昨日ご紹介したＩさん、一緒に北京に行ったと思ったら今度は南米に向けて旅立った。
いつも忙しい忙しいが口癖なのに、なんでそんなに余裕があるんですかねえ？
なんでも、南米にはサンフランシスコ経由で30時間もかけて行かなければ着かないようで、そこまではよほど熱意のある人でないと行かないと思われます。
でも「マチュピチュ」や「イグアスの滝」には圧倒的な魅力があって、私もいつかは行ってみたいと思っています。
さて、そのＩさん、「イグアスの滝」ではカッパを着ていたのにパンツまでびしょぬれになり、憧れの「ナスカの地上絵」では、セスナ機が右に左に回転して、旅行者に地上を見せようとしたのでしょうか、みんなすっかり飛行機酔いをしてしまい、ちゃんと見る力もなかったそうで、話を聞いて笑ってしまいました。写真が無いのもうなずけます。
それにしてもＩさん遊びすぎじゃないですか・・
写真はアルゼンチン側から見た「イグアスの滝」・・だそうです。
先日、新聞広告になつかしいトリスおじさんが、TVコマーシャルに帰ってくると書いてありました。
「トリスおじさん」はまだテレビが白黒時代の頃から登場した、樽のようなお腹をしたアニメのキャラクターで、サントリーウィスキーのお手ごろ価格の「トリス」ブランドで活躍していました。
折りしも、知り合いのＩさんが「トリスおじさん」の作者の方と大変親しく、なんと船に乗った「トリスおじさん」の絵を持ってきて見せてくれました。夜空に星座が輝いている絵で、私も大変気に入ってしまいました。
そんな事があって、ウィスキーの復活に合わせて登場した「トリスおじさん」が気になっていたら、昨日の夜のTVコマーシャルでやっと見ることができました。
そういえば、このあいだ買った「トリスウィスキー」、昨日もお湯割りで飲んでいました。そこにあの絵があったら言うことないのにねえ・・
写真は新聞に出ていた「トリスおじさん」、右は作者と親しいＩさんの見せてくれた絵。
「騙す」というと、随分悪い響きを感じてしまいます。
確かに胸を張って自慢できる行為ではないでしょうが、
騙される心地よさもあるにはあるようです。
つまり、騙された後が大事で、
その後にうれしくなるか、くやしがるかが問題なんでしょうか。
特に金銭がからむと大変です。
「騙す」行為は「詐欺」になってしまいます。
「人はなぜ騙されるか」の著者の安斎先生は心理的な人の弱点を指摘して、騙されるからくりを説明していますが、ご本人は大のマジック好きで、スプーン曲げは得意中の得意です。
マジックの世界では「騙す」行為は「不思議」とすりかえられて賞賛さえされます。
なんだか勝手に話をしてしまいましたが、
きっかけは朝刊に出ていた「ロシアの偽兵器」の新聞記事が面白かったためです。国家が偽物作りにお金を出すのはなんともおかしいですよね。
これって、やり方が昆虫の擬態と同じ？
・・・。
早いもので、今週末の住宅セミナーは30回目を迎えることとなりました。
今回の内容は、ゲストの「電気工事屋さん」と「設備工事屋さん」からの、役に立つアドバイスということで、実際の工事をしている側から見た生の意見をいただきたいと考えております。
面白いこと請け合いです。是非聞きにいらしてください。
30回記念の「お茶+和菓子」もついています。
もちろん無料です。
建築現場には足しげく通いたいと思っています。
その方が紙の上の設計図と、建物としての実物の食い違いを把握し、リスクを早めに察知し、最小限にすることが出来るからです。
また、悪いことばかりでなく、現実の形を見て、今から加えられる「何か」を考え、追加するという楽しい行為もあります。
それぞれの現場にはそれぞれの施主の熱い思いがあります。
出来上がったときの施主の喜ぶ姿が見たくて、ただそれだけが生きがいになりたいと思いつつ、気が散る毎日なのであります・・。
写真はそれぞれの現場風景。（まだ始まらないところもあります）
