郷土教育全国協議会(郷土全協)

“土着の思想と行動を!”をキャッチフレーズにした「郷土教育」の今を伝えます。

今、問われているのは地域力

2020年04月29日 | 日記

民衆側が、もっと徹底した都市封鎖を求める動きは確かに危険です。

しかし、一方で、いまだにタコツボ状態で自分か家族以外はみな外部、とばかりに感染拡大地域から沖縄などに、コロナ疲れを癒しにいく人たちも危険です。

 

つらつら考えていますが、現在の事態は、これまでのわれわれがファシズム化する政治状況に有効な反撃ができないままに時間を過ごしてしまってついにタイムアウトになったというべき事態でもあります。

 

単に、この非常事態に対応する人たちを危険視しても何も変わりません。

徳島県知事とか。

やはり徳島県では知事の記者会見後、あおり運転は知りませんが、県外ナンバー車に傷をつけたり、いやがらせを言ったりする行為があるようです。

 

岡山県知事(地元に古くからある天満屋デパートの社長)が「来県者に岡山に来たことを後悔させるような・・・」と述べていました。

コロナのあっという間に10倍以上の感染者が発生する状況を目の当たりにすれば、財源のない地方としては無理からぬことと思います。

 

 ファシズム傾向へ一気に進む可能性もあります。

 

今問われているのは、地域力です。

地域住民がお互いのことを思いあって行動するかどうかです。

これが民主主義なのかどうかはわかりません。

でもここからしか出発できないのは確かなこと。

 

 

安倍政権が後手後手になり、有効な対策が打てないできていますが、対策を進めてきたのは、それぞれの地域住民に近い地方自治体やそこにいる医療関係者、―もちろんその後には意見を述べできる事をしてきた住民たちがいます―などのおかげです。

 

日本をこの程度でおさえてきたのは、政府ではなく国民の側です。

ここをうやむやにされてはなりません。

 

私―子ども食堂の活動も何もしていない―としては、とりあえず、情勢の経過を明確にしておかなければいけないと思っています。

 

PCR検査なんか少しでいい、一部のマスコミは人々の恐怖心をあおっている、などと得々と語っていた人たちが、何のエクスキューズもなしに変節するのを許したくはありません。

 

 

-K.M-


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