先日、長野市の北部小布施町と言う所で「境内アート」と称するアート展に
茶室を出店して遊んでいました。
この話はもう聞き飽きたと思いますが、
その茶室に、先日すこ～しお酒が入った状態で戻ってくると、
長野市のテレビ局の「テレビ信州」という放送局から
「マンモウ飯田」というキャスターが丁度取材に来て、
誰だか全く知らない私は「ちょっと面白そうな人だなあ」と思って、
調子に乗ってしゃべっていたら先週の木曜日の「夕方ゲット」という番組に
しっかり出させていただきました。
でも、どうせ見てる人はいないだろうと思っていたら、Tさんの奥さんから
「でていましたねー」という電話を頂き、ちょっと恥ずかしくなりました。
写真は右が「マンモウ飯田」さん、左が茶室の亭主である私。
思い込みというのは恐いものです。
去年の暮れに、植えておいた「パクチー」（別名シャンツャイ、又はコリアンダー）から採れた種をプランターに撒いておいたら、初めに10くらいの芽が出て来て、
その後、もう出て来ないと思いプランターの土を足してかき混ぜたら、
一斉に20～30もの芽が出て来たので、パクチー大豊作と喜んでいましたが、
実はこれあとから出たもの全てが「三つ葉」だったのです。
その事に気づくまで大変長い期間が必要だったのが、今では信じられませんが、
「三つ葉」の芽を「パクチー」と思い込んだその時から、私は自分の都合の良い方に
信じ込んでしまったのです。
いい訳ですが、「三つ葉」の芽は「パクチー」の芽とよく似ていて、もちろん大きくなれば
気がつかない訳がありませんが、思い込みが人の目をめくらにしてしまうようです。
冬の間、春になればいくらでも庭に出てくる「三つ葉」を一生懸命シートで囲って子守りをし、
遅い雪が降れば取り除き、猫が出れば荒らされないように猫よけ対策までしたのに・・ショック！
私のこの思い込み癖はこのあとも続くのでした・・、この話は又の機会に。
写真は向こうの赤っぽいのが「パクチー」、手前の青々しているのが「三つ葉」、一目で分かるのにねえ・・
何故、そんなに桜に惹かれるかはさておき、
昨日、来年には住宅を着工する予定の、長野市上松の高台にある敷地を
お花見がてら訪れてみました。
それはそれは見事に桜が咲き誇った姿に、すっかり見ほれてしまいました。
これほどの桜を独り占め出来る人は、本当にぜいたくですね。
毎年恒例の「境内アートin小布施」が終了致しました。
年に一度のアーチストとの出会いも、来年の再会を約束して別れ、なんだか夢から覚めたような気分で、
楽しい時間は終わるのが早いものです。
私はいつものように境内の中ほどで、木の枝を組み合わせて布（不織布）を張り巡らせた「茶室」を造り抹茶をたてて客人に差し出していました。
先週末の土曜と日曜にそのアート展は開催されたのですが、今年は遅い雪が境内に降り積もり、私の茶室も解けた雪で「床上浸水」してしまい、初日のお客さんはほとんどありませんでした。
翌日はよく晴れましたが、例年熱い日が多いのを見越して、日陰に設置したものですから、今年の売り上げは微々たるものでした。
（抹茶一杯を200円で楽しんでいただきまして、もうけは考えず、せめて材料の抹茶代くらいになればと思いましたが、それもちょっと無理でした。）
まあ、自分で好きでやっているので、「すてきな茶室ですね！」とか「私の地区のイベントのも出して下さい。」なんて言われただけで満足です。
それにTV信州の「夕方ゲット」が取材してくれたから、運が良ければ今週に放映されるかもね・・
写真は羽織をはおって正座する、「茶室」の亭主である私。
今年も桜の季節がやって来て、アート展の季節もやって来ました。
「境内アートin小布施」
長野市の北部、車で30分ほどの所にある、小布施町の古刹「玄照寺」境内で、毎年4月の第3土曜日と日曜日に、「アートとクラフト」のお祭りが開催されます。
今年は桜が満開の時期となりそうです。
私は「設計室・空」として恒例のアート茶室を展示して、そこで薄茶をふるまっております。
ぜひ遊びに来てみて下さい。出店もあります。骨董市や苗市もありますよ。
写真は「境内アート」のチラシ。お待ちしております。
