青天を衝け

NHK大河ドラマ「青天を衝け」第2回。

渋沢栄一という人物をどう描くかということに興味深々だが、
それ以上に、周りを固めるキャストが、なんとも豪華だ。

父：小林薫
深夜食堂のイメージが強烈だが、
その懐の深さ、やさしさと強さは
栄一の父にぴったりだ。

母：和久井映見
大河ドラマ「功名が辻」2006年では
濃姫（信長の嫁）役が印象的だった。

大和撫子という言葉が彼女にはぴったりだ。

「苦しいときほど　楽しまねえと！」

代官に無理を言われ、
人手が不足し大変な状況下でも
歌を歌いながら藍葉を収穫する。

日本の母は偉大だ。
そして強い。

父、母、家族。
恵まれた家庭に育った栄一。

懸命に獅子舞を舞う栄一を見ていると、
何かを行うというときの軸に、
社会や自然の恵みに対する畏敬の念が感じられる。

どんな時代でも、どんな社会でも、
人の心に寄り添うやさしさが大切だと思った。


＜青天を衝け　＠NHK official site＞