はじめまして

今回、新しくブログを開設しました。

ホシガラス房総へ行く

2010-02-02 17:53:26 | Weblog
 1月30日  1月なのに気温は4月 今にも桜が咲きそうな陽気です。
 
 吹き矢には、お天気が良いせいか他所に出掛けているのか出席者は11名の
少なさでした。
 午後はBSで大滝秀治さんの、らくだ を観る。落語から脚色した劇で
中に志ん生の出囃子を織り込んだり、噺から引用した寸劇が入り本題の らくだ
の前に、まくらとして見せ場を演じていました。
 中でも、この噺で一番難しい人の好い屑屋が最初は辞退していた酒を、らくだの
兄貴分に強要されるままに呑んでいるうちに、すっかり主客転倒して人間が変わる
場面を大滝さんが見事に演じたのは流石でした。

 1月31日  相変わらず暖かい良い天気が続きます。
 5月に出展する写真をセレクトしてプリントして一日が過ぎて行きました。

 友人から、ユキホオジロの情報が入り、いろいろと調整しますがどうしても日程
が合わず結局、今回は残念ながら諦める事にしました。

 このユキホオジロは、過去20年間、北海道で探し回り一度も出逢えなかった
鳥です。最近は北海道でも少なく容易に見られなくなりました。

 一度は諦めたものの、ふと考えて見ると明日の市民講座は南硫黄島の自然の話
なので絶対聴きたいテーマですが、これは他人の講演なので別の機会も有るかも
知れないと思い、ユキホオジロの魅力を優先することにしました。
 寝る前の事です。

 2月1日  曇り空にうっすらと月が浮かんでいました。4時に起きました。
 そそくさと支度して出掛けました。予報では雨が降るとしても午後とのことです。

 外房の海岸へ向かいます。9時前に着くと既に12~13人の人が見ています。
 昨日は群れで来ていたとのことですが今日は、たった一羽です。
 それでも長年の願望が叶えられた歓びはひとしおです。

 ユキホオジロは、名の通りホオジロ科の鳥で体長16Cmと雀より少し大きめ
です。冬鳥として北海道に飛来しますが、時には東北から北陸にも渡来する事も
あり、小笠原でも僅かに記録があるようです。
 北海道では、海浜植物のハマニンニクの実を食べていますが、本州ではコウボウ
シバやコウボウムギの実を好んで食べます。
 日本では冬羽根しか見られませんが、繁殖地のアリューシャンからカムチャッカ
では翼が黒く頭と腹部が白く綺麗ですが、冬の姿もなかなか愛らしいものです。

 暫くその姿をご覧下さい。












 傍には、ハマシギもいましたが、誰も見向きもしません。





 現地には2時間ほど居て引き揚げました。15時に帰宅する頃に雨となりました。

 夜の、平家物語の講座の時は本降りとなり終わって帰る頃は、みぞれになって
いました。

 2月2日

 夜が明けると、うっすらと白くなつており少しばかり雪が降ったようです。
 グラゥンドゴルフは中止になりましたが、今日は体操教室なので関係無く出掛け
ました。