写真は、今日の中日新聞の一面にあった「地球深部探査船ちきゅう」です。
何でこの写真が載ってるかというと、このブログで何度も書いた「メタンハイドレート」の採掘試験を行うことになったからです。
「メタンハイドレート」っていうのは、まあ簡単に言うと海底のさらにその地中の深いところで氷のように固まった天然ガスのことで、日本列島の周りにはこれが一杯埋まっているらしいです。
まさに資源のない日本をエネルギー大国に変貌させる救世主です!
調査海域は、渥美半島からおよそ70キロだそうで、深さ約1000mの海底から約300m採掘用の井戸を掘るんだそうです。
「やっとやる気になったかぁ~」という感じです。
でもせっかく始まっても、またのんびりと時が過ぎて、今問題になっている原子力や石油にエネルギーについてのど元を過ぎるのを待って、既得権益を守りたい輩が巻き返し、メタンハイドレートなんて昔言ってたね・・なんてことにならないようにしてほしいもんです。
政府は、「今はとにかく何でもやってみる」というポーズをとらなきゃいかんからね!
そう言えば「税と年金の一体改革」という奴も「消費税を上げるためには何でも言っちゃえ!」という感じで「全員が7万円の年金をもらえるために消費税アップが必要!」と言ってるけどよくよく聞いたらみんなが7万円の年金を賭け金なしでもらえるのは60年も先の話らしく、そんな頃じいちゃんは絶対生きてないので関係ないちゃ~関係ない話なのに・・・、消費税だけ持ってかれるのはいかがなものか・・・と思ったりします。
メタンハイドレートも急げば数年で本格的な採掘ができるらしいですが、果たしてそううまくいくのか、疑問ですぅ~。