20200408 start!

ソーシャルディスタンスを縮めるよう、交流の場をスタートしました。

マスク着用は「個人の判断に委ねる」

2023-03-16 | 健康
13日からマスク着用は個人の判断に委ねられました。

街や電車の中での様子は、この3年とあまり変わったようには見えません。

急に態度が変えられないのが人の習性かもしれませんし、まだまだ感染予防が優先するとの考えが優っているのかもしれません。

忽那先生がこの問題を取り上げています。

”3月13日からマスク着用は個人の判断 マスクの考え方と必要な場面や状況について”
  忽那医師 3/12
   https://news.yahoo.co.jp/byline/kutsunasatoshi/20230312-00340882

全ての人が適切にマスクを着ける場面、外す場面を理解することは難しく、どうしても個々人の理解には差が生じる。

・人によって(新型コロナの)感染リスクの捉え方は様々
・マスクを着けたくても皮膚が荒れたりといった理由で着けられない

人それぞれに考え方や事情が異なると思いますが、マスクを着ける人、着けない人がお互いを尊重しながら緩和を進めていくことが大事。

マスクの着用は新型コロナに対する有効な感染対策であるという前提のもとに議論を進める必要。

と、先生は指摘しています。

・症状のない人も含めてマスクを着用する「ユニバーサルマスキング」という概念が新型コロナ以降の感染対策として定着

・また、マスクは自分が感染しないためというよりも、周りに感染を広げないためという意味合いの方が強い感染対策



◎どのような状況であればマスクを外しても「比較的安全」と言えるかを考えるための目安

・現在の流行状況が落ち着いているか
・周囲に重症化リスクの高い人がいないか
・周囲に感染したことがある人やワクチン接種者がどれくらいいるか



各自がそれぞれの場面における感染リスクを理解し、マスクを着けるべき場面、着けなくてもよい場面が適切に判断できるようになることが重要

と強調しています。


これまで以上に感染予防のため、個々人が”賢く”判断し、行動することを求められますね。


ヒマラヤユキノシタ

2023-03-15 | 植物etcアルバム
いつもの散歩コースにひと際目立つ花、ヒマラヤユキノシタ(ユキノシタ科)のピンクの花が緑のつやつやの大きな葉を押しのけるように満開です。

常緑性で、草丈10~50㎝程度に成長して地面を這うように広がるため、グランドカバーとしてもよく利用され、耐寒性が高く、落葉樹の下など冬によく日が当たり、夏は半日陰になる場所だとよく育ちます。
乾燥にも強く、手のかからない植物です。



根伏せという増やし方ができるようです。切り戻しを行った際の茎を3cm~4cmに切り、土の上に横に伏せてその上に1cmほど土をかぶせておくと根がでてきて生長する。
このときに利用する茎は芽がついていなくてもよく、芽がついている場合は芽の部分には土をかぶせず、芽が地面の上に来るように植え付けを行います。適期は花後4月頃です。

一度試してみたいですね。

傍には、沈丁花が開き、視線を下に向け歩いていたので、いままで全く気が付かなかったのですが、見上げるとアセビも満開です。




春の庭!

2023-03-14 | 植物etcアルバム
今日は、気温が下がり肌寒くなりましたが、草花は春らしい装いになりました。


エリカが青空に映えています。


ビオラが次々に蕾を膨らませ、咲いています。




西洋スイセンがいっせいに開花、アセビも2,3日で赤い蕾が連なって開花、なかには上向きに伸び、元気に咲く花もあります。




2023/3/11


甲東梅林‥その四

2023-03-13 | 植物etcアルバム
先週末から20度を超える暖かさになり、街のウメも盛りが過ぎようとしています。

甲東梅林の紹介の最後は、豊後系などです。

南淡路の八木の村上邸の枝垂れ梅は、藤牡丹と聞いた記憶があります。今年も見事に咲いたそうです。


                           2019/2/27

③豊後系

18)藤牡丹枝垂(フジボタンシダレ)系統:豊後系・豊後性 薄紅色・中~大輪・八重 花期:2月中旬~3月中旬


19)黒田(くろだ) 系統:豊後系・豊後性  濃いピンク 大輪八重 開花 遅い


20)緋の袴(ひのはかま)系統:豊後系・杏性 紅・大輪八重 開花 やや遅い


21)摩耶紅梅(まやこうばい)系統:豊後系・杏性 ピンク 大輪八重 開花 遅い



※その他系統の不明な梅

22)源平(げんぺい)〜咲き分け〜白、ピンク 中輪一重 開花 普通


23)黒梅(くろうめ)紅 大輪八重 開花 遅い


24)白鳳(はくほう、しろほう)ピンク 大輪八重 開花 遅い



遅咲きの梅の時期からサクラの季節に変わろうとしています。
一雨ごとに春が近づいてきます。

桃始笑

2023-03-12 | 植物etcアルバム
昨日3月11日は、七十二候の桃始笑(ももはじめてさく)、桃の蕾が開き、花が咲き始める頃。

丁度、家のバラ科モモ属のアーモンドの花が、その前日に開きました。

桃は「兆し(きざし)」を持つ木とされ、桃の実を割って未来を予知し、吉凶を占ったことから「兆」の字があり、「前兆」「予兆」「挑む(いどむ)」「逃げる」「眺める(ながめる)」など、さまざまな言葉になっています。

12年前には東日本大震災が起こりました。多くの人々の命を奪い、生活に大きな被害をもたらしました。


                        石巻市雄勝町

起こるであろう大地震への教訓として引き継ぐことが多いのですが、どれだけ活かされているのか疑問です。

地震の前兆や予兆を知り、起これば状況を眺め、早めに逃げ、復旧・復興に挑む。

昔は“咲く”とい う言葉を“笑う”と表現し、今、花は「ほころぶ」と表現することもあります。「笑む」や「ほころぶ」という言葉は、内側に隠れさていたものが突然、外に顕れることをさしているそうです。



「花笑み(はなえみ)」という言葉は花が咲くことだけでなく、人が微笑んでいる様子や、花が咲いたような笑顔を意味する言葉です。

被災の皆さんに花笑みが戻る日が近いことを!!


 







アーモンドの花

2023-03-11 | 植物etcアルバム
昨日、アーモンドの花が一輪咲きました。

何年か前、アーモンド祭りで貰ったアーモンドの種をポットに播き、発芽後鉢に定植しました。
背は人の高さを越え、去年初めて一輪開花しました。

今年は、数輪蕾があり、これからプチ花見が楽しめそうです。


ウメとサクラの違いからは、花柄のないウメに近いのがアーモンドです。
しかし、花弁の先に切り込みが入っていて、サクラに似ていることになります。
結局、アーモンドはウメとサクラの中間ということになりそうです。

アーモンドは、バラ科モモ属で和名 扁桃です。


桃の仲間ということになりますが、
桃と違うのは、食用になるのは、「仁(じん)」という種子の中の部分で、クルミと同じ部分です。



今年は、神戸東灘のアーモンド祭りが開催予定、一足早く花見を迎えます。



”一人ひとりの基本的感染対策の考え方”

2023-03-10 | 植物etcアルバム
最近の感染状況は、

今後の免疫の減衰や変異株の置き換わりの状況等が感染状況に与える影響に注意が必要としながら、
全国の新規感染者数は、直近の1週間では人口10万人あたり約57人となり、 今週先週比は0.81と、減少傾向が継続

なお、国内のインフルエンザは、複数の指標で微減〜減少に転じているとされています。

<大阪府>


<兵庫県>


第8波も底に近づきつつあるように思われますが、これからの感染予防対策についての見解が示されました。

  アドバイザリーボード(2023年3月8日)資料3-9
    https://www.mhlw.go.jp/content/10900000/001069238.pdf

一人ひとりの基本的感染対策の考え方
 感染防止の5つの基本

① 体調不安や症状がある場合は、無理せず自宅で療養あるいは受診をする。
 検査のみを目的とした救急外来の利用は控える。職場や学校などは、体調不良による休暇等を取得しやすい環境を整えるべき。

② その場に応じたマスクの着用や咳エチケットの実施
 マスク着用には、他者を感染させない効果に次いで、自らが感染するリスクを下げる効果も認められている。
 マスク着脱の判断においては、地域の感染症の流行状況、周囲の混雑状況(密集状況)、空間の広さ狭さ、その場にいる時間の長さなど感染のリスク、目の前にいる人の重症化リスクの程度、不特定集団の中かどうかなどを考慮する。
 マスク着用を呼びかけられている場面では、できるだけ着用に応じる。
 外出時はマスクを携帯し、必要に応じていつでもマスクの着用ができるようにしておく。

③ 換気、密集・密接・密閉(三密)の回避は引き続き有効
 特に不特定多数の人がいるところでは、換気(空気の入れ替え)、人との間隔を空ける、すいている時間帯や移動方法の選択

④ 手洗いは日常の生活習慣に

⑤ 適度な運動、食事などの生活習慣で健やかな暮らしを


のど元過ぎれば、熱さ忘れることのないよう気を付けていきたいと思います。



甲東梅林・・その三

2023-03-09 | 植物etcアルバム
①野梅系 つづき

13)八重寒紅(ヤエカンコウ)系統:野梅系・野梅性 濃紅色・中輪・八重 花期:12月下旬~2月上旬
・早咲き紅梅の代表種で、正月用にも利用される。
・樹勢は強い。


②緋梅系

14)大盃(オオサカズキ)系統:緋梅系・紅梅性 濃紅色・大輪 花期:2月
・強健で、鉢植えにも適す。


15)緋の司(ヒノツカサ)系統:緋梅系・紅梅性 濃紅色・中輪 花期:2月~3月
・緋梅の代表品種のひとつ。
・花弁は15枚前後で、雄しべも多く、バランスよく整開する。
・強健。


16)鹿児島紅(カゴシマコウ)系統:緋梅系・緋梅性 濃紅色・中輪 花期:2月中旬~3月上旬
・濃紅色の花の代表品種。
・八重咲き。花弁は平開し、雄しべも濃紅色。
・鉢植えにも利用される。


17)唐梅(トウバイ/カラウメ)系統:緋梅系 緋梅性 紅色・中輪 花期:2月中旬~3月上旬
・八重咲き。花弁の先が白く縁どられる。
・‘鴛鴦(エンオウ)’に似る。果実は2~3個つけることが多い。



緋梅系の唐梅の白っぽい縁取りは、趣き深い風情ですね。


甲東梅林・・・その二

2023-03-08 | 植物etcアルバム
花梅はさらに野梅系、紅梅系、豊後系に分類されることが多いようです。

■花梅の分類

①野梅系(やばいけい):原種に近く、強健種が多い。花や葉が比較的小さい。枝の切口の色が白い。

 野梅性:最も品種が多い。若枝は緑色で、日焼けで赤くなる。葉は小さく、無毛。
 紅筆性:蕾が紅色で筆のように尖る。日焼けで赤くなる。
 難波性:‘難波紅’に似た品種群。枝が密に茂り、矮性気味。挿木の発根性が良い。
 青軸性:花は青白色。萼と若枝が黄緑色。日焼けしにくい。

②緋梅系(ひばいけい):ほとんどの品種において、花が紅色。枝の切口の色が赤いことで区分される。

 紅梅性:花色が明るい紅色。若枝の色が緋梅性より濃くなく、緑色を帯びる。
 緋梅性:花色が濃い紅色。樹勢が弱いものが多く、若枝が黒く日焼けする。

③豊後系(ぶんごけい):アンズとの関わりが深い品種群。花は大ぶりで、淡紅色が多い。成長が良い。遅咲きが多い。

 豊後性:アンズの形質が強く出ているもの。桃色の花が多い。
 杏性:枝が細く葉も小さい。葉は無毛で、枝は灰褐色。

このうち、甲東梅林で見られた、①野梅系には、

9)道知辺(ミチシルベ)
 系統:野梅系・野梅性 淡紅色・中~大輪 花期:1月中旬~3月上旬
・抱え咲き。
・かつて街道などに植えられ、旅人の道標になったということが名の由来とされる。


10)冬至(トウジ)
 系統:野梅系・野梅性 白色・小~中輪 花期:1月上旬~2月上旬
・早咲きの梅として代表品種。
・花形は整っている。花つきも良い。正月用の寄植えに利用される。


11)白難波(シロナニワ)
 系統:野梅系・難波性 白色・中輪 花期:1月下旬~2月下旬
・八重咲き。
・さし木で増殖しやすいため、台木に用いられる。


12)月影(ツキカゲ)
 系統:野梅系・青軸性 青白色・中輪 花期:2月上旬~2月下旬
・銘花とされる。清楚な印象が好まれている。
・花弁は丸い。萼は緑色。芳香。
・鉢植えにも適する。


枝の切り口は、折って確かめることができないので、花から共通点を見つけ区分するのはむつかしいですね。


甲東梅林

2023-03-07 | 植物etcアルバム
甲東梅林は、平らな土地に広がっていて、梅の木には名札が下がっています。
名前を確認しながら、鑑賞できる便利さがあります。

梅は、大別すると実梅と花梅に分類されます。

梅林にある実梅を紹介します。

1)南高(なんこう)実梅 白 中輪一重 開花遅い


2)花香実(はなかみ)実梅 ピンク 中輪八重 開花早い


3)一重林州(ひとえりんしゅう)実梅 ピンク 中輪一重 開花普通


4)豊後 (ぶんご)実梅 白、ピンク 大輪一重 開花やや遅い


5)甲州最小(こうしゅうさいしょう)実梅 白 小輪一重 開花遅い


6)白加賀(しらかが)実梅 白 小輪一重 開花遅い


7)白玉梅(はくぎょくばい)実梅 白 中輪一重 開花遅い


8)八重林州(やえりんしゅう)実梅 薄ピンク 中輪八重 開花普通



花も実も楽しめる梅は、虫や鳥たちにも貴重ですが人にも財産です。



植物に学ぶ生存戦略・・・その二

2023-03-06 | 植物etcアルバム
コウベタヌキノショクダイの生存戦略は、葉緑素を持たず、栄養をキノコなどから得ていますが、このような植物を菌従属栄養植物※と呼ぶそうです。

※光合成能力を失い、キノコやカビから養分を奪うようになった植物のこと。ツツジ科、ヒメハギ科、リンドウ科、ヒナノシャクジョウ科、コルシア科、タヌキノショクダイ科、ラン科、サクライソウ科、ホンゴウソウ科などが該当し、これまで日本からは約60種が報告されている。

7年ぶりに出現した六甲高山植物園で、2022年9月に見たギンリョウソウモドキ*も葉緑素を持たない植物です。

      2022/9/13  六甲高山植物園

ギンリョウソウモドキ* ツツジ科ギンリョウソウ属
本州〜九州の山地に生える。全体に白色で高さ10〜30cm。茎頂に花を1個つける。果実はさく果でのちに上を向く。ギンリョウソウに似るが、液果にはならずさく果となる。花期は9〜10月。


同じ科同じ属に属するギンリョウソウ**の生存戦略について、先日、NHKの”植物に学ぶ生存戦略 ”で紹介されていました。
ギンリョウソウは葉緑素を持たない上に、樹木が産生する光合成生産物を寄生するベニタケを経由し獲得して生育している。
樹木は短期間で枯れることがないため、樹木の光合成産物を安定して受け取るということです。


 
ギンリョウソウ** ツツジ科ギンリョウソウ属
全体が白色で葉緑体をもたない。茎は高さ20cmほどで、茎の先に下向きに花をつける。果実は液果、球形で白色。下を向いたまま熟す。花期は5〜8月。


毎回、興味深い植物の生存戦略が紹介されるこの番組、次回の再放送は、
  植物に学ぶ生存戦略 話す人・山田孝之
    NHKEテレ 3月7日午後3時~3時30分です。



コウベタヌキノショクダイ・・・「妖精のランプ」再発見!!

2023-03-05 | 植物etcアルバム
コウベタヌキノショクダイ(タヌキノショクダイ科)は既に絶滅したと考えられていましたが、30年以上の時を経て兵庫県三田市で再発見されました。

コウベタヌキノショクダイは、1992年に1個体が発見されただけで、その後、1993年~1999年の間に行われた追加調査では新たな個体は発見されず、2010年に兵庫県により絶滅が宣言

タヌキノショクダイの仲間は、海外では「fairy lantern (=妖精のランプ)」と呼ばれ、コウベタヌキノショクダイの生きた姿は、まさに暗い林床を照らす「妖精のランプ」のようだったと研究者は記述しています。


今回新たに発見されたコウベタヌキノショクダイ 撮影:末次健司

”絶滅種の光合成をやめた植物を30年ぶりに再発見
 ―妖精のランプ「タヌキノショクダイ」の謎に包まれた進化史に重要な示唆―”

            神戸大学 末次健司教授 らの研究グループ
https://www.kobe-u.ac.jp/research_at_kobe/NEWS/news/2023_02_28_01.html

・タヌキノショクダイの仲間は、光合成をせずに土中の菌類から栄養を奪って生活する植物で、菌類と見紛うばかりの奇妙な花をつけることが特徴

・キノコの一種のように見えますがれっきとした植物で、長芋などの「ヤマノイモ」の仲間に近縁

・茎の高さはわずか1mmほどで、花の大きさも1cmに満たない小さな植物

・日本名のタヌキノショクダイは「狸が燭台 (= ロウソク立て) として利用した」と見立てられての名前

・日本産のタヌキノショクダイ属としては、タヌキノショクダイ、キリシマタヌキノショクダイ、コウベタヌキノショクダイの3種
  ーーキリシマタヌキノショクダイとコウベタヌキノショクダイはすでに絶滅が宣言されていた

コウベタヌキノショクダイは T. americana にも外見のみならず、雄しべに蜜腺がない点や雌しべの柱頭に多くの短い毛が生える点で、極めてよく似ていることが明らかになった
 ーーT. americana は北アメリカで発見された唯一のタヌキノショクダイ属


コウベタヌキノショクダイ (A & B) とThismia americana (C & D) との形態比較
 (A & B) 横から見た花。(C & D) 雄しべ。
 両種は外見が非常に似ているばかりか、葯には蜜腺がない点など花の内部構造も一致する点が多い



今回の研究で提唱されたタヌキノショクダイの仲間の北米への分布拡大の経路

ベーリング地峡を介し移動したと考えられる生物には、マンモス、イヌ、ウマ、ラクダなどが存在し、人類がアメリカ大陸へ進出する際にたどった経路としても有力視

タヌキノショクダイの仲間も、東アジアからベーリング地峡を通って北アメリカへと分布を広げていったと考えることができるでしょう

と、研究グループは指摘しています。


今回新たに発見された個体の証拠標本は、1992年に発見された個体も収蔵されている兵庫県立人と自然の博物館に寄贈され、人と自然の博物館では、近日中に標本展示が予定されているということ、この珍しい植物をぜひ見たいものですね。



城南宮の椿

2023-03-04 | 植物etcアルバム
しだれ梅の華やかさの陰に隠れて、つい通り過ぎてしまいますが、椿も春を迎えています。

藪椿


淡路岛
白色地に淡紅~濃紅色縦絞り、唐子咲、小~中輪


蕾が固く結んでいます。咲いた姿を想像するのも、楽しみ方の一つですね。

有楽(太郎冠者)
紫を帯びた桃色、筒~ラッバ咲き 中輪


千代の春
極淡桃色 千重咲き 中輪


蝦夷錦
白色地に農紅色、大小縦絞り、中~大輪


城南椿
藪椿の一種、真紅の花びらの小ぶりの愛らしい筒咲きの椿

春の山のしだれ梅のピンクの滝と苔の上の落ち椿の赤が圧巻です。







東寺の早い春

2023-03-03 | 植物etcアルバム
大きな歴史的な建物を誇る東寺、金堂・五重塔は国宝、講堂は重文です。

左 金堂、右 講堂の大屋根


植物めぐりがこの頃多かったのですが、久しぶりの寺院拝観です。



東寺のシンボルは、やはり五重塔、4度落雷での火災などにあい、現在は5代目、江戸時代の建物だそうです。高さは古塔中日本で最高の55m。地震には強い耐震構造になっていて、中心の心柱が9輪を支えています。



金堂の薬師如来や講堂の立体曼陀羅の仏さまたちも個性的なお姿で、迫力一杯です。



しだれ梅や早咲の河津桜が目につきましたが、境内には、しだれ桜やソメイヨシノも多く、あと一月もすれば、満開の桜で埋め尽くされることでしょう。




城南宮のしだれ梅

2023-03-02 | 植物etcアルバム
見ごろを迎えたしだれ梅・・・、春の京都を訪れてきました。















見事としか言いようがありませんでした。
ピンクとシロが織りなす模様にメジロが飛び交い、少し冷たい風も忘れさせてくれます。



しだれ梅のほか、見どころの梅も多い城南宮でした。









帰路、立ち寄った東寺の五重塔や金堂、講堂の造りや仏たちに悠久の歴史を感じ、
早咲きの桜にも出会いました。