空の日誌

設計室「空」のブログ

栗ちゃん

2015-09-30 19:26:50 | ブログ
長野市の郊外、
飯綱山の麓に
松本さんと言う方が
セルフビルドで自宅を計画し
設計室「空」はその設計を
請け負いました。

で、その計画の
今日は建物の位置出しをすべく
現地の別荘地帯で
杭を打ったり
テープを張ったりと
山の中を
歩き回りました。

もちろんこれは仕事ですから
雑念を消して
一生懸命正確な
位置を出すべく
動き回ったわけですが、
頭の片隅に
ほんの少しですけど
せっかく来たのだから
大好きな
きのこと是非
ご対面したいと
そんな気持ちを
抱いておりまして、
早め早めに
ポイントを決めて
予定通り
きのこ狩の時間を残し
位置出しは終了しました。

で、きのこは
採れたかって?
むふふ・・、
何と30分の間に
見事なきのこが採れちゃいました!


久しぶりのクリタケとの
御対面で、
思わず鼻歌が・・、
しかも分かりやすい鼻歌で
曲名は「かわいいベイビー」
あれ?知らないって?
そりゃそうでしょ
もう50年くらい前の歌だものねえ。

ま、そんなことはさておき
そのあと事務所に戻ってから
飲み友達の龍鳳書房は酒井氏を迎えて
一升瓶をかかえ
おいしいきのこ汁を
いただいちゃいました。

写真は
クリタケと
息子の真之介の採ったモタシ(正式名称ナラタケ)






秋です。

2015-09-29 17:18:55 | ブログ
昨日
長野市松代町方面の
建物検査に行った時、
畑の脇に植えられた
コスモスが
あまりきれいなので、
脇に車を停めて
しばらく
風にたなびく花びらを
見つめていました。

今年は
山のきのこも
豊作だそうです。

私は既に
何回か
モタシ(ナラタケの俗称)や
カラマツタケを
おいしくいただきました。

なぜか
きのこを食べると
山の味がして
幸せな気分になります。

生まれ育ちが山国で
子供の頃は
野山で遊んでいたから
そのせいでしょうかねえ・・。

そういえば、
以前、山道を走っていた時
道に見事にふくらんだ
栗がイガごと落ちていました。

山のケモノたちも
今年は
空腹にならずに
済みますかねえ・・。


豆蔵当番

2015-09-23 18:43:33 | アート・文化
今日は
私が
ギャラリー「豆蔵」当番。
日に数人しか来ないけど、
そのゆったりさが売りさ・・、
なんちゃって。

しかし
今展示中の
「大薗弘二」展は
見ごたえありますよ。

大薗さんは
私の
親友であり、
飲み仲間であり、
なにより
確かな詩的造形力の
持ち主です。

私は勝手に
「造形詩人」と名づけてしまいました。

いい作品は
人に見せる前に
自分で気に入ってしまいますが、
そんな時は
もちろん
購入してしまいます。

作品と言うのは
買われてこそ幸せ。
どんなに
素晴らしい作品でも
売れなかったら
誰がその
作品の行く末を
見守るのでしょう?

静岡県の景勝地に建てた
「メゾン・マミ」の
展示の目玉の一つが
「後藤愛彦」氏の油彩作品です。

その後藤作品を
公立の美術館として
数多く保管していた
福岡の美術館から
持ち主に(後藤さんの息子さんに)
返されました。
(後藤さんはメゾン・マミの館長です)

このご時世で
公立の美術館も
いい作品だとはいえ
いつまでも所蔵してくれるとは
限りません。

引き取る相手が
いたからいいものの、
もし誰も居なかったら
かけがえのない
作者の命ともいえる
作品が
この世から
消えていってしまいます。

先月
豆蔵で
企画展示した
もう一人の親友の
「神林學」さんが
「おれ?おれはいいよ、
作品は全部捨ててもらうんだ」と
言い切っていました。

そんな愛すべき作家のためにも
その作家の作品を
愛し
手元に
置いていただける
買い手が
現れるよう
努力したいと
思っています。

写真は展示中の
大薗作品の
展示風景と、
オープニングで
飛び入り参加し
尺八を吹いてくれた
大好きな日本画家「生井巌」氏。




戦争法案に反対です。

2015-09-16 18:26:09 | ブログ
感情論などではなく、
日本と世界の
未来を見据えて、
戦争法案に反対です。

理想を捨て
仮に、力による
均衡を目指すとしてたら
それは現実的であっても、
未来を捨てる
後退の思想じゃないでしょうか。

もう一度
私の立場を言いますが、
「戦争法案」には
絶対反対です。