Heal-log

つれづれなるままに。

初心。

2007年08月07日 | つれづれ
社会人になって6回目の夏、友人の計らいで、入社からお世話になった先輩と同期で食事をすることが出来た。

あの年の新卒がとても大事にされていたこと。
人や製品を守るために、並々ならぬ苦労をした人がいること。
破格の早期退職制度を断って、会社に残る選択をした人がいること。
それぐらい、その製品の成功を願った人がいたということ。

新人時代には聞くことが出来なかった話を聞けた。


6年後の今、私はその製品を扱う立場にあって、結構奮闘しているんだと思う。
状況は少しずつ、でも確実に良くなってきているんだと思う。
私も概ね仕事を楽しんでいるんだと思う。

でも、それでも逆風やらノイズやら人間関係やらお金やら社内やら社外やら、いろんな糸やら意図やら胃とやらが絡まって、少し窮屈で、少し息苦しかった。

らしくないと言われるかもしれないけれど、結婚を機に辞めようかとも思ったし、転職しようかとも考えていた。
ちょっとしたダウンカレント。ぐるぐるぐる。


今日はそんな話を出した訳ではないけれど、何だか浮上した気がする。
転職して活き活きしている友人にパワーを貰い、先輩には原点を見せて頂いた。

私は自分の会社が別段好きな訳ではないけれど、製品には心底惚れ込んでいるらしい。
だから、この製品が日の目を見るところを見届けたいんだと思う。


もう少し、頑張ってみようかな。

「ふりだしにもどる」。

2007年08月03日 | 
生まれて初めて、「乗った飛行機が出発空港に引き返す」という事態に遭遇した。

15時のアポイントだったのに、アサイチで移動した。
その方が、一日を有効に使えると考えたからだ。
8時15分に離陸して、9時35分には神戸に到着している筈だったのに、11時半に羽田に降り立ってしまった。


滑走路は目の前に見えているのに、あと1メートルくらい下りれば地面なのに、それでも着陸出来ないなんてことがあるらしい。それも2回も。
目に見えないくせに「気流」というのは曲者である。
(なんでも神戸空港は海沿いなので、意外と風の影響が強いらしい)


結局、すぐに伊丹便に飛び乗って、何とか神戸にたどり着いた。
帰りは遅かったので新幹線。
今度は新神戸に引き返すことなく、無事に品川に到着。
地に足をつけた移動は安心だ。
新700系のぞみだったし(新品のニオイがたまらなく臭かったが)。


思わぬところで台風の影響。
ああ、長い一日じゃった。