9月11日は少し涼しかったが、湿度が高いのでグラゥンド
ゴルフをしていると汗ばむ程でした。
午後は来月出掛ける白馬行きの特急座席指定券を取る為、
集まれるメンバーだけ集まって、どうせなら纏まって行きたい
ので、みどりの窓口で購入することにしましたが3連休の初日
のせいか、完全には出来ませんでした。
それでもこれで安心して座っていけます。後は天候だけです。
こればかりは、運を天に任せるしか有りません。
12日は、またまた真夏日です。家の中で静かに写真の整理
をPCで始めましたが一部しか出来ません。
果たして完全に出来るかどうか判りません。
外付けのディスクには、約4万カットの写真が入っています。
その中から使える鳥の写真をセレクトするのは容易では有り
ません。どんどん不良品は消すべきなのでしょうが、一度
シャッターを押すと愛着が残り、そんな簡単には捨てられませ
ん。フィルムカメラの頃はスライドのマウントに入っているので
選別も容易ですが、デジタルになるとPCが頼りだけに大変です。
便利なようで不便なものです。
特に最近のように画素数が高くなると処理に時間がかかり
善し悪しです。
13日は、またまた真夏日です。気温31℃を覚悟して県央
の休耕田へ出掛けました。
風が少し有るので幾分凌ぎ易い感じでしたが、暑かったです。
古代米とでも言うのでしょうか?赤い稲穂が垂れています。
普通の稲も、もうすぐ収穫を迎えます。
休耕田は水が多くてシギやチドリのように脚の短い鳥には
採餌が出来ず集まりませんが、幸い一番奥の田は水が少ない
のでコチドリやシギの仲間が集まっていました。
この時は、納得しないながらもウズラシギとして観察して
いました。
この日は、情報から鳥影も少なく余り成果は期待出来そう
も無いと聞いていたので三脚も持たず、300mmレンズに
1.5倍のコンバンターを装着して手持ちで撮ることにして
出掛けました。
矢張り、写真はすっきりしません。
ウズラシギと思っていたシギです。
ウズラシギにしては、少しスマートで腹部の白が強すぎる
感じでしたが、それでは何と言うほどの決めてが有りません。
まだまだ勉強不足、経験不足です。
コチドリは良く判ります。胸の帯と目の周りの金環が特徴
ですが、若鳥の場合はまだ金環が目立ちません。
カルガモは暑いのか、稲穂が食べられる高さまで垂れ下がる
のを待っているのか、畦にずらりと並んでいました。
ギンヤンマでしょうか?♂の腰回りの青が目立つトンボが
♀の産卵を助けていました。
仲良く飛んで行きました。貴方100迄、わたしゃ99迄の
風情です。
オニヤンマと言う人がいましたが、腰の青が気になります。
再び、ウズラシギに今度はキリアイが傍に来ました。
キリアイ単独です。ウズラシギの22Cmに対して17Cmと
小柄です。嘴の尖端が下に湾曲しているのが特徴です。
もう一度、ウズラシギとキリアイのツーショットです。
ハクセキレイの若鳥なので綺麗な白では有りませんが
寄って来たので撮ってあげました。
若いのにポーズだけは一人前です。
余りの暑さに12時に解散しました。
夕方、今日のウズラシギは滅多に来ないアメリカウズラシギ
でしたと知らされました。
神奈川でも記録が稀な鳥です。これまで10例ぐらいしか
見られていない鳥で、秋の渡りの時に稀に立ち寄るとのことです。
春には記録が有りません。また全国的にも少ない鳥です。
今年の夏は、ここでコアオアシシギを見、東京港野鳥公園で
シベリアオオハシシギを見て、今回アメリカウズラシギです。
3種も珍鳥に出会えました。
あまり長くなるので、ひとまずこの辺で。