ブログと言うものは毎日、日記のように更新するものと良く言われます。
ホシガラスもそのようにしたいのは山々な事は勿論ですが何せ独りで戸主から
主婦も趣味人も勤めなくてはならないので、どうしても纏め書きになるので
ご了承願いたい処です。
それにしても今回は少し非道すぎますことは重々承知ですが、それだけ年の初め
で話題が無かった為なので、ご勘弁下さい。
1日・2日と久しぶりにのんびりゆっくりしました。完全な寝正月でした。
こうなると腰痛とは言え、必ずしも悪くありません。
きっと、神様が、ご先祖様が、そして亡き妻が、たまにはゆっくりして身体
を休めなさいと言っているようです。
二日間はそのお言葉に甘えさせて頂きました。
外は快晴ですが、じーっと我慢して耐えました。
テレビを観たり、遠くに居る子供や姉、久しぶりの友人と電話で話したり年賀状
を見たりしていると、瞬く間に二日間が過ぎていきました。
新年と言っても独り者の生活は非常にシンプルです。
腰も大分、楽になりましたので3日は初参りです。鶴ヶ岡八幡宮が恒例になって
います。例年であれば元日の8時頃に出掛けましたが今年は怠け癖が付いてしまって
10時頃出掛けました。
二の鳥居付近はまだ閑散としていました。
然し、舞殿手前から規制が有り、それでも二回で通過しましたが、石段では3回
止められました。
お詣りは何時もの事ながら数秒です。これでは神様に届くかどうか判りません。
正確に届けるには拝殿に入って、お祓いをして貰うべきでしょうが、これも並んで
いて大変です。
何時も、破魔矢だけ求めて一年中傍に置いて守って頂く事で省略しています。
おみくじも引きません。いっぱい結び付けられています。
どんな思いで結んだのでしょうか? 大吉の人は喜んで、凶の人は身を引き締めて
これからの一年を慎重に生きて行く事でしょう。
参拝をしたので、清々しい気持ちで源氏池へ出ました。マガモやオナガガモが
冬陽を浴びて泳いでいました。
近くにオナガガモの♀が来ましたのでパチリ。
小町通りでお昼を済ませてお昼過ぎに帰宅して、早速PCを開けて雑仕事を
片づけて23時になりました。
1月4日 世の中は動き出しました。ホシガラスも病院へ行きました。
2時間も待たされて午前中いっぱいかかりました。その上、MRIの予約も
させられました。
骨密度の検査では、若い人比で98% 同年齢比135%でした。
1月5日 体操教室が始まりました。
日中は暖かくストーブ無しで過ごせました。
1月6日 スポーツ吹き矢も始まりました。今年も健康で楽しくプレー
します。
帰宅すると俳句の先生から郵便が来て、開封してみると競詠20句を投句
するように書いてあります。それも新作で2月10日迄とのことです。
兼題は、『声』 です。 競詠の相手は誰方か判りませんが新年早々頭の
痛いことです。
夜は、ご近所にお呼ばれで美味しいお料理を頂き幸せでした。
1月7日 今年の初句会です。5句中4句が選ばれ、うち2句は先生の
特選に選ばれ、まずまずでした。終わってから近くで新年会となりました。
1月8日 暖かい晴天が続きます。
予約してあった病院でMRI検査です。10時なので、少し早めに行きました。
約30分、ゴトゴトガタガタと背中の方で音がして余り快適ではありません。
結果は特に異常無しとのことです。唯、年齢相応に骨ののクッションが摩耗
しているので、これが骨の中の神経に触れると感じるようです。
年齢ばかりには勝てませんが、ホシガラスは良い方です。
知人が長谷で鳥写真の個展を開いているので見学旁々お昼にしました。
その後、芸術館で冨岡畦草さんの写真展も有るので大船に出て友人と待ち合わ
せて出掛けました。
長女の誕生を機に毎日その成長を撮り続けた作品の展示と、併せて藤沢から
東京までの1950年代と現在を対比した所謂、定点撮影の作品の展示が有りま
したが何万点の中から選んだ膨大な作品展でした。
特に50年の変化は興味深く観られました。出る時、丁度ご本人がおいでになり
友人は弟子なので友人のお陰で暫くお話出来る機会に恵まれました。
夕方には雨になりました。
1月9日 別の場所でのスポーツ吹き矢の日ですが、町内有志の新年会が
有るので早退しました。
この吹き矢の会場は狭いのですが、冷暖房完備で楽ですが、早退して帰る時
は急な坂を上がって行かなければならないので息が切れます。
モノレールに乗って二つ先の駅で降りても、まだ動悸がしているほどです。
本当に楽有れば苦ありです。
18時からは、柳家小三冶師匠のドキュメント映画が有りましたので鑑賞
しました。終演後、弟子の柳家三三師匠の挨拶がありました。三三師匠は17日
に、かまくら落語会に出演しますので、楽しみです。
1月10日 晴れて暖かく快適な探鳥日和です。
見慣れた富士山が箱根連山の向こうに白い顔を出しています。
参加者15名が一生懸命、鳥影を探しますが滅法少ないです。
ちらりと、オオジュリン、モズ、そしてウグイスくらいです。
ダムの水面にはマガモの群れ、遠くに鴨達が浮き寝鳥さながらに浮いていますが
ぱらぱらです。カワアイサの家族が上流に向かって進んで行きます。
年末で懲りたので今日は軽い300mmを付けたカメラだけで、しかも手持ちです
から遠くは写せません。
ダムの防御柵?には何時ものように、ゴイサギが占拠しています。
良く場所取りで争っています。大体、若鳥と成鳥が向き合っています。
やがて成鳥が、こんな分からず屋の子供にはバカらしくてかまっていられないと
ばかりに飛び去って行きました。
ダムの管理棟が、ずらりと並び一つの造形美を現しています。
年が明けると春近しです。ゴイサギも繁殖羽が出ています。
鴎類も、めっきり少ないです。ユリカモメが一羽浮いていました。
飯泉橋を渡ると参加者の一人が木の枝に止まっているオオタカを見つけました。
人数が多いと目が多いので助かります。後ろ姿なので交通量の多い車道を要心
しながら進み、お腹が見える場所へ行きましたが結果はこんなものです。
カワアイサの家族の中に一羽のウミアイサの♂がいましたが、遠くの上流へ
行ってしまいました。戻って追いかけても良いのですが、時間も無いので諦めました。
何に驚いたのか鴨達が一斉に飛び上がりました。
オオバンの群れが飛んで行きます。
下流の方からはカワウの群れが飛んで来ます。
今日は常連のミサゴが居ないなと思っていると、やっと現れました。
それからは、ミサゴオンパレードです。暫し脚を止めてミサゴの餌獲りを眺めます。
まずは、餌の魚(ミサゴの主食は魚で、翼を広げると170Cmもある大型の鷲です)
を空中停止のホバリングで探します。このホバリングは鷹のチョウゲンボウもやります。
魚を見つけたのでしょう。狙いを定めています。
下降の準備をしています。
下降の体制に入ります。
真っ逆さまに突っ込みます。
正に急降下です。
水面に近づきました。
水しぶきを上げて飛び込みました。
魚を捉まえています。
両足を縦にして魚を掴み飛び立ちます。普通の鷲鷹類は両足で横掴みですが、
ミサゴは魚雷を抱いた戦闘機のように縦で掴みます。速く飛ぶには効率が良いので
しょう。
多くのミサゴは、餌獲りした場所では直ぐに食べず遠く離れた決まった場所で
こっそりゆっくりと食べます。邪魔者に横取りされないようにしているのでしょう。
三河湾の汐川干潟などでは、他に邪魔者がいないのか良く杭の上で食べているのを
見かけます。
ホバリングから魚を獲って飛び立つまでは、僅かに14秒の事でした。
今日は、こんな光景が何回も見られましたのは大きな収穫でした。
ミサゴシヨーを充分に堪能した後、遠くに丹沢の大山を見ながらお弁当にしました。
午後の最初はツグミです。この頃漸くあちこちで見られるようになりましたが
以前から比べると格段の少なさです。
河川の土手径にアカハラが現れました。これも少ないです。
直ぐに飛び立って灌木の枝に止まりましたが逆光でお腹の赤が出ません。
目を近づけると微かに見える程度で、ご免なさい。
河口付近で今日期待のハジロカイツブリが現れました。出たと思うと直ぐに潜り
その忙しい事。余程空腹なのかも知れません。
普通のカイツブリの26Cmに比べて5Cm程大きい水鳥です。冬羽はこんなものですが
繁殖期になると目の後ろに飾り羽が出て綺麗な姿になります。
カワウにも繁殖羽がぼつぼつ出てきました。部分的に白いのがそれです。
河口ではヒドリガモが群れていました。
総体に鳥の個体数は少ないながらも、種類としては63種が見聞き出来、これまでの
観察記録の中では最高でした。
冬の探鳥は今日のように暖かい日ばかりとは行かず、寒い風が吹き続ける日もあります。
その点、今日は幸せな一日でした。今日のトップスターは、ミサゴと、ハジロカイツブリ
と一部の人しか見ていないアリスイぐらいになりましょうか?
1月11日 昨日の天候から見ると想像も付かない曇り空になりました。
お寺さんが8日までお休みでしたので今日、初参りに出掛けました。
途中でお花を用意して行くと月曜日で定休日となっており、門は開くものの線香の販売
も無く仕方ないので、お花と樒だけあげてお詣りして来ました。
帰りに東京駅で降りて、お濠へ行って見ました。先月の18日にも見ましたミコアイサ
が、まだ居るのかと行って見ると居ました。先月は簡単なデジカメなので良く写せません
でしたので今日は少しましなカメラを持参しました。
東京駅は周辺も含めて現在改装中です。やがてレトロ調の駅舎が見られる事でしょう。
楽しみです。
改装中の中央郵便局の時計の針が有りません。
お濠にはコブハクチョウがいました。
キンクロハジロに繁殖期の飾り羽が出ています。
目当てのミコアイサはキンクロハジロの群れの中で眠っています。
ミコアイサは体長42Cmの鴨の仲間です。
何かに驚いたのか、キンクロハジロの群れが移動すると一緒にミコアイサも起きだし
ました。
完全に目が覚めたようです。
目の回りが黒いので何故か眠そうです。
キンクロハジロと一緒に羽ばたきを始めました。暗くて遠いのでブレています。
夜は平家物語の講座が有るので朝から出抜けました。東京から真っ直ぐ鎌倉へ向かい
ます。
講座は巻十一の逆櫓の条に入りました。頼朝の軍監として従軍した梶原景時が分別顔
で逆櫓を進言したのに対し義経は若気の至りで聞き入れなかった事が、義経と景時との
不仲の因になり、ひいては頼朝の疑惑を招き義経の不運に繋がることになるのです。
然し、平家物語は飽くまでも物語で史実では無いので文学的脚色が随所に有り、
琵琶法師が語る際に受けが良いように表現されて居ますから必ずしも事実で無い場面が
あります。
その点、平家物語と吾妻鏡とでは相違点が有り、今ではそれを確認する術が無いの
で判りません。読者の判断に任せるだけです。また、そこに面白みが湧いてきます。
かくして新年も11日が過ぎました。随分と長くなってしまいました。
ホシガラスもそのようにしたいのは山々な事は勿論ですが何せ独りで戸主から
主婦も趣味人も勤めなくてはならないので、どうしても纏め書きになるので
ご了承願いたい処です。
それにしても今回は少し非道すぎますことは重々承知ですが、それだけ年の初め
で話題が無かった為なので、ご勘弁下さい。
1日・2日と久しぶりにのんびりゆっくりしました。完全な寝正月でした。
こうなると腰痛とは言え、必ずしも悪くありません。
きっと、神様が、ご先祖様が、そして亡き妻が、たまにはゆっくりして身体
を休めなさいと言っているようです。
二日間はそのお言葉に甘えさせて頂きました。
外は快晴ですが、じーっと我慢して耐えました。
テレビを観たり、遠くに居る子供や姉、久しぶりの友人と電話で話したり年賀状
を見たりしていると、瞬く間に二日間が過ぎていきました。
新年と言っても独り者の生活は非常にシンプルです。
腰も大分、楽になりましたので3日は初参りです。鶴ヶ岡八幡宮が恒例になって
います。例年であれば元日の8時頃に出掛けましたが今年は怠け癖が付いてしまって
10時頃出掛けました。
二の鳥居付近はまだ閑散としていました。
然し、舞殿手前から規制が有り、それでも二回で通過しましたが、石段では3回
止められました。
お詣りは何時もの事ながら数秒です。これでは神様に届くかどうか判りません。
正確に届けるには拝殿に入って、お祓いをして貰うべきでしょうが、これも並んで
いて大変です。
何時も、破魔矢だけ求めて一年中傍に置いて守って頂く事で省略しています。
おみくじも引きません。いっぱい結び付けられています。
どんな思いで結んだのでしょうか? 大吉の人は喜んで、凶の人は身を引き締めて
これからの一年を慎重に生きて行く事でしょう。
参拝をしたので、清々しい気持ちで源氏池へ出ました。マガモやオナガガモが
冬陽を浴びて泳いでいました。
近くにオナガガモの♀が来ましたのでパチリ。
小町通りでお昼を済ませてお昼過ぎに帰宅して、早速PCを開けて雑仕事を
片づけて23時になりました。
1月4日 世の中は動き出しました。ホシガラスも病院へ行きました。
2時間も待たされて午前中いっぱいかかりました。その上、MRIの予約も
させられました。
骨密度の検査では、若い人比で98% 同年齢比135%でした。
1月5日 体操教室が始まりました。
日中は暖かくストーブ無しで過ごせました。
1月6日 スポーツ吹き矢も始まりました。今年も健康で楽しくプレー
します。
帰宅すると俳句の先生から郵便が来て、開封してみると競詠20句を投句
するように書いてあります。それも新作で2月10日迄とのことです。
兼題は、『声』 です。 競詠の相手は誰方か判りませんが新年早々頭の
痛いことです。
夜は、ご近所にお呼ばれで美味しいお料理を頂き幸せでした。
1月7日 今年の初句会です。5句中4句が選ばれ、うち2句は先生の
特選に選ばれ、まずまずでした。終わってから近くで新年会となりました。
1月8日 暖かい晴天が続きます。
予約してあった病院でMRI検査です。10時なので、少し早めに行きました。
約30分、ゴトゴトガタガタと背中の方で音がして余り快適ではありません。
結果は特に異常無しとのことです。唯、年齢相応に骨ののクッションが摩耗
しているので、これが骨の中の神経に触れると感じるようです。
年齢ばかりには勝てませんが、ホシガラスは良い方です。
知人が長谷で鳥写真の個展を開いているので見学旁々お昼にしました。
その後、芸術館で冨岡畦草さんの写真展も有るので大船に出て友人と待ち合わ
せて出掛けました。
長女の誕生を機に毎日その成長を撮り続けた作品の展示と、併せて藤沢から
東京までの1950年代と現在を対比した所謂、定点撮影の作品の展示が有りま
したが何万点の中から選んだ膨大な作品展でした。
特に50年の変化は興味深く観られました。出る時、丁度ご本人がおいでになり
友人は弟子なので友人のお陰で暫くお話出来る機会に恵まれました。
夕方には雨になりました。
1月9日 別の場所でのスポーツ吹き矢の日ですが、町内有志の新年会が
有るので早退しました。
この吹き矢の会場は狭いのですが、冷暖房完備で楽ですが、早退して帰る時
は急な坂を上がって行かなければならないので息が切れます。
モノレールに乗って二つ先の駅で降りても、まだ動悸がしているほどです。
本当に楽有れば苦ありです。
18時からは、柳家小三冶師匠のドキュメント映画が有りましたので鑑賞
しました。終演後、弟子の柳家三三師匠の挨拶がありました。三三師匠は17日
に、かまくら落語会に出演しますので、楽しみです。
1月10日 晴れて暖かく快適な探鳥日和です。
見慣れた富士山が箱根連山の向こうに白い顔を出しています。
参加者15名が一生懸命、鳥影を探しますが滅法少ないです。
ちらりと、オオジュリン、モズ、そしてウグイスくらいです。
ダムの水面にはマガモの群れ、遠くに鴨達が浮き寝鳥さながらに浮いていますが
ぱらぱらです。カワアイサの家族が上流に向かって進んで行きます。
年末で懲りたので今日は軽い300mmを付けたカメラだけで、しかも手持ちです
から遠くは写せません。
ダムの防御柵?には何時ものように、ゴイサギが占拠しています。
良く場所取りで争っています。大体、若鳥と成鳥が向き合っています。
やがて成鳥が、こんな分からず屋の子供にはバカらしくてかまっていられないと
ばかりに飛び去って行きました。
ダムの管理棟が、ずらりと並び一つの造形美を現しています。
年が明けると春近しです。ゴイサギも繁殖羽が出ています。
鴎類も、めっきり少ないです。ユリカモメが一羽浮いていました。
飯泉橋を渡ると参加者の一人が木の枝に止まっているオオタカを見つけました。
人数が多いと目が多いので助かります。後ろ姿なので交通量の多い車道を要心
しながら進み、お腹が見える場所へ行きましたが結果はこんなものです。
カワアイサの家族の中に一羽のウミアイサの♂がいましたが、遠くの上流へ
行ってしまいました。戻って追いかけても良いのですが、時間も無いので諦めました。
何に驚いたのか鴨達が一斉に飛び上がりました。
オオバンの群れが飛んで行きます。
下流の方からはカワウの群れが飛んで来ます。
今日は常連のミサゴが居ないなと思っていると、やっと現れました。
それからは、ミサゴオンパレードです。暫し脚を止めてミサゴの餌獲りを眺めます。
まずは、餌の魚(ミサゴの主食は魚で、翼を広げると170Cmもある大型の鷲です)
を空中停止のホバリングで探します。このホバリングは鷹のチョウゲンボウもやります。
魚を見つけたのでしょう。狙いを定めています。
下降の準備をしています。
下降の体制に入ります。
真っ逆さまに突っ込みます。
正に急降下です。
水面に近づきました。
水しぶきを上げて飛び込みました。
魚を捉まえています。
両足を縦にして魚を掴み飛び立ちます。普通の鷲鷹類は両足で横掴みですが、
ミサゴは魚雷を抱いた戦闘機のように縦で掴みます。速く飛ぶには効率が良いので
しょう。
多くのミサゴは、餌獲りした場所では直ぐに食べず遠く離れた決まった場所で
こっそりゆっくりと食べます。邪魔者に横取りされないようにしているのでしょう。
三河湾の汐川干潟などでは、他に邪魔者がいないのか良く杭の上で食べているのを
見かけます。
ホバリングから魚を獲って飛び立つまでは、僅かに14秒の事でした。
今日は、こんな光景が何回も見られましたのは大きな収穫でした。
ミサゴシヨーを充分に堪能した後、遠くに丹沢の大山を見ながらお弁当にしました。
午後の最初はツグミです。この頃漸くあちこちで見られるようになりましたが
以前から比べると格段の少なさです。
河川の土手径にアカハラが現れました。これも少ないです。
直ぐに飛び立って灌木の枝に止まりましたが逆光でお腹の赤が出ません。
目を近づけると微かに見える程度で、ご免なさい。
河口付近で今日期待のハジロカイツブリが現れました。出たと思うと直ぐに潜り
その忙しい事。余程空腹なのかも知れません。
普通のカイツブリの26Cmに比べて5Cm程大きい水鳥です。冬羽はこんなものですが
繁殖期になると目の後ろに飾り羽が出て綺麗な姿になります。
カワウにも繁殖羽がぼつぼつ出てきました。部分的に白いのがそれです。
河口ではヒドリガモが群れていました。
総体に鳥の個体数は少ないながらも、種類としては63種が見聞き出来、これまでの
観察記録の中では最高でした。
冬の探鳥は今日のように暖かい日ばかりとは行かず、寒い風が吹き続ける日もあります。
その点、今日は幸せな一日でした。今日のトップスターは、ミサゴと、ハジロカイツブリ
と一部の人しか見ていないアリスイぐらいになりましょうか?
1月11日 昨日の天候から見ると想像も付かない曇り空になりました。
お寺さんが8日までお休みでしたので今日、初参りに出掛けました。
途中でお花を用意して行くと月曜日で定休日となっており、門は開くものの線香の販売
も無く仕方ないので、お花と樒だけあげてお詣りして来ました。
帰りに東京駅で降りて、お濠へ行って見ました。先月の18日にも見ましたミコアイサ
が、まだ居るのかと行って見ると居ました。先月は簡単なデジカメなので良く写せません
でしたので今日は少しましなカメラを持参しました。
東京駅は周辺も含めて現在改装中です。やがてレトロ調の駅舎が見られる事でしょう。
楽しみです。
改装中の中央郵便局の時計の針が有りません。
お濠にはコブハクチョウがいました。
キンクロハジロに繁殖期の飾り羽が出ています。
目当てのミコアイサはキンクロハジロの群れの中で眠っています。
ミコアイサは体長42Cmの鴨の仲間です。
何かに驚いたのか、キンクロハジロの群れが移動すると一緒にミコアイサも起きだし
ました。
完全に目が覚めたようです。
目の回りが黒いので何故か眠そうです。
キンクロハジロと一緒に羽ばたきを始めました。暗くて遠いのでブレています。
夜は平家物語の講座が有るので朝から出抜けました。東京から真っ直ぐ鎌倉へ向かい
ます。
講座は巻十一の逆櫓の条に入りました。頼朝の軍監として従軍した梶原景時が分別顔
で逆櫓を進言したのに対し義経は若気の至りで聞き入れなかった事が、義経と景時との
不仲の因になり、ひいては頼朝の疑惑を招き義経の不運に繋がることになるのです。
然し、平家物語は飽くまでも物語で史実では無いので文学的脚色が随所に有り、
琵琶法師が語る際に受けが良いように表現されて居ますから必ずしも事実で無い場面が
あります。
その点、平家物語と吾妻鏡とでは相違点が有り、今ではそれを確認する術が無いの
で判りません。読者の判断に任せるだけです。また、そこに面白みが湧いてきます。
かくして新年も11日が過ぎました。随分と長くなってしまいました。