国家の存亡は国民の忍耐と協力が肝要

新型コロナ問題。
本日19時より安倍首相が緊急事態宣言の主旨を説明する記者会見が行われた。

26分にわたる演説は、鬼気迫るものがあった。
一国のリーダーとして、国民に自粛の協力を呼び掛けた。
国民の忍耐と協力無くして国家は存続できない。

外出を自粛し、人との接触を8割削減する。
日々の行動を根底から見直さなければならない。
それを、全国民が一致団結してやらなければならない。

私はTVで会見を見ながら、おそらく人生でも初めての社会的危機を感じた。

私は戦争を知らない世代だ。

2011年の東日本大震災、1995年の阪神淡路大震災。
ともに大変な事件で衝撃を受けたが、
直接自分がその渦中にいたわけではなかった。

それが今回は、緊急事態宣言の対象エリアで最も感染者の多い東京で生活している。

感染症で言えば、以前SARS（サーズ）というものがあった。
2002年に中国で発生し、不安な気持ちになった記憶がある。
だが、その感染者データを改めて見てみると、
世界で感染者8,098人、死者774人。
日本においては感染者も死者も0だった。

それが今回の新型コロナは、
本日現在で世界の感染者130万人、死者7万人
日本では感染者4,340人死者97人と報告されている。

SARSとは桁が違う。

これは明らかに戦争だ。

自分が感染しているかもしれないという気持ちで行動する。

肝に銘じよう。