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チルソクの夏

2005年03月20日 12時36分23秒 | TV・映画
昨日垣内推薦の“チルソクの夏”を見に行ってきた。

場所は立川市女性総合センターである。
立川市「シネマ・女性の会」主催のイベントで毎月1回映画とトークをセットにした企画をしている。そのテーマが今回は“チルソクの夏”であった。

13:20主催者挨拶のあとまず上映開始。
会場には100名ほど集まっている。

映画の舞台は1977年の下関。
下関と釜山の高校生陸上競技大会をきっかけに知り合った高校生の恋愛がテーマである。
垣内が「いままで見た映画のなかで一番良かった」といっていたがまさにそのとおりの映画であった。

映画が終わったあとこの映画のプロデューサー:臼井正明さんのトークショーがあった。
佐々部監督は昨年の第28回日本アカデミー賞受賞作品「半落ち」の監督であり、崔洋一(サイヨウイチ:“血と骨”で監督賞受賞)とならんで今の日本映画界で一番注目されている監督である。その佐々部監督が2003年度の新人賞を受賞したのがこの“チルソクの夏”である。

なんでも監督は下関出身で妹がちょうど1977年当事高校2年生だったそうだ。

監督のポリシーとしては1:CGを使わない、2:有名人を使わないということらしい。確かに主演“だれそれ”が目立つと作品よりもそっちに気がとられてしまう。

それに有名人はもちろんお金もかかるしスケジュールがいそがしいため1本の映画に専念するという事がなかなかむつかしいということだ。

今回の主演となる女子高生4人組は日本体育大学のグランドでオーディションをしたそうだ。
通常は会場でせりふの一説をしゃべったりして選考するらしいが、今回はとにかくグランドで各競技を実際に行ったそうです。

そのほかにも“なるほど”と感嘆するお話がたくさんあったが、それらは今後の作品をまた見て実感したいと思う。

次なる作品は“四日間の奇跡”(6月ロードショー)さらに“カーテンコール”(10月)である。
ちなみにこの“四日間”も山口県が舞台になっているようだ。

現在日本映画は年間約100本上映されているそうですが洋画は約300本も上映されているということです。

数だけでは計れませんが本当によい日本映画をこれからも佐々部・臼井コンビに期待したいところです。佐々部清
コメント (2)
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