大相撲秋場所、三横綱休場か？

　もうすぐ始まる大相撲秋場所で「稀勢の里」「鶴竜」に続き、「白鵬」までもが休場するかもしれないという報道が流れています。

　四横綱のうち「日馬富士」だけが出場するらしいですが、彼も慢性的に左肘の痛みがあるそうで手術するかどうか迷っているとのこと…。

　へたすりゃ～、横綱全員がお休みということになりかねません。

　下位力士にとってはチャンスですが、横綱不在の場所なんてファンの期待を裏切るものです。

　なぜ、そんな状態になってしまうのでしょう。

　大相撲の興業は、本場所が２か月毎に年６場所…、その間に地方巡業などがあり、力士は休む暇がありません。

　それに加えて、毎日早朝からの稽古があり、これを怠ると体調管理や力士生命に関わってしまいます。

　特に、横綱をはる力士は長年に渡り、厳しい勝負の世界で体を酷使しているのですから、万全の体調で場所に望むのは無理というもんです。

　それでも、何とか頑張って本場所に出場するのはファンの期待を背負っているから…。

　まったく頭が下がります。

　相撲協会も、金儲けばかり考えずに力士生命を延ばすために、せめて地方巡業の回数を減らしたらどうでしょう。

　万全の体調で「本場所」に臨めるように、力士たちのことを考えてもらえないでしょうか。

　そして、力士は無理をしないで故障したら、しっかりと治してから出場できるような環境作りも必要でしょう。

　「稀勢の里」なんて責任感が強いからか、無理して出場して結局は途中休場…。

　そんなことなら、怪我をしっかりと治してから出場して欲しいです。

　ファンも、痛々しい姿の横綱を見るなんてイヤです。

　元気に精いっぱい取り組みをして欲しいとみんな思っているのですから…。