空の日誌

設計室「空」のブログ

ごまだし

2009-11-30 19:54:42 | うんちく・小ネタ

本当においしい店は、なかなか他人に紹介しようと思わないけれど、今日は特別にちょっとご紹介しましょう。

そのお店の名前は「ずくなし」と言いまして、「ずくなし」とは長野の方言で、何かをやり遂げる気力が無い人を意味しますが、オーナーは九州出身の方で、何故かこの方言を気に入って付けたようです。

ひとことで言うならば、このお店の味は「ホッとする味」と言うんでしょうか・・。
先日、店長さんが秘密の隠し味に「ごまだし」という九州名物の自然な調味料があって、このお店ではそれを使っていて、販売もしている事を教えて下さいました。

値段は800円ほどだったと思いますが、うまいんだなあ、これが・・。
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お店は長野市の昭和通り沿いの、長野大通り交差点から西へ50メートルほどのところにあります。


4コマ漫画

2009-11-29 14:27:01 | アニメ・コミック・ゲーム

「起承転結」という言葉がありますが、4コマ漫画はまさにそれがあてはまり、少ない伝達手段でいかに納得させたり、笑わせたりできるかがミソだと思います。

新聞の4コマ漫画がいつ頃定着したのか知りませんが、私の知る限り「朝日新聞」では大学の角帽をかぶった子供が主人公の「クリちゃん」がもっとも古い記憶です。

さて、最近の4コマ漫画で笑ってしまったのは、1週間ほど前の「朝日新聞」の「しりあがり寿」という漫画家の連載している「地球防衛家のヒトビト」というおかしなタイトルの漫画ですが、
「恐い」をキーワードに別々の立場の人や生き物が感想を言い合う設定で、最後のオチが素晴らしいのです。

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ちなみに最後に布団に入って、テレビを見ながら感想を述べているのは、
この漫画に時々登場するカエル君です。


進化する納豆(に付いてる醤油)

2009-11-28 16:54:06 | うんちく・小ネタ

我が家の朝食は焼き魚と味噌汁が多いのですが、私は一人、トマトジュースと人参、牛乳ときな粉、ゴマにヨーグルト、そのほかウコンや干ししいたけ、季節の野菜(ダイコンの葉が特に好物)などが好きなので、毎日食べています。

ある時それを一つ一つとるのは面倒なのでと、全部一緒に混ぜたら、魔女の煎じぐすりみたいに真っ黒になって大変まずかったので、混ぜる事はやめにしました。

そんな訳で、あまりご飯は食べないのですが、時々「納豆」が食べたくなるとご飯にかけて、味噌汁と一緒にいただいています。

先日も納豆気分だったので、パックを開けてみると、中にはいつもの小さな醤油のビニール袋ではなく、発泡スチロールの片隅にゼリー状の醤油が入っていました。

僅かなことですが、「なるほど!これでビニールの小袋とパックする手間が省けるんだ。」と大いに感心してしまいました。

写真は私のつつましい朝食。

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魔法使いアキット

2009-11-27 18:14:06 | うんちく・小ネタ

「魔法使い」なんているわけがないけれど、目の前で信じられないマジックを見せられると不思議だなあと思ってしまう。
「アキット」さんも長野を拠点に活躍めざましいマジシャンですが、先日、目の前でスプーン曲げを見事に見せてくれて正直ビックリしました。

以前、スプーン曲げのトリックを暴いた立命館大学のA先生から聞いたやり方とは違うので、これはどうやってやるのかさっぱり分かりません。

しかもスプーン曲げのついでに100円ライターまで曲げちゃった時は、驚くより笑ってしまいました。
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世の中には分からない方がいい事があるのかもね・・
写真はポーズをとってくれた「アキット」さん。ライターは私が記念にもらって事務所に飾ってあります。ご覧になりたい方はどうぞ。


叔母

2009-11-23 15:31:26 | うんちく・小ネタ

終戦後の一時期、高校を卒業した叔母は、日本に駐留した米軍(占領軍)の通訳をしていましたが、その時の出会いが叔母の運命を決めてしまいました。

敗戦で荒れ果てた日本より米国で学んだ方がいいと、その才能を支援してくれた兵士たちが義援金を出し合い、それによって叔母は米国に渡り、努力の末、カンザス州立大学を主席で卒業し、当時の地方新聞の一面におおきく紹介されました。

小学生だった私は、祖母が鼻高々と叔母がのった新聞を見せてくれたのを覚えています。

その後叔母はどうなったかというと、大学の図書館でデートを重ねた彼氏と結婚し、アメリカ市民となりドクターとなり、今でもNYとニュージャージーの大学で教鞭をとっています。

大変な努力家ではありますが、いつもユーモアにあふれ、私をかわいがってくれ、日本に来たり私がアメリカに訪ねて行った時にはよく冗談を言い合って笑ったものです。

その叔母から先日、私宛にプレゼントが届き、開けてみると缶詰が入っていました。「Dolmas」と書かれているその缶詰の中身は何でもギリシャ、トルコあたりの田舎料理で、ブドウの葉にくるんだご飯と松の実などをオリーブオイルで浸けてあり、食べてみると大変素朴で味わい深い食べ物でした。

一昨年来日した折は、「パクチー(コリアンダー)」の種を私の好物だとピタリと当てて持って来てくれたので、この缶詰もきっと私が喜ぶと思ったのでしょう。

どんな時に味わう物なのかは分かりませんので、とりあえず、白ワインなど飲みながら食してみました。

写真は「Dolmas」の缶詰と中身。
最近叔母はアメリカ製の毛生え薬を試しに眉毛につけたら、顔中毛だらけになって娘が驚いたそうです。

Dolmas

叔母の5人の子供(私のいとこ)はアメリカのあちこちに散らばっています。いつか「いとこ」を訪ねるアメリカ横断の旅をしてみたいと思っています。