ひげ爺さんのお散歩日記-2

日々新た、今日は今日、明日は明日の風が吹く

「花と昆虫たち-4」 

2016年01月03日 20時25分20秒 | 日記
     ♪あなたに 抱かれてわたしは 蝶になる
         あなたの胸 あやしい くもの糸… ♪白い蝶のサンバ(森山加代子)

             「花と昆虫たち-4」



今朝の最低気温は午前3時の7.9℃。  最高気温はお昼正午の15.4℃。
今日も午前中は良く晴れました。 日差したっぷり、無風の穏やかな日和です。
午後に雲に被われましたが気温は高く、暖かな一日でした。

今日は11時過ぎに息子たち家族と娘たち家族が全員集まってくれ、賑やかなお正月です(笑。
ですが早速妻と一緒に大鳥大社に初詣に行き、私とお婆ちゃんはお留守番です(涙。 
皆んなが帰って来るまでの間に夕食の “中華丼ひげスペシャル” 作り。
どこがスペシャルかと言えば、ホタテの貝柱とエビがゴロゴロ入っている具沢山(笑。 
子供4人を含めて11人分の “中華丼”、 大鍋一杯です(笑。
母が部屋から出て来て 「何か手伝う事は無いかいねぇ」(笑。
「無い無い、正月そうそう転んだりしんさんなよ、部屋に居りんさい」 「はい」(笑。
 
4時過ぎに帰宅し6時から夕食、皆んな 「美味い美味い」 と言って食べてくれて完食! 
大鍋はカラッケツ、作り甲斐が有ったと言うものです(笑・満足。

次に… 我が家ではお正月の2年に1度、私が2年間焼酎の瓶に貯めた10円玉の総額を
当てっこして、近い家族に1万円、遠かった家族に5千円を… お年玉として貰える
というゲームをして盛り上がっています。 ですが昨年の10円玉は換金しなかったので
3年分の10円玉です。 孫も含め全員が金額の予想を紙に書いて投票します。
容器の重さを確かめ… 「こりゃぁ3万円は有るで」 「いや、2万円位やで」
虚々実々の駆け引き(笑。 数える途中「もう私はダメじゃわ~」の嘆き節も聞かれます(笑。

結局小3の咲ちゃんが2万3千円と予想し1万円をゲット! (正解は22,720円)
次に近かった小1のやまちゃんが5千円を獲得。 大人たちは皆んな多目に予想し撃沈(笑。
このゲーム、毎年盛り上がります(笑。


今日は過去に撮った写真から花に集う蝶たちを集めてみました。

 
1.2枚目は昨年7月中旬に撮った 「ヤブガラシ(藪枯らし)と蝶」 です。
黒くて大きな蝶でした。 調べてみると 「ナガサキアゲハ(長崎揚羽)」 のようです。
ウィキペディアには 【日本産のチョウでは最大級の種類である】 と書かれています。
「長崎揚羽」 の名はシーボルトが長崎で最初に採集したことに由来するそうです。
一方の 「藪枯らし」 ぼ名は、藪を覆って枯らしてしまうほどの繁殖力からきています。 
英名は 「Bush killer(ブッシュ キラー)」、 他国でも印象は同じなんですね(笑。
別名は 「ビンボウカズラ(貧乏葛)」、 庭の手入れをする余裕のない(貧乏な)家に
蔓延るところからそう呼ばれたそうです(笑。 
一度蔓延ってしまうとその土地から完全に駆除するのが困難なほど強い植物だそうです。 


3枚目は一昨年9月末に撮った 「ヒガンバナ(彼岸花)とアゲハ蝶」 です。
稔る稲穂に 「彼岸花」 はいかにも秋らしい日本の風景ですねぇ。
「彼岸花」 の名は、秋のお彼岸ごろ開花する事に由来するそうです。
別名の 「曼珠沙華」 は仏教の経典によると “天上の花” という意味で、
赤い花が天から降り、お目出度い事が起きる前兆なのだそうです。
 

4枚目も一昨年10月中旬に撮った 「フジバカマ(藤袴)とアサギマダラ(浅葱斑)」
この蝶は春には南から北へ、秋には北から南へ、渡りをする蝶として知られています。
【直線距離で1,500 km以上移動した個体や、1日あたり200 km以上の速さで移動した
個体もある】 そうです。 近付いても逃げないのんびりした蝶です。


5枚目は昨年10月初めに撮った 「ミゾソバ(溝蕎麦)とモンシロチョウ(紋白蝶)」
「溝蕎麦」は野草の中で5本の指に入る好きな花です。
多分私の日記に一番多く登場していると思います。
1輪5ミリほどの小さな花が集まって500円玉ほどの房になっています。 
ガラス細工のような透明感が有って、白からピンクの暈しが奇麗ですね。 


6枚目は一昨年6月末にとった 「ネジバナ(捩花)とベニシジミ(紅蜆)」 です。
「ネジバナ」 に蝶がとまっているのを見たのは後にも先にもこの時だけ。
逃げないでよ~ っと緊張しながら撮ったのを思い出します(笑。


7枚目は一昨年5月初めに撮った 「ノアザミ(野薊)とアゲハ蝶」 です。
「野薊」 が真ん丸に咲いた姿は、見掛けると必ずカメラを向けてしまいます。
あの幾何学的な花の並びは魅力が有ります。


8枚目の写真は2010年6月下旬に撮った 「ヤブジラミ(藪虱)とベニシジミ」
蝶がとまっている花は 「ヤブジラミ」 です。 なんとオゾマシイ名前だ(笑。
花だけ見れば清楚、可愛い、素朴な… などという形容が思い浮かぶのに…(笑。
じつは名の由来は実(種)にあります。4~5ミリの黒い実に無数の毛、
まるで顕微鏡で見るシラミの様な実(種)が生るのです。
しかもこれが“くっつき虫”で、知らずに立ち入ろうものなら、
ズボン、靴にこの実(種)がいっぱいくっ付いて、取るのに大変です。
こんな綺麗な花なのに…、嫌われ者です。


最後の写真は一昨年9月初旬に撮った 「オオキンケイギク(大金鶏菊)とモンシロチョウ)」
「大金鶏菊」 はこの辺りでも年々繁殖範囲を広げ、いたる所で大群落を作っています。
一見黄色いコスモスみたいで、明るくて綺麗な花ですよね。
でも、在来種に大きな影響を与えることから特定外来生物に指定されています。
特定外来生物は▽飼育・栽培▽運搬▽保管▽輸入▽野外に放つ・植える・まく
▽譲渡・受け渡し―が禁止されており、不正に輸入、売買した場合などは最高で懲役3年、
罰金300万円(個人)、もしくは1億円(法人)が科せられる場合もあるそうです。