はじめまして

今回、新しくブログを開設しました。

ホシガラスのハイビジョン

2010-02-18 09:59:53 | Weblog
 2月15日  どんよりと曇って北陸山陰の空のようです。
 市民講座は、糖尿病の話でした。
 日本人成人の三人に一人は、その予備軍ないしは病人とのことです。
 最初の患者は、藤原道長だそうです。この時代余り動かず美食に耽っていたので
肥満体になり果ては罹患したようですが、この頃の一般庶民は喰うや喰わずで粗食に
甘んじていたので糖尿病にはなり難かったようです。
 最近の欧米風の食事が糖尿病患者を激増させているとのことで、一度罹患すると
生涯の病気となり、その治療費は46歳基準として初期では870万円、途中で
治療を怠ると、1500万円になり、70歳まで何もせずに放置した場合は、最悪
脚の切断までしなければならなくなり、その治療費は5000万円に及ぶとの事
です。
 恐ろしいことです。11月14日は毎年、世界糖尿病デーで各地でブルーの灯り
を点け予防を呼びかけています。鎌倉でも長谷の大仏がライトアップし、東京タワー
横浜ベイブリッジ、岐阜城などがライトアップします。

 夜は平家物語の講座です。いよいよ平家滅亡の場面に入ります。

 冷たい雨が降っており風もあるので受講者は僅か5人でした。

 僅か70~80騎で四国へ渡った義経の軍は、それまで大軍を擁していた平家に
遭遇しますが、その頃からもう平家に将来は無いと見限った武士達が源氏に味方
するようになった事に加えて、富士川でも鳥の羽音に驚いて逃げ帰ったように平家
は総てに弱腰で、その上、安徳天皇をはじめ貴族階級の男女を抱えての戦陣なので
どうしても動きが鈍くなっています。
 その平家の中でも多少は豪の者がおり、時には小競り合いがあります。
 その小競り合いで義経の腹心とも言うべき佐藤三郎兵衛嗣信が矢に当たって戦死
します。嗣信は殿下の御前で死ぬのは本望と言って息絶えますが、それを義経が
鄭重に弔う話が一條として語られています。

 当時の死生観は死ねば冥界で過去のいろいろな人に再会出来ると信じていたので
今ほど恐怖感が薄かったのではないかと、ホシガラスは思っています。

 又、ホシガラスは義経ファンとして今でも義経が奥州で弁慶ともども火焔に
くるまれて死んだとは思っていません。義経ほどの戦略家(そのように仕立てられた
かもしれませんが)が、おめおめと騙されて死ぬ筈が無いと思っています。

 北海道日高には、義経神社があり、ホシガラスも参拝しました。そして道南から
西部にかけて義経伝説があり、多くの布徳の話が残っています。

 東部にも話がありますが、その多くは悪行が多いようです。これは義経の名前を
騙った悪い人間の仕業です。

 平家物語も次回は、いよいよ那須与一の話に入ります。

 この日は動物写真家の、嶋田 忠さんのニューギニアで撮影したオウゴン
フウチョウモドキの放映がありましたが、留守するのでブルーレイに収録して後で
再生することにしました。

 2月16日  曇り空から時々小雨が落ちて来ます。

 体操教室です。今日の先生はダンスが好きで最後には必ず簡単なダンスを入れる
ので、男性(と言っても3人)は苦手です。女性と先生が楽しんでいますが、要は
身体を動かす事で何らかの効用があると思って動いています。

 帰ってから昨日の映像を再生しました。

 ハイビジョンなのでデジカメで撮影出来るので写真としては完全なものでは
有りませんが楽しめます。版権の問題が有るのでブログには掲載出来ず残念です。
 文面からご想像下さい。

 まずは、オウゴンフウチョウモドキです。体長25Cmぐらいの鳥で、モドキ
と付いているように極楽鳥のフウチョウ科でなく、巣を組み立てるニワシドリ
(庭師鳥)の仲間ですが、その美しさは別格です。
 ニューギニアの南緯5度以北の1000m前後の高地に棲息し滅多に見られな
い鳥です。

 雄は全体が橙色と金色で翼の一部と尾羽が黒く、顔と嘴の先端・脚が黒い鳥です。
 庭師と言うように竹や小枝を組んで高さ25Cm位の2本の垣根をアーチ状に
組み立て、入口を青い球果や黒い茸や黄色・紫の葉で飾ります。

 雌が巣に近づくと雄はプレゼントの果物の実銜えてタイミングを測ります。
 
 時には、大きく口を空いて鳴いて雌を呼びます。

 同時に他の鳥も放映されました。尾から12本の飾り羽根が出ている事から
ジュウニセンフウチョウと言われ雄は体長33Cm 雌は35Cmと雌の方が
大きいようです。この鳥は極楽鳥の仲間です。
 上面と胸は紫から緑色に変化するメタリック黒色で、両脇には鮮やかな黄色の
飾り羽根が後半身を覆っています。雄は木の上で飾り羽根を広げ水平に時計回り
で踊って雌を誘います。

 次に放映されたのは、フウチョウモドキで、モドキが付いているニワシドリの
仲間です。
 体長は25Cmぐらいで雌がや大きめです。雄の頭頂から後頚部と翼は明るい
金橙色で、その他はベルベット状の黒です。光彩はと嘴は黄色、脚は黒です。

 小枝を集めて直径50Cmから1mぐらい高さ3m程の高い巣を作るのは、
オウゴンニワシドリです。体長はこれまでの鳥と同じです。

 次は良く写される、アオアズマヤドリでした。雌はやや大型で32Cm近く
あります。ブルーの色が好きのようで、巣の近くにブルーを集めて♀の関心を
呼びます。
 雌が巣に入ろうとしている様子を雄がさりげなく待っている映像が映されました。

 最後は、ヒヨクドリでした。尾羽に長い二本の飾り羽根が特徴で体長は雄が
31Cmに対して、雌は19Cmと小型です。標高400mくらいの丘陵地帯
から1000mぐらいの高地に棲息しています。

 兎に角、熱帯ジャングルの鳥は極彩色で綺麗で、♀に対するデイスプレー
も派手です。
 
 このように、お茶の間で居ながらにしてニューギニアの奥地の鳥が見られ
自分用の写真に納められる事は楽しいことです。
 勿論、実物に会える事の方がもっと楽しいのですが、旅費もかけず熱帯の
蛭や小動物の危険にも遭わずに、いろいろな光景に接する事が出来る現代は
幸せです。

 2月17日  曇り空で予報では夕方から雨か雪を報じていましたので
傘持参で出掛けました。

 吹き矢の日です。今年一番の寒さにもめげず28名が参加し、米寿を過ぎた
方が昨年9月9日以降久しぶりに元気な姿でお見えになり皆さん拍手で迎え
ました。素晴らしい事です。吹き矢が健康に良いことは判っていますが、この
ように何時も前向きで日々を送りたいものです。
 そして見習うべき先輩は皆で大事にしたいと思いました。

 午後は句会で、ご親切に近くまでクルマで送って下さる人がいて助かりました。
 皆さん佳い方ばかりで、水曜日は一番楽しい日です。それに女性会員が全員
程々に若くて美人揃いで嬉しいことです。

 2月18日 起きると夜来の雪で一面白くなっていました。



 庭木の檜にも、うっすらと積もっていますが雪国から見れば、おもちゃ
のようです。



 今月末か三月初めには咲き始める被寒桜の蕾も寒さに震えています。



 この雪景色も9時頃には雪が止み、その後急速に太陽が出てお昼頃には完全に
消えました。


 



 





 

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