空の日誌

設計室「空」のブログ

アートに泊まる

2011-01-27 13:15:24 | アート・文化

今月の23日(日)に私からの呼びかけで、12人のアーチストが長野にやって来てくれました。

12人は染色家、彫刻家、油画家、造形作家、陶芸家、建築家(私)という才能集団で、この日はある目的の下見の為、東京や新潟、軽井沢方面から手弁当で駆けつけてくれました。

詳しくは又お知らせしますが、その目的とは、「アートに泊まる」というキャッチコピーのもと、ホテル客室を一人一室アートによる改装を行うことでして、果たして無事に完了するか、不安いっぱいのプロジェクトなのです。

写真は翌朝のホテル前での集合写真。私が撮ったので私は居ません。前夜はホテル側のご好意でネパール料理の新年会となりました。ありがとうございました。

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LUFT

2011-01-26 11:10:09 | アート・文化

昨年9月に着工した神奈川県茅ヶ崎市の3階建て店舗併用住宅「LUFT」の完成検査が先日終了し、設計者の私とデザインした小池さんはホッと胸をなでおろしました。

小池さんは造形作家で最近生まれ育った長野に奥さんと子供と一緒に戻られ、「まぜこぜ」という大変おいしくて温かみのあるランチ屋さんを善光寺近くで始めました。

(「まぜこぜ」は奥さんが中心となって切り盛りしています。定食におやきが付いてきたりしてとても評判がいいのです。)

小池さんは造形作家としての腕を生かして日本各地を店舗などの内装(壁塗りや金属製のドアなどなんでも)を請け負って、出稼ぎしています。又、地元である善光寺界隈の町おこし的な活動でも活躍されています。

今回の「茅ヶ崎」の物件は小池さんの知り合いのSさんが施主ですが、小池さんが建築的な部分を私に相談してきたのがきっかけで、二人で手を組んでの物件となりました。

施主の奥さんと「長野に是非いらしてくださいよ。」と約束し、工務店の若い棟梁とは「もう二度とお会いできないでしょうね。」と別れの挨拶を交わして帰りました。

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写真は「LUFT」の完成写真。1階が園芸店、2~3階が住宅です。左が通称「鉄砲通り」沿いの上部外観。右は住宅入口のドア。全体が昭和レトロな雰囲気で、住み手の優しさが伝わってきそうです。


選挙より大変かも

2011-01-22 14:30:25 | アニメ・コミック・ゲーム

Gantz アニメが原作の「GANTZ」という邦画がまもなく封切りになりますが、この映画の主役二人、嵐のメンバー「二ノ宮」君と俳優の「松山ケンイチ」を劇場に呼ぼうという、映画の配給会社が仕掛けた運動に私はすっかりはまり込んでしまいました。

(「嵐」って年末の紅白の司会もやった歌とか踊りも得意なグループなんだって、「松山ケンイチ」はマツケンと言われている俳優でマツケンサンバとは関係ないんだって・・、え?知らないのは私だけだって?失礼しました・・)

そもそも「GANTZ」なんて知る由もなかったのですが、映画館のお手伝いをしている私は、携帯でアクセスして点数をため全国一になると主役の二人が挨拶に来てくれるから応援してくれと言われ、初めて使うバーコードリーダーなるものを使ってみました。

一回やってみて操作を覚えると不思議なもので、周りに自慢したくなり、とうとう知り合い全員に「GANTZ」の応援をするはめになってしまいした。(このバーコードリーダーを知らない人の行動は見ていて面白く、1.お財布携帯のように紙の上で携帯を振りかざす人、2.いきなりカシャっと写真を撮って私に差し出す人、3.バーコードリーダー自体を自分の携帯から探し出せなくて怒る人・・などさまざまです。)

しかし、何でもそうですが、全国一になると言うのは大変なもので、「GANTZ」キャンペーンでも映画館のスタッフが毎日のように駅前や劇場周辺で道行く人に声を掛け、まるで選挙運動さながらに体を張って訴えたようです。

そんな姿を見て、首位争いを続ける「宮崎市」のシネコンに長野のシネコンが負けてはならじと、私も暇さえあれば携帯でアクセス先を知り合いに流しました。(ただいま大阪や東京を尻目に全国2位なのです。)

そんなわけで、私の発信する迷惑メールで困らされた方もおられるでしょうが、人が他人に応援の一票をお願いし、これを獲得するということはとても怖いことで、ある意味選ばれる人の為ではなく、お願いした人の為にする行為であって、つまり私という人間が試されているわけです。

さて、そんなお手伝いも明日には終了となります。

よし、最後のお願いメールを送らなくてはならない!

「皆さ~ん、GANTZ争奪戦に清き一票をお願いしま~す!!」