我が家にチュー太郎がやって来てから、チュー次郎、チュー三郎・・と数えて五番目にやって来たのが、ちっちゃくて控えめのチュー五郎でした。
最初のうちは、お風呂の石けんを夜中にこっそりかじっていましたが、最近はそれも飽きたようで、蛇口の白いホースを好んでかじるようになりました。
ネズミ族も大きさがみんな違うように、性格も違っていて、チュー三郎などは捕まったときは大騒ぎして、チューチューと大変うるさかったです。
そのあとやってきたチュー四郎は逆にとぼけた性格で、昼間台所に出て来て、ばったり家人と鉢合わせした時なども、見つめ合ったまま逃げようとしなかったりで、ネズミにもいろんなタイプがあることが分かりました。
さて、ホースをかじられるようになってからは、以前チュー次郎にだったか、電気のコードをかじられたことがあったので、強制退去に踏み切りました。
普通のチーズをえさに捕まえようと思ったけど、丁度「カマンベール」しかなかったので、不本意ながら針金にぶらさげて檻の入り口を開けておきました。
すると、残った「カマンベール」をつまみに飲んでいたら、30分もたたないうちにバタンという音がして、チュー五郎はあっけなく捕らえられ、翌日少し離れた空き地まで連れて行かれることになりました。
さて、翌朝、チュー五郎を釈放してから戻って来て檻を洗っていたら、えさに掛けておいた「カマンベールチーズ」がすっかり食べられていて、「チュー五郎、捕まってもうまい物には目がなかったんだなあ・・」と感心してしまいました。オシマイ・・
写真はホースと石けん好きのチュー五郎。