ayameじいちゃんの日記かな?

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安倍首相の改憲本気度…

2019-05-04 11:07:49 | 日記
 安倍首相が昨日の憲法記念日で改憲賛成派の集会に送ったビデオメッセージで、20年の改正を強調しました。

 彼が改憲を強固に推進する大きな理由は「自衛隊を明記して違憲だとは言わせない」ことタダ一点でしょう。

 現在の日本国憲法の大きな特長は「第9条の戦争放棄」です。

 これが他国にはほとんど例のない「平和憲法」と呼ばれる由縁で、この条項によって戦後70年以上日本は戦争することなく国土を守ってきたのです。

 安倍首相は第9条が日本を守ってきたのではなく、アメリカの核の傘のもとで守られてきた…、日米の政治家の努力の賜物だと思い込んでいるんでしょう。

 確かに、そういった面も否定できませんが、他国は「戦争放棄」という条項が日本の憲法にはあるということをちゃんと理解していて日本に戦争を仕掛けてこないという面もあります。

 「日本は戦争ができない国だから、何を言っても構わない」と考えてるのが、中国や韓国、北朝鮮といった近隣諸国であるのは不幸なことです。

 おまけに日本は昔から外交が下手っぴな国ですから困ったもんです。

 安倍さんは、現憲法下においても防衛予算を増やし続けて、自衛隊員の意識を高めるために様々な法整備をしてきました。

 安全保障というあるようでないような意識を国民に植え付けて、日本が戦争をできる世界中の国々と同じような戦力が使える普通の国家にしたいんでしょう。

 「何か文句を言ったらこぶしを振り上げてやるぞ」と外交交渉で匂わせるようにするためです。

 「文句を言われたら、言い返すだけでいい」とじいちゃんは思う。

 何も武力を背景にしてケンカしなくても…。

 このまま安倍さんの言う通りに「自衛隊」を憲法に明記したら、他国はたとえ「戦争放棄」の条項が残っていても、日本は戦争ができる国になってしまったと思うでしょう。

 自衛隊は現状でも十分に日本の防衛に貢献しているし、「戦力」を持たないと言いながら陸海空でたくさんの装備を持っています。

 「このたくさんの装備を使う所がないから勿体ない」と安倍さんは思ってるんでしょうか。

 兵器を使うためには、アメリカとともに「防衛のためとか世界平和のため」と称して、自衛隊員を他国に派遣しようとしているんでしょうか?

 改憲をするなら第9条はそのままにして、時代にそぐわない他の条項を改正するなら、じいちゃんも賛成です。

 しかし、9条の改正ありきの改憲には断固として反対します。

 
コメント
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