空の日誌

設計室「空」のブログ

オールウェイズ

2012-01-24 19:53:12 | 映画

楽しみにしていた、
映画「オールウェイズ・三丁目の夕日」
の上映が始まりました。

今回は3Dだそうです。

私は業務試写という試写会で2Dで見ましたが、
今回も又、前作にもまして、
心にじんわりと響きました。

そして、プレスシートと言う
映画関係者だけに配布される
案内書を見ていたら、
この映画の監督「山崎貴」さんは
松本市出身で、しかも
私と同じ「阿佐ヶ谷美術学園」に
学んでいます。

だからって好きになったわけではないけれど、
この監督には才能の大きさを
大変感じます。

私はこの映画ではエレキギターをかき鳴らす
「一平」君の世代ですが、
気持ちとしてはもちろん主人公「茶川竜ノ介」です。

単にノスタルジーを感じさせるだけでなく、
何か私たちが忘れてしまった「大切なもの」
を、この映画は思い出させてくれます。

「三浦友和」演じる
医者の「宅間先生」(あだ名は悪魔先生)が劇中ポツリと言う、
幸とは何でしょうね、その答えが胸に響きます。

それを探しに行って見てははどうでしょうか・・。

長野市内は「グランドシネマズ」で上映中です。
Photo


こうじ

2012-01-19 16:32:21 | うんちく・小ネタ

発酵好きな私にとっても
今大変なニュースは、
「塩こうじ」なる
こうじで発酵させた塩の調味料です。

先日、朝のテレビ番組で紹介されたのを
偶然見てから
この「塩こうじ」を作ってみようと
毎日思い続けていますが、
いまだにその時間が無く、
世の中で、その話題が大きくなるにつれ
逆にへそ曲がりの私の興味が
薄れるのが心配です。

発酵文化は酒との縁も深く、
「酒ある所に文化あり」を座右の銘とする私は
(自分で考えた銘です・・ちょっと恥ずかしいですが・・)
世界の発酵物を(酒も含めて)極めたいと思い、
中国の「臭豆腐」、
韓国は「エイの発酵物」、
日本では「へしこ」や「鮒寿司」
などをいただき、果ては
遠くアラスカの地中で発酵させた
「海ツバメ」をいつか食したいと願い、
視点はいつも遠くにばかり飛んでいましたが、
気がついてみると、
発酵文化は足元にあり
今回の「塩こうじ」に狂喜している次第です。

あ~、早くつくって酒のみたいなー。
写真は昼の番組でも紹介された「塩こうじ」・・「こうじ」っていい名前だネ。
Photo


昭和も遠くなりにけり・・

2012-01-18 18:45:21 | アート・文化

昭和39年と言えば、
東京オリンピックの年でした。

その39年(1964年)に時代をあわせた
映画「オールウェイズ・三丁目の夕日」の3作目が
もうすぐ封切りになります。

私は映画館のお手伝いもしているので、
この「オールウェイズ・三丁目の夕日」の主人公
「茶川」さん(演じているのは吉岡秀隆さん)の書斎を模した
「タタミコーナー」を長野市のシネコン
「グランドシネマズ」のロビーの一角に作りました。

ついでにロビーの丸柱に
「東京タワー」まで作っちゃいました。(少々軽いタワーですが・・)

このころの日本は活気に満ち満ちていました。
昭和はつい最近のような気がしていましたが、
もう24年も経つんですよね。早いものです・・。

シネコンの近くにおいでの節は是非お立ち寄りいただき
感想をいただきたいと思います。

Photo


おいしいよ。

2012-01-04 15:51:22 | まち歩き

昨日は長野市の善光寺に行ったのに、
混んでいたので初詣をしないで
写真だけ撮ってきた私は、
もう一度足を運んで
今日改めて参拝してまいりました。

帰りがけ友人の「マシューさん、恵さん」が経営する
善光寺の仲見世通りにある
「カフェ・テラ」に寄り、
小雪の中湯気を立てて販売している
「クラムチャウダー」と「ホットチョコレート」と
「リキュール入りのジェラート、ザバヨーネ」をいただきました。
(おいしかったので、ちょっと食べ過ぎてしまいました)

2008年の2月
設計室「空」の開設記念に「ショコラ」という
映画を上映し、皆さんをご招待したところ
大変好評でした。

その映画「ショコラ」の中で、
女性主人公(ジュリエット・ビノシュ)が作った「ホットチョコレート」を
いつしか戻った恋人(ジョニー・デップ)が飲み、
「好きだったのはこの味だよ。」
すると、彼女が
「知ってたわ・・。」
う~ん、なんとも憎い演出で終わるんですが、
きっとその「ホットチョコレート」は
今日飲んだマシューさんの「ホットチョコレート」のように、
(今までに飲んだココアとは全く別物)
こんなとろけるような味だったんだろうなあと
ふと思いました。
Photoおいしいから行ってみてね。


あけましておめでとうございます。

2012-01-03 16:40:17 | ブログ

三が日最後の今日
新年のご挨拶を申し上げます。

昨年は大きな災害の年でしたから
皆さん今年こそは良い年でありますようにと、
心から願っておられるようです。

さて、そんな年の幕開けに
私は去年からTVで楽しみに見ていた
「池上彰の現代史講座」を、
BSジャパンでおさらいしました。

 

この講義は、
信州大学の経済学部(松本市)で
ジャーナリストの池上さんが講義を行ったもので、
長野市だったら私も聴講に行けたのになあと思います。

年明けの1月2日と今日3日の
二日にわたって
今までの講義を全部まとめて放映し、
見過ごした部分を見ることが出来ました。
(現代の歴史のほかに、経済についても講義をしています。)

中学時代、ほかの教科は不得意なのに
社会科だけが妙に得意だった親友「デコヤン」が
いつも私に大人ぶって
今日の社会情勢を
解説してくれたのを思い出します。

そんな影響もあって
大人になってからは私も現代史に興味を持ち、
学校の歴史の授業では
現代史をおろそかにしてはいけないと、
ふたり意気投合して話したことがあります。

「賢者は歴史に学ぶ」と言うことわざがあるようですが、
おくればせながら歴史を学ぶ私は
いまからでも賢者になれるかな・・・?

写真は1月3日、初詣でにぎわう善光寺と
下は「池上彰の現代史講座」のTVの一場面

201213