後は藤嶋~橋本~清水~松山と繋いで逃げ切りました。
松山君は、28セーブを達成しました。
逆転後の4回・5回は、大野君が抑えたものの、いつ打たれるかとハラハラドキドキ…。
6回からは、中継ぎと抑え投手が踏ん張ってくれました。
幸先の良いスタートが切れて、ホッとしています。
さて、昨日は司法関連で大きな出来事がありました。
まずは、2017年に神奈川県座間市のアパートで男女9人の切断遺体が見つかった事件で強盗強制性交殺人などの罪で死刑が確定した白石死刑囚の刑が執行されたというニュースです。
死刑執行は、2年11か月ぶりで鈴木法相は「慎重の上にも慎重な検討を加え、執行を命令した」と述べました。
なんでこの時期にと考えていたら、ふと参院選が来月あるからかという考えが湧いてきました。
法相が述べたように「9人もの尊い人命を奪い、社会に大きな衝撃と不安を与えた」という理由です。
国際的には、死刑制度が少なくなっているものの、死刑制度に関する昨年の内閣府世論調査では、我が国民の83%が容認してるとの結果が出ています。
じいちゃんもどちらかと言えば「犯罪によっては死刑も仕方ない」という消極的賛成派なのですが、今回の死刑は参院選への影響を考えた与党の悪だくみという気がしてなりません。
「凶悪犯を退治した」なんて言えば聞こえはいいですからね。
「悪を懲らしめ、正義を正す」なんていう朝ドラ「あんぱん」のアンパンマンの作者に乗じた策のような気がしてなりません。
今この時じゃなきゃ~、もっと素直に受け取れたのにね。
もうひとつ『国が2013~15年に生活保護基準額を引き下げたのは生活保護法に違反するとして、利用者らが減額処分の取り消しと国家賠償を求めた愛知と大阪の2件の訴訟の上告審判決』で最高裁判所が国の処分を「違法」とする統一判断を示しました。
厚労省がこの減額を判断する際には、本来やらなきゃ~イケナイ調査や専門家の判断を行わず、物価変動だけを指標としたことが「十分に説明されていない」と指摘し、「専門的知見との整合性を欠き、判断の過程や手続きに過誤、欠落があった」と結論付けました。
民主党政権から返り咲いた安倍自公政権が強行したこの減額処置の裏には、一体何があったのでしょう。
安倍さんが政権与党として活躍していた時代、彼は国民から大きな支持を受けてやりたい放題…。
そんな彼の政治姿勢について、当時じいちゃんはまったく賛成できず、このブログで批判記事を書きまくっていました。
彼が亡くなり、その政権時代の行為が何かと取りざたされて、今回のような違法判決も出るようになりました。
死刑執行と同じ日に、この違法判決がでたのは偶然の一致でしょうか?
法相なら、ある程度は違法判決が出るという情報が入っていたんじゃないの?
参院選を控え、栄華を誇った安倍政権時代の違法行為を世間の目から少しでも引き離そうと与党の老獪な政治家たちが考え出したのが、凶悪犯の死刑執行だったんではないかな。
まあ、じいちゃんの考えることは、常に穿ち過ぎなとこがあるから信用せんでくださいね。
そんなアホなことを考えられないくらい、真っ当な政治を与党の皆さんにはして頂きたいと思ってやみません(姑息な手段ばかりを考えてちゃ~、誠実な国民は付いていかんよ!)。
※内容の一部に新聞記事を引用しました。
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