東日本大震災から8年。
まずは改めて亡くなられた方にご冥福をお祈りし、被害に遭われた方にお見舞い申し上げます。
各地で鎮魂の1日となったが、テレビをつけると報道で出てきたのは感動ストーリーだ。
震災をきっかけに絆を感じる方もいただろうし、新しく動こうと決意された方もいるのも事実ではあろうが、やはり悲しい日として今も時が止まった状態の方もいる。
自身は正確に知りたいため海外メディアから生々しい状態の画像を見ていたが、自国で大災害が起きているという事実を直視したからこそ忘れる訳にはいかないと外部の人間ながら感じた次第である。
しかし同時に事実を伏せられストーリーにしてしまう報道を見ると、大災害であったにも関わらず忘れられつつある現状を感じずにはいられない。
メディアは苦情を避けるために生々しい映像を排除したが、昨今は津波の映像や悲鳴の上がる地震当時の映像さえも苦情が来るため出さなくなりつつある。
国内で起こった大災害の映像を出さなければメディア的に苦情が出なくて良いのだろうが、現地の人以外知る事もなくわかるのはストーリーばかりとなると、被災地とそれ以外の地の意識に大きな違いができて共有が難しくなる事にも繋がる。
被災者の声を生で聞く機会があったので痛感するが、現地の方からメディアに対する批判を聞く事も多かった。
震災は決してイコールストーリーではない。
まずは改めて亡くなられた方にご冥福をお祈りし、被害に遭われた方にお見舞い申し上げます。
各地で鎮魂の1日となったが、テレビをつけると報道で出てきたのは感動ストーリーだ。
震災をきっかけに絆を感じる方もいただろうし、新しく動こうと決意された方もいるのも事実ではあろうが、やはり悲しい日として今も時が止まった状態の方もいる。
自身は正確に知りたいため海外メディアから生々しい状態の画像を見ていたが、自国で大災害が起きているという事実を直視したからこそ忘れる訳にはいかないと外部の人間ながら感じた次第である。
しかし同時に事実を伏せられストーリーにしてしまう報道を見ると、大災害であったにも関わらず忘れられつつある現状を感じずにはいられない。
メディアは苦情を避けるために生々しい映像を排除したが、昨今は津波の映像や悲鳴の上がる地震当時の映像さえも苦情が来るため出さなくなりつつある。
国内で起こった大災害の映像を出さなければメディア的に苦情が出なくて良いのだろうが、現地の人以外知る事もなくわかるのはストーリーばかりとなると、被災地とそれ以外の地の意識に大きな違いができて共有が難しくなる事にも繋がる。
被災者の声を生で聞く機会があったので痛感するが、現地の方からメディアに対する批判を聞く事も多かった。
震災は決してイコールストーリーではない。