昨日のドラゴンズは、ジャイアンツに4‐1で勝利しました。
今季、ジャイアンツには初めての勝ち越しです。
初回に1点先攻されたドラは、その裏に岡林君の1号ソロHRですぐに同点に追いつきました。
先発の松葉君は、7回投げて初回の1点に抑えました。
ryo~の東京の家にnaguちゃんに会いに行ってたので、昼食を取りながら、ドラキチのryo~とばあちゃんの弟のオジキと一緒に観戦しました。
久しぶりに、3人揃ったドラキチで、各々のドラ評価をしながら盛り上がりましたね(酒もたくさん入っていたので)。
じいちゃんたちは、帰りの新幹線を切符を品川発17:14に取っていたので、最後まで観れませんでしたが(8回裏に3点取って勝ったことを知ったのは、新幹線の中でした)…。
ryo~は、品川駅までなら家から1時間と言って、4時過ぎに出れば十分間に合うと主張していましたが、じいちゃんは腰も足も痛いし、駅構内やryo~の家から最寄りの駅までの時間と乗り換え時間の余裕を考えると1時間半前には出たいと言って、結局1時間20分ほど前に家を出ることにしました。
心配した(?)オジキ夫婦とryo~が品川駅の新幹線ホームまで見送りに来てくれました。
ryo~は最寄りの駅までは8分と言っていたんですが、じいちゃんの足では15分近くかかり「若い奴らと違うんだよ」…。
結局、亀戸駅で予定の列車に乗り遅れて、次の列車が来たのは約5分後、ここが名古屋と東京のダイヤの違いでしょう。
名古屋なら乗り遅れたら、次が来るまで最低10分以上はありますからね。
錦糸町で成田エクスプレスに乗り換えて、新橋についたら「次の品川駅で緊急ボタンを押した人が出て、安全確認をしています」というアナウンスがあり、結局10分近く新橋駅に足止めされました。
それでも、余裕を持って早めに出たので、焦ることなく乗車予定の新幹線に乗ることができました。
じいちゃんの父親は、国鉄(現JR)の貨物列車の機関士を生業にしていて、時間には滅法ウルサイ人でした。
彼の自慢話は、「定刻(列車到着時間)の秒針が頂点に来た時、列車が指定位置にキチンと止まること」と何度も聞かされました。
つまり、1秒の狂いもなく列車を運行させるということです。
母親は、小学校の教師でこちらも時間の厳守には厳しかったですね。
そんな両親に育てられたから、じいちゃんも予定時刻には絶対に送れないような行動を取ろうとしていました。
しかし、一度だけあまりの仕事のきつさに遅刻してしまったことがあります。
それは、初めてスタッフになった映画のロケで、毎日毎日真夜中に家に帰り、早朝の集合という日が続いて、ある日目覚ましを掛けるのを忘れてベッドに倒れ込み、目が覚めたのはなんと集合時間…。
集合場所までは約1時間かかり、絶対に遅刻(冷汗が吹き出しました)…。
役者の衣装を積んだトラックの担当だったため、焦りに焦って車を走らせたのに現場に到着したのは、やっぱり1時間遅れでした。
当時は、もちろん携帯電話なんてなかったので、みんな随分心配してくれていたようです(当時は、ぶっ倒れて現場に来ないスタッフが沢山いたので)。
現場を仕切る助監督のチーフにまず誤りに行き「全員に謝れ」と言われて、スタッフはもちろん、出演者の方にも平謝りしましたね。
それまで優しかった記録係のお姉さまから「今度やったら、この業界から追放してやる」と厳しい叱咤を受けたのは当たり前か。
そして、もちろん2度と遅刻はせず、他の人より早めに集合場所に着くようにしました。
仕事を含め、自分の予定でも遅刻なんて、それ以来したことがありません。
すべての撮影が終わった後、そのお姉さまから「よく頑張りました」と言われた時は、ホントに嬉しかったことを覚えています。
そんな人生を送ってきたじいちゃんは、ゴルフへ行く時にもスタート時間の1時間前には着くようにしています。
早めに家を出発して、高速道路は85キロにクルーズコントロールを設定し、絶対に事故を起こさないように気をつけながら向かいます。
そして、時間の余裕がある時には、ゴルフ場近くのコンビニでお茶を買って、一服します。
こうした時間の余裕があれば、スコアが良くない日も、何となくゴルフを楽しめたと思うのですよ。
「時間に余裕が、あれば安心感が生まれる」
これが、じいちゃん唯一の心の拠り所かもしれません(あとは全部チャランポランですけどね)。
※内容の一部に新聞記事を引用しました。
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