備忘録です^^
この本の著者、
瀧本哲史さん、非常に優秀な方だったそうですが、
早死になさり、初めてそのお名前を知りました
武器としての決断思考
出来る事なら、10代とか20代で読みたかった
はじめに
武器としての教養(リベラルアーツ)を身につけろ
大ざっぱに言えば、学のない人間は奴隷として使われても仕方ない
なぜ京大医学部生の40%が、起業論を学ぶのか?
東大医学部と双璧をなす最難関の学部で、
卒業後は、ほぼ100%医者になる
やりがいだけでなく、高い社会的地位も報酬も得られ、
一生食いっぱぐれのない安泰な人生を約束されたはずのエリートが、なぜ起業論を学ぶのか?
”この国では、医者になったって幸せになれない”
”もう昔のように、医者=お金持ち、という時代ではない”
”やりがいだけではやっていけない。新しい方法を見つけないと”
リアルな状況から、”今の時代漠然と医者になってはダメだ”と気づいた?
『学問のすすめ』は、いま若い世代こそ読むべき
変化の激しい今の時代、いままでの価値観や方法、人生のレールは意味をなさない
京大医学部生のは無しは、その顕著な一例
これからの日本はもっともっと厳しい状況に、、
福沢諭吉の『学問のすすめ』(刊行は明治5年)
”学問というのは、ただ難しい字を知って、わかりにくい昔の文章を読み、
又和歌を楽しみ、詩を作る、といった世の中で実用性のない学問を言っているのではない。
(中略)いま、こうした実用性のない学問は後回しにして、
一生懸命やるべきは、普通の生活に役立つ実学である”
自分にとって必要な学問はなにかと考え、探し、選び取る―こういう行為がベーシックに、、
将来がどうなるかは、誰も明確には予測できない
過去のやり方が通用せず、未来予想もうまく出来ない中で、
自分の人生や家族の将来を見据えながら、現時点で最善と思える
意思決定を行って行かなければならない
意思決定の具体的な方法=ディベート
武器は持っているだけでは、意味がない。使ってこそ
教養も座学ではなく、実践によって磨かれる
「知識・判断・行動」の3つをつなげて考える
何を学ぶか?そしてなぜ学必要があるか?
普段から知識を判断・判断を行動につなげる意識を強く持つ
武器は、使ってこそなんぼ。
失敗しても、間違っても、自分が得た知識・教養を、
自分の判断、行動に日常的に役立てる
エキスパートではなく、プロフェッショナルを目指せ
①専門的な知識・経験に加えて、横断的な知識・経験を持っている
②それらをもとに、相手のニーズに合ったものを提供できる、、という2つの事を持ち合わせる
専門バカは、生き残れない⇒専門バカになるな
「正解」なんてものはない
ビジネスにも人生にも、
正解なんてものはない
自燈明(じとうみょう)
変化に対応できないことが最大のリスク
⇒意思決定の方法を学ぶことは、最大のリスクヘッジ
正解ではなく
今の最善解
を導き出す⇒ディベート思考の考え方
結論を出すことが大事
アンカリング
サンクコストは、いったん無視
マッキンゼー・どんなに偉い立場の人でも
自分の意見が間違ってると認めたら、あっという間に意見を覆す
ディベートは、準備が8割・根拠が2割
ディベート思考の考え方は、結論の内容以上に結論にいたる道筋が重要
論題は、具体的な行動を取るべきか否かにする
「知識・判断・行動・修正」という4つのサイクルを回していくことで、
より良い結論にいたることが出来るようになる(修正の考え方を身につける)
「ブレないこと」に価値は無い
最前線で戦うならブレる生き方を目指せ
不確実性の高いビジネスの世界で生き残ってるベンチャー企業は、
ほとんどのケース、戦略をころころ変えている
ブレない生き方は、ヘタをすれば思考停止の生き方になる
メリットとデメリットを比較
メリットとデメリットには、それぞれ3つの条件がある
主張が3条件を満たしているかどうか、しっかりチェック
デメリットの3条件
意見・主張には必ず根拠が必要
そしてその根拠には、反論に耐えたものであること
①発生過程(論題の行動をとった時に、新たな問題が発生する過程)
②深刻性(その問題が深刻であること)
③固有性(現状ではそのような問題が生じていないこと)
読書は格闘技
正しい主張には根拠がある
その根拠は、反論にさらされていて、なおかつ耐えた物
相手の主張の推論の部分にめを向けよう
公開情報を組み合わせ次第では価値が出る、
新しい情報を生み出すことも出来る
すべての人は
ポジショントーク
発言で協調されてるポイントは重要でない可能性がある
結論ではなく、理由(根拠)を聞く
一般論ではなく、例外を聞く
バカを装い、知らないふりして、話全体を知りたい方向に持っていくのが
優秀なディベーターの条件
情報を鵜吞みにするな
自分の頭と足を使ってを取りに行こう
いまの最善解を導き出すまでの手順
知識・判断・行動の3つをつなげて考えよう
正解ではなく、今の最善解を導き出そう
エキスパートではなく、プロフェッショナルになろう
裏をとるな、逆をとれ
ブレる生き方を目指そう
自分の人生は、自分で考えて、自分で決めていこう
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