はじめまして

今回、新しくブログを開設しました。

思わぬ珍鳥に出会えました。その2

2008-09-15 19:19:51 | Weblog


 14日も暑い日ですが、昨日の珍鳥をぼけぼけ写真でしか
撮れなかったので、再度県央へ出掛けました。
 今度は、400mmレンズと三脚を持って出掛けます。
 カメラだけで4Kgで三脚が3Kg、リュックに付属品を
入れると3Kgになるので携行品が10Kgになります。
 それにこの暑さでは余程でも無ければ出掛けられません。

 それでもまだ良い方で600や800mmのレンズを持つ
人は、全部で15Kgになり、体力が勝負になります。

 現地へ行くと昨日と打って変わって休耕田に水が沢山張られ
ています。その為、昨日あれだけ居たチドリ類が全然寄りつき
ません。

 その替わりカモの仲間のシマアジの夫婦が来ていました。
 まだ、夏羽から冬羽に移る、所謂エクリプスなので綺麗では
ありません。
 繁殖期になると、頭部の目の上にくっきりと白い縞が出ます。

 体長38Cmと鴨の仲間では小型です。
 シマアジのシマは江戸時代では、変わったものと言う事で
そんなにざらに見られる鳥でないので付けられたようです。
 アジは小さい事の接頭語で、コガモも古くはそのように
言われていたようです。それにしても変わった名前です。





 エクリプスの時は雌雄がはっきりしませんが手前が♂で、一羽
だけは♀です。

 さて問題の珍鳥、アメリカウズラシギは今日もいました。

 昨日よりは少し良く撮れました。





 そして今日はヒバリシギ(15Cm)もいました。

 どこの休耕田も水が満々と張られているので、採餌の場所
が限られてしまったので畦の縁の狭い場所しかありません。

 最初はアメリカウズラシギもヒバリシギも仲良く餌を採って
いましたが、なかなか餌が思うように採れないので、どうして
も大きいアメリカウズラシギが小さいヒバリシギを追い払い
ます。なかなかな厳しいです。



 単独のヒバリシギです。一羽だけでした。
 勿論、アメリカウズラシギもたった一羽です。



 一応、珍鳥が少しましに撮れたので満足して帰りました。

 一時よりは大分涼しさを感じられるようになりました。

 15日は敬老の日とのことですが、元気でいられる事に感謝
して、じっとしていません。

 この次ぎの21日に多摩川河口の探鳥会があるので担当では
有りませんが、ちょっと下見がてら行って見ました。

 例年であれば渡り鳥の季節ですが、今年は酷暑のせいか
この河口干潟には、まだ何も来ていませんでした。

 干潟は蟹だけが動いていました。

 バーダーも少なく閑散としていました。知人に会ったので
聞くと、さっぱりとの事でもう帰る所でした。

 本当に何もいません。見えるのはカワウ、カルガモ、ウミネコ
が目立ち、飛んでいるのはムクドリ、遠くにいるのはコサギ、
ダイサギ、アオサギだけ、声が聞こえるのはセッカでした。





 対岸は羽田空港で、ひっきりなしにジェット機が着陸しています。
 空はどんよりと今にも泣きそうです。

 河口の近くまで行って見ましたが何も発見がありません。



 ベンチが有り、休んでいる人がいました。グループで
談笑している組もありました。

 収穫何もなしで2時間で引き揚げました。

 帰りにふと見るとウミネコが大きな魚を銜えて難儀して
います。欲張って大きな魚を拾ったのか、銜えて見たものの
処分に困っていました。



 遠いのではっきり撮れませんでした。

 明日から21日までは、予定がびっしりです。

 どうしてこんなにやる事があるのでしょう。

 歳なんてとってはいられません。














思わぬ珍鳥に出会いました。

2008-09-15 18:21:52 | Weblog


 9月11日は少し涼しかったが、湿度が高いのでグラゥンド
ゴルフをしていると汗ばむ程でした。
 午後は来月出掛ける白馬行きの特急座席指定券を取る為、
集まれるメンバーだけ集まって、どうせなら纏まって行きたい
ので、みどりの窓口で購入することにしましたが3連休の初日
のせいか、完全には出来ませんでした。
 それでもこれで安心して座っていけます。後は天候だけです。
 こればかりは、運を天に任せるしか有りません。

 12日は、またまた真夏日です。家の中で静かに写真の整理
をPCで始めましたが一部しか出来ません。
 果たして完全に出来るかどうか判りません。

 外付けのディスクには、約4万カットの写真が入っています。
 その中から使える鳥の写真をセレクトするのは容易では有り
ません。どんどん不良品は消すべきなのでしょうが、一度
シャッターを押すと愛着が残り、そんな簡単には捨てられませ
ん。フィルムカメラの頃はスライドのマウントに入っているので
選別も容易ですが、デジタルになるとPCが頼りだけに大変です。
 便利なようで不便なものです。
 特に最近のように画素数が高くなると処理に時間がかかり
善し悪しです。

 13日は、またまた真夏日です。気温31℃を覚悟して県央
の休耕田へ出掛けました。
 
 風が少し有るので幾分凌ぎ易い感じでしたが、暑かったです。

 古代米とでも言うのでしょうか?赤い稲穂が垂れています。





 普通の稲も、もうすぐ収穫を迎えます。



 休耕田は水が多くてシギやチドリのように脚の短い鳥には
採餌が出来ず集まりませんが、幸い一番奥の田は水が少ない
のでコチドリやシギの仲間が集まっていました。

 この時は、納得しないながらもウズラシギとして観察して
いました。
 この日は、情報から鳥影も少なく余り成果は期待出来そう
も無いと聞いていたので三脚も持たず、300mmレンズに
1.5倍のコンバンターを装着して手持ちで撮ることにして
出掛けました。

 矢張り、写真はすっきりしません。

 ウズラシギと思っていたシギです。





 ウズラシギにしては、少しスマートで腹部の白が強すぎる
感じでしたが、それでは何と言うほどの決めてが有りません。
 まだまだ勉強不足、経験不足です。

 コチドリは良く判ります。胸の帯と目の周りの金環が特徴
ですが、若鳥の場合はまだ金環が目立ちません。



 カルガモは暑いのか、稲穂が食べられる高さまで垂れ下がる
のを待っているのか、畦にずらりと並んでいました。



 ギンヤンマでしょうか?♂の腰回りの青が目立つトンボが
♀の産卵を助けていました。



 仲良く飛んで行きました。貴方100迄、わたしゃ99迄の
風情です。



 オニヤンマと言う人がいましたが、腰の青が気になります。

 再び、ウズラシギに今度はキリアイが傍に来ました。



 キリアイ単独です。ウズラシギの22Cmに対して17Cmと
小柄です。嘴の尖端が下に湾曲しているのが特徴です。



 もう一度、ウズラシギとキリアイのツーショットです。



 ハクセキレイの若鳥なので綺麗な白では有りませんが
寄って来たので撮ってあげました。



 若いのにポーズだけは一人前です。

 余りの暑さに12時に解散しました。

 夕方、今日のウズラシギは滅多に来ないアメリカウズラシギ
でしたと知らされました。

 神奈川でも記録が稀な鳥です。これまで10例ぐらいしか
見られていない鳥で、秋の渡りの時に稀に立ち寄るとのことです。
 春には記録が有りません。また全国的にも少ない鳥です。

 今年の夏は、ここでコアオアシシギを見、東京港野鳥公園で
シベリアオオハシシギを見て、今回アメリカウズラシギです。
 3種も珍鳥に出会えました。

 あまり長くなるので、ひとまずこの辺で。