「茅ヶ崎」と言えば、湘南の代名詞のような場所で、太平洋の海沿いの夏が似合う暖かい地域を思い浮かべると思いますが、この間、建物の中間検査でその茅ヶ崎を訪れました。
東京に居た頃は、小田急線で「江ノ島」なんかに用もないのに海を見に行ったこともありますが、「茅ヶ崎」は一度訪れてみたいと思いながら、今まで一度もその機会がありませんでした。
この「茅ヶ崎」には東京駅から東海道線で行くのが一番分かりやすいと思いますが、各駅停車で50分ほどかかります。そこから現場までは「雄三通り」(加山雄三)を南下して東へ15分くらいの距離にあります。
ここには私の伯父が住んでいまして、その子供である従兄弟とは小さい頃長野に遊びに来た時によく遊びました。もちろん今は皆それぞれが社会で活躍していますが、大人になってからも行ってみたいけど私が「茅ヶ崎」へ行かなかったのは、「湘南」に対して、田舎の山育ちという気後れがあったのだと思います。
知り合いの「まぜこぜ」の小池さんからの紹介で、今回は仕事という大義名分が出来、ようやく「茅ヶ崎」を訪れることができました。
母と伯父は大変仲がよかったのですが、今年の夏前に伯父は亡くなってしまい、私にとっても「茅ヶ崎のおじさん」は思い出の言葉になってしまいました。
写真は「茅ヶ崎」の「LUFT・SHIMODA HOUSE」という1階に花屋さん(園芸店)が出来る店舗併用の木造3階建て住宅(左端)と「茅ヶ崎」の海岸(小さくサーファーが見える)。
施行を請け負った松井工務店の松井社長に「長野市の戸隠という所では昨夜雪が積もったんですよ。」と話していたら、私の脇をウエットスーツを着たサーファーの女性がボードを抱えてすたすた歩いていきました。なんでもこちらでは、新築の時に建物の外にシャワーをつけるのだそうですよ!
施主の奥さんに会ったあと、記念に海岸でさくら貝の貝殻を拾い、東京に戻って有楽町のガード下で一杯飲んで無事に中間検査を終えて帰りました。