宜野湾市長選はストレートな結果だ

宜野湾市長選は、自公が推した現職の佐喜真氏が再選された。

これは辺野古移設を容認したのではなく、移設に反対した訳でもなく、世界一危険とされる普天間飛行場の返還を20年間待っていたのになかなか返還に至らず、一刻も早く返還してほしいという民意が結果になった。

佐喜真氏は普天間飛行場の移設先に触れる事はせず、返還地にディズニーリゾートを誘致したいなど経済政策を打ち出す一方、対する野党系が推した志村氏は、翁長沖縄県知事が選挙運動に参加する形で辺野古移設反対を訴えてきた。
両氏とも普天間飛行場の返還は同じだが、返還後の政策を打ち出していた佐喜真氏が勝利した。

野党系は宜野湾市長選で名護市にある辺野古移設を争点にしないのは争点を隠していると言っているが、そもそも辺野古は宜野湾市ではなく名護市であり、両方の解決は沖縄県と国が図っていくべき事であり、あえて触れる必要はないのではないだろうか。