昨日の台湾の記事の続きです。
「民主主義国家よりも強権的な独裁国家の方が感染拡大防止を図れるのではないか」という見方が出ている中で、「『強権肯定論』への鮮やかな反証だ」としています。
「安倍政権に対してさえ、もっと強権発動を求めるような」今の危険な状態に対して、具体的な事実をもって反証できるのがうれしいですね。
毎日新聞・政治プレミア/麗しの島から 福岡静哉・台北特派員
◇民主主義の台湾が徹底した防疫に成功しているのはなぜか(2020年4月22日)
https://mainichi.jp/premier/politics/articles/20200421/pol/00m/010/006000c
《コロナ問題では「民主主義国家よりも、強権的な独裁国家の方が効率的に感染拡大防止を図れるのではないか」という見方も出ている。だが、強権的な政権は「不都合な真実」を隠す傾向がある。台湾の例は、民主主義体制でこそ徹底した防疫が可能であることを物語っており、「強権肯定論」への鮮やかな反証だ。》
収束への兆候もみられず、不安が拡大している日本。
covid-19感染拡大がおさまらない状況下で、日本では、暮らしが立ち行かない、という「コロナ関連災害」とそれへの不安が拡大しています。
無能ぶりをさらけ出している安倍政権にさえ「もっと強権発動を」と求めてしまうような心情が蔓延しそうな・・・。
世界的なパンデミックの中で、「民主主義体制でこそ徹底した防疫が可能」という事実は、私たちが得られる貴重な希望の灯のように思えます。
-S.Y-