はじめまして

今回、新しくブログを開設しました。

2011年の春は間もなくです。

2011-03-26 17:21:58 | Weblog
 生涯忘れる事の出来なくなった2011-3.11の大災害は国民全員の背筋を
伸ばす事になりました。

 地震だけならまだしも、大きな津波とそれに加えて原子力発電の事故は正に三重
苦となっています。

 ホシガラスの居住する地区は計画停電の第一グループに入っているので時々3時間
程の停電を体験しています。

 アフリカには、ポレポレと言う言葉があります。のんびりゆっくりと言う意味です。
 夜が明けたら起きれば良い。大陽が沈んだら寝れば良い。のどが渇いたら川の水、
お腹が空いたら有る物を食べれば良い。何も慌てる事は無い。ゆっくりのんびりと
生きて行けばこの世は天国だ、と言う事です。

 文化の違いが有るので必ずしも総て納得は出来ないと思いますが、この文明社会に
於いても時には原始に戻る必要が有るのでは無いでしょうか?

 今、日本は大きな反省点を迎えています。

 こんな時にスーバーの開店を待って日用品や食べ物を買い漁る浅ましさには呆れる
ばかりです。結果は全部を使い切れず賞味期限を超過して無駄に捨ててしまうのが落ち
です。食料自給率が50%を切っている日本人として恥ずべき行為です。

 戦争と戦後を体験しているホシガラスにして見れば、食べ物が無ければ食い延ばしで
我慢し、極端には一日二日は食べなくても死なないと思えば気は楽です。
 ましてや現在はスーパーに行けば主要食糧が無くても、代用になる物は豊富に有り
ます。決して慌てる事は有りません。
 被災地の事を思えば、その他の地域の生活は天国・極楽です。

 大事な事は正しい情報を信じて、いたずらに流言飛語に惑わされないことです。

 電力が足りなくなるのは当然で、電車の間引きや大都会のネオンの自粛、必要以上
の照明の節約は当然の事です。

 今は自粛したものの球団のオーナーがナイター中止に反対したり、政党挙げてこの
国難とも言うべき災害に対処すへきなのに面子にこだわり続ける心の狭さには平成の
時代の人材不足を嘆かざるを得ません。

 昔シェークスピアは、どんな嵐の夜でもやがては明るい朝が来る、と言っています。

 阪神淡路の大震災は今回の東北関東大震災に比べれば津波・原發の被害が無いので
規模的には小さいものの人口密集地に発生したので産業・行政に多大な影響を及ぼし
ましたが今では完全に復活しました。

 この体験を活かして今回も勤勉で粘り強い日本人だけに必ず日ならずして復興への
槌音が聞こえる事を信じています。

 人生常に前向きに生きましょう。

 我が家の庭の被寒桜も満開となりました。