Heal-log

つれづれなるままに。

平和な島;アマンプロその1。

2007年11月24日 | 
ハネムーンの行き先については、相当悩んだ。
悩んだ結果、常に私の中で『世界一のリゾート』であり続けるアマンリゾーツの一つ、アマンプロに行くことに決めた。

アマンプロはフィリピンのパマリカン島というところにある。
と言うよりはパマリカン島=アマンプロというべきか。
この島には1軒のホテル以外はなにもないのだから。

そんなわけで「ハネムーンは何処に行くの?」という問いに対する答えには苦労した。
「フィリピン」と答えると「治安には気をつけて」と言われ、
「パマリカン島」と詳しく言っても誰も知らず、
「アマンプロ」と言ったところでピンと来る人も少ない。
最終的には「南の島へ」と言うことにした次第である。

前置きが長くなってしまったが、以下が6泊7日にわたる我らの旅日記。
アマンマジックに皆様もはまりますように。



パマリカン島へはマニラを経由する。成田から片道4時間程度である。
近距離ということで、機材はほぼ国内線(!)
テレビもなく、足置きもなく、狭い・・・。

けれども、アマン気分はマニラに到着した瞬間から始まる。
国内線の空港に移動すると、アマンプロの専用ラウンジにて待機。
ドリンクとスナックを用意してくれる。



そして、ここでのお約束は・・・、



体重測定!
パマリカンへの飛行機は小さいので、荷物の重量制限もあるし、乗客の重量も管理されてしまうのである。

ただし、配慮付き。


体重は周りにも自分にも公表されず(ホッ)。

30分ほどゆっくりしたら、いよいよ飛行機へ。
本当は2時間程度あるらしいのだけれど、近づく台風の影響で、離陸が早まったらしい。
ちょっとラッキー。



アマンプロ1号という飛行機に搭乗。
びっくりするほど小さい。何でも19人乗りだそうな。


乗ってまたまたビックリ。
操縦席が丸見えだ。さらに妙な水蒸気が充満する機内。
めげずに寝たら、1時間ほどで無事パマリカン島に到着した。

「Welcome to amanpulo, Mr and Mrs...」と笑顔のスタッフがお出迎え。
何組もの乗客(それもほぼ日本から)がいる中で、どうして私たちの名前が判るのか。
アマン最大のマジックかつ謎だと今でも思う。

島内の空港からはゴルフカートのような車で移動(滞在中はこのカートを貸してくれる)。
直接お部屋に行くことも出来るが、チェックインの前に島内を案内してくれるらしい。
私たちは案内をお願いした。

まずはビーチフロントの「beach club」へ。



ああ、海だー。
タイミングよくおしぼりとネクターのようなジュースが出される。美味。
食事やアクティビティの説明を受けて、今度はフロントのある「club house」に案内される。
レストランなどの説明を受けた後は、いよいよお部屋へ・・・。


アマンプロの客室はすべて「casiita=カシータ」と呼ばれるヴィラタイプである。
ロケーションによってヒルサイド、ビーチ、ヒルトップの3種類がある。
今回の私たちのカシータは7番、ビーチカシータである。


室内にはいると、ハープの心地よい音楽、ほどよい空調とウェルカムグッズに迎えられる。
チェックインはいたってカンタンに終了して、部屋をうろつくと、荷物もすでに届いていた。



スタッフがいなくなったことを確認したら、


ベッドに飛び込んでみた。フカフカ。


荷物を片付けたら、お次はビーチに下りてみる。部屋からはわずか1分。


ハンモックを発見。
相棒曰く、あまり寝心地のいいものではないらしい。

ビーチは夕暮れ時。


刻一刻と表情を変えて、太陽は沈んでいった。



初日の夕食はbeach clubで。
オープンエアのテーブルは気持ちいいのだけれど、夜なので残念ながら何も見えない(トホホ)。



ベイクドポテトとコロッケ(本当はカラマリフリッターを頼んだのだけれど)、


そしてシーフードパエリアをオーダー。
パエリアはなぜかおじやの味だった。

食後はclub houseに寄って、明日からのアクティビティの予約を入れた。
ダイビングにピクニック、マッサージなど試したいことは盛りだくさん。

そんなわけで、ハネムーンのはじまりはじまり。